更年期少女 の商品レビュー
真梨幸子と、そしてイヤミスというのもと初めて出会った一冊 タイトルと松苗あけみ先生の装画にひかれて読んでみたら大変なことに笑 これ以降真梨幸子作品をいくつか読んだけど、だんだんと陰惨さを増してる気がして・・・これぐらいが一番いいな、と再読
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朝7時から読み始めて約3時間半で読了! 面白かったー! 少女漫画【青い瞳のジャンヌ】をこよなく愛する「青い6人会」の物語 まさにタイトル通り! いろいろぶっ飛んでて逆に笑えたり更に衝撃の真相も味わえ最高のイヤミスでした!
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私もそろそろ更年期、イライラすること、家庭内での不和なんかもわかります。そんなときにリフレッシュ出来るのは推しの存在だったり、こんなふうに小説を読んでいる自分時間なので、登場人物たちの「青い瞳のジャンヌ」という少女漫画に心酔する気持ち、めちゃくちゃ共感。 周りのママ友が、オバサン...
私もそろそろ更年期、イライラすること、家庭内での不和なんかもわかります。そんなときにリフレッシュ出来るのは推しの存在だったり、こんなふうに小説を読んでいる自分時間なので、登場人物たちの「青い瞳のジャンヌ」という少女漫画に心酔する気持ち、めちゃくちゃ共感。 周りのママ友が、オバサンのよくある地味〜だけどまあまあ小綺麗で値段ちょい高めレディースブランドものファッションに身を包んで、ある意味で「量産型オバサン」になっていく。一昔前は「オバタリアン」みたいな肝っ玉母さんが一般的だったのかもしれないけれど、そんなことをしていたらヒソヒソされて最悪晒される。世の中はどんどん無難無難な方向に逃げていく。 どうしてこんなに胸がトキメかないような服を着て喜んでいるんだろう?どうして「みんなが良いって言うから」だけで対して可愛いとも思わない名前だけのブランドに身を包んでいい気になるんだろう?そりゃ職場ではTPO考えてシンプルなパンツスタイルだけど、私服くらいはふりふりドレス着たって良いじゃない、自分の好きなものなんだもの、の精神で私も更年期少女やらせてもらってます。 このタイトル、何度も繰り返し言いたくなる魔力がある。文庫版ではタイトルが変わってしまったみたいだけど、これは更年期少女だと思う。 思春期の頃に熱中していた少女漫画のファンクラブで青春を取り戻そうと躍起になるけど、その時とまるで環境が違う。旦那や子どもがいたり、親の介護があったり、仕事があったり、性欲があったり、貧困状態だったり、逆に変にお金を持っていたり。学生時代のように勉学と恋愛以外はほぼ何も考えずに生活する、なんてことはできない大人の立場なのに、目を背けるキャラクターたち。 その捻じれのようなものが事件を巻き起こしていく。人間関係も拗れて、殺人事件まで起きて……。 最後はどんでん返し。推しは推せる時に推せ、が私の好きな格言だけど、のめり込み過ぎは良くないし客観視も悪くないと反省。 真梨幸子先生はオバサンのドロドロ書かせたらピカ一です。
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更年期突入の女性らのファンクラブはお金がある分優雅に会合。 だが、実体は複雑な家庭事情を抱えている。小説では大げさにかいてあるがみんな直面する問題で読んでいるうちに入り込んでしまう。 次々に起こる殺人事件、そしてメンバーの内情を容疑者の子に語る大人たち。 嫌な感情が押し寄せるけど...
更年期突入の女性らのファンクラブはお金がある分優雅に会合。 だが、実体は複雑な家庭事情を抱えている。小説では大げさにかいてあるがみんな直面する問題で読んでいるうちに入り込んでしまう。 次々に起こる殺人事件、そしてメンバーの内情を容疑者の子に語る大人たち。 嫌な感情が押し寄せるけど、読むのをストップできない。読ませる力があるような気がする。
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面白かった ミレーユの実母の介護に追われるところとか 生々しくて、、次は誰が殺されるのかとか 楽しく読めました
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いかにも居そうな熱狂的なオタクフアン、 この物語に出てくるのは中年の叔母様の 青い瞳のジャンヌと言う漫画のフアン達。 これはどの年代にも関わらず、人生の一部に こう言う側面はあるものだ。 最近はSNSも盛んで、匿名でフアン同士が 盛んに議論したりするのもよく分かる。 そこを突いた...
いかにも居そうな熱狂的なオタクフアン、 この物語に出てくるのは中年の叔母様の 青い瞳のジャンヌと言う漫画のフアン達。 これはどの年代にも関わらず、人生の一部に こう言う側面はあるものだ。 最近はSNSも盛んで、匿名でフアン同士が 盛んに議論したりするのもよく分かる。 そこを突いたオバ様方の優美なフアン活、 そこには現実逃避する裏の姿も描かれ ハラハラしながら先行きを見守っていたら 殺人事件まで起きて、この先どんな最終回になるのか此方も真梨幸子フアンとしてドキドキしながら 最後のページまで読み進めた!
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「青い瞳のジャンヌ」という昔の少女漫画にはまった おばさま方が集まる会が「青い六人会」。 それぞれ、マルグリット、ジゼル、ミレーユ、シルビア、 ガブリエル、エミリー、とハンドルネームで呼び会う。 そんな青い六人会のメンバー内で殺人事件が起きる。 殺人事件は、別々に起こるけど、ど...
「青い瞳のジャンヌ」という昔の少女漫画にはまった おばさま方が集まる会が「青い六人会」。 それぞれ、マルグリット、ジゼル、ミレーユ、シルビア、 ガブリエル、エミリー、とハンドルネームで呼び会う。 そんな青い六人会のメンバー内で殺人事件が起きる。 殺人事件は、別々に起こるけど、どうやら犯人は 青い六人会のメンバーのようで…。 いろいろと読んでて、騙されましたー( ゚ε゚;) そういう意味では、おもしろかったなぁー。 いい大人のおばちゃま方がドレスを着て、巻き髪して、 って思うとちょっと笑えた。 年齢相応の姿が、自然なんだよねー。 話は変わるけど、ジャンヌって聞くと、私は 「神風怪盗ジャンヌ」だなー笑 (分かる人がいたら、嬉しいー(*´艸`*)) そういう意味では、当時熱狂的に読んでたし、 このおばちゃま方のはまったジャンヌに対する気持ちは わからんでもないかもなぁー。
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少女時代の超人気マンガ「青い瞳のジャンヌ」の熱烈なファンクラブの代表メンバーの6人が、ふとしたことから殺人事件に巻き込まれていき真相は一体…!?というお話。 なんというタイトル!間違いなくイヤミス!と思い手にとったけど、予想は裏切られず。登場人物みんなおかしな人ばかり。読みやす...
少女時代の超人気マンガ「青い瞳のジャンヌ」の熱烈なファンクラブの代表メンバーの6人が、ふとしたことから殺人事件に巻き込まれていき真相は一体…!?というお話。 なんというタイトル!間違いなくイヤミス!と思い手にとったけど、予想は裏切られず。登場人物みんなおかしな人ばかり。読みやすいし何がどうなってつながってるの?!と一気に読んでしまう。最後まで読んで「え!?そうだったの!?」と見返すことに。読後感はあんまりよくないけど面白かった
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とりあえず題名と設定が秀逸。ベルばらのような世界観で優雅にお茶を嗜む5人の選ばれし精鋭。マルグリットさん、エミリーさん、シルビアさん...その実態はくたびれたおばちゃん軍団。少女漫画オタクのファンクラブ幹事メンバー。彼女らに次々と不幸が襲ってくる。最後まで読んでもわからない部分が...
とりあえず題名と設定が秀逸。ベルばらのような世界観で優雅にお茶を嗜む5人の選ばれし精鋭。マルグリットさん、エミリーさん、シルビアさん...その実態はくたびれたおばちゃん軍団。少女漫画オタクのファンクラブ幹事メンバー。彼女らに次々と不幸が襲ってくる。最後まで読んでもわからない部分が多く消化不良だが、イヤミス特有の面白さがある。イヤ度はかなりのもので、特にミレーユが見事なぐらいにサイテー。でも特に読後ドンヨリともせずアッサリした気分。なぜだ?この漫画的な展開が現実味から遠ざけてくれたのか?装丁も表と裏が秀逸。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
SNSで見かけて面白そうなので図書館で借りた本。 真梨幸子さんのお話は読みはじめたら続きが気になって一気読みするんだけど、読後感が良くないからどうかなぁ?と思いつつ。 以下ネタバレ。 イヤミスだねぇ。途中はかなりワクワクハラハラしながら読んだんだけど、後半はなんかいろいろわかってうーんって感じ。 ラストも犯人が呆気なすぎたし。え……そうなん?みたいな。 ガブリエルが男性だろうなってのは最初からなんとなくわかったから、特に驚かなかったけど、漫画家さんの正体にはちょっと驚いた。 てか、一番強かやったんは枝美子ってことよなぁ。
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