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南の子供が夜いくところ の商品レビュー

3.7

119件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2011/10/24

ホラーってほどでもないんですが、一応。 恒川さんの本は気持ち悪さがキモチイイ的なところあります。 今回もまるっきりの短編か?と思わせていて連作でした。

Posted byブクログ

2010/04/03

どこかの南の島を中心とした連作短編集。 異界との狭間にあるような物語の雰囲気はこれまでどおり。 日本ではない異国の話なので、より彼岸に近い感じがする。 好みではあるけれど、今ひとつ釈然としないのは表紙が好みでないからか。

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2010/03/28

純和風ホラーが話題の恒川光太郎作品ということで読書。 呪術的な南洋の島で起こる不思議な出来事を描いた短編集。 従来の純和風な雰囲気とは違い、今作は南の島が舞台。背筋がひやっとするような話を作るのが本当に上手い作家さんだと思いました。ただ、ここ数作同様に『夜市』などの作品を越え...

純和風ホラーが話題の恒川光太郎作品ということで読書。 呪術的な南洋の島で起こる不思議な出来事を描いた短編集。 従来の純和風な雰囲気とは違い、今作は南の島が舞台。背筋がひやっとするような話を作るのが本当に上手い作家さんだと思いました。ただ、ここ数作同様に『夜市』などの作品を越えるような面白さは見出せなかったのが残念でした。今後に期待したいところです。

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2010/03/28

タカシが呪術師ユナさんに連れられて来た南の島々で起こるのは、精霊、悪霊たちが織りなす不可思議なのか、それとも、心の中に潜む夢なのか。「では素晴らしい人生とは何かね?何があると素晴らしいのだね」との問いかけも現実なのか幻なのか判らない。

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2010/03/21

連続短編ですが、全てがいつものように不可思議話ばかり。 進んでみたり、後ろに戻ってみたり。 むしろ話が後ろに行くほどに、不思議度が上がっていきますね…w もう何がどうなっているのか。 むしろ子供の母親はどこで何してるんだろうとか いつもながらに違う所に疑問が…。 借金、どうなっ...

連続短編ですが、全てがいつものように不可思議話ばかり。 進んでみたり、後ろに戻ってみたり。 むしろ話が後ろに行くほどに、不思議度が上がっていきますね…w もう何がどうなっているのか。 むしろ子供の母親はどこで何してるんだろうとか いつもながらに違う所に疑問が…。 借金、どうなったんでしょう? しかし120歳。 毎年数えていたんでしょうか?w

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2010/03/12

いつも新刊を秋頃出されるのに、今回は出ないな~と思ったら2月頃に出ていたという。 それはさておき、今回も素敵な話だった。 恒川さんの作品は「非日常が日常として文章に溶け込んでいる」ことに魅力があると思う。 勿論話の中で非日常は「不思議」として記述されているのだけれども、例えば見た...

いつも新刊を秋頃出されるのに、今回は出ないな~と思ったら2月頃に出ていたという。 それはさておき、今回も素敵な話だった。 恒川さんの作品は「非日常が日常として文章に溶け込んでいる」ことに魅力があると思う。 勿論話の中で非日常は「不思議」として記述されているのだけれども、例えば見た目若いけれども実は120歳のユナが当たり前の「日常」として普通に溶け込んでいる空間――例えばティユル氏が何故そんな姿になったのかという根本に触れることなく、ただそこにいたのを見つけたという非日常のみ描写される空間――ありとあらゆるところに非日常に隠された(読み手にとっての)不思議を綺麗にまとめあげ、且つそれを読み易い文体で記述していくのだから、作品の空気に惹かれるタイプの私にはたまらない。 100%謎の解明を求めるタイプには一寸不完全燃焼だろうが、童話が楽しめる人ならオススメ。

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2010/03/11

垣川さんの短編集! ホラーというよりは、ふとしたことからアナザーワールドに紛れ込むような感じのお話が多かったです。 タカシ君という小学生とユナさんという中心に時にはリンクし、時には独立したお話として物語は進みます。 ほんまこういう夜と闇のハザマの妖しい世界を描かせたら垣川さんうま...

垣川さんの短編集! ホラーというよりは、ふとしたことからアナザーワールドに紛れ込むような感じのお話が多かったです。 タカシ君という小学生とユナさんという中心に時にはリンクし、時には独立したお話として物語は進みます。 ほんまこういう夜と闇のハザマの妖しい世界を描かせたら垣川さんうまいですね~!! ちょっとした魔や気の紛れで闇のアナザーワールドへ! そして、はまるとなかなか抜け出せませんよ~ 皆さんもおきをつけを

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2018/11/30

ファンタジーと言うよりも幻想…神話、伝説、伝承、そして現在…同じ島を舞台にした短編ながらも、時間軸は行ったり来たり。そして微妙につながり、切れる緩やかなリエゾン…ため息が出る。

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2010/03/09

2010/3/9 朝日新聞(...だったかな?)で紹介。この作品はミステリー?ホラー?それともファンタジー??

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