インディペンデンス・デイ の商品レビュー
何らかの形で独立していく女性たちの連作短編集。「ひなたを歩こう」ってお話が一番よかった。というか、全部が優しくて冬の朝に飲むお味噌汁みたいだった。背中を押してほしい時に読んだ本の内容が自分にフィットすると、物語ってすごく効くことを改めて。
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いろんな悩みや、いろんな苦しみ、少しの幸せをそれぞれの住む町で、日々感じながら生きるたくさんの女性たちのはなし。短篇集だけどリレー方式で、前に出てきた人と、どこかで繋がってる。 この書き方、好き。共感できるどこかにありそうな話ばかり。 「月とパンケーキ」「バーバーみらい」「名もな...
いろんな悩みや、いろんな苦しみ、少しの幸せをそれぞれの住む町で、日々感じながら生きるたくさんの女性たちのはなし。短篇集だけどリレー方式で、前に出てきた人と、どこかで繋がってる。 この書き方、好き。共感できるどこかにありそうな話ばかり。 「月とパンケーキ」「バーバーみらい」「名もない星座」「お宿かみわら」「缶椿」「ひなたを歩こう」良かった。
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図書館の新刊本の棚にあったので、手にとった本。そうでもないと、多分、手にとらなかった本。ひとつひとつの作品がドラマチックで、小さいながら宝石のような輝きがある。使い古したことばだと、まさに、珠玉の物語たち。読んでよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
連作短編集は好きでよく読むけど、ショートショートで連作っていうのは初めて読んだ。なるほど。なかなか、良い。 「バーバーみらい」「幸せの青くもない鳥」もさる事ながら、私が一番好きだと思ったのは「魔法使いの涙」。 最初と最後にきた話も、ケンちゃんが可愛くて良かったなぁ。いかにも原田マハらしい偶然が生むハッピーエンドには、ちょっと苦笑してしまったけど。
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あこがれの川向こうの町へ、私は私から独立するために。 小気味よいテンポで次から次へと物語が展開していく。 ひとつひとつは20P足らずの短編なんですがサラッと書いてしまうにはもったいないぐらいの素敵なドラマがここにはいっぱい詰まっています。 前の話しにちょこっと出てきた女性がバトン...
あこがれの川向こうの町へ、私は私から独立するために。 小気味よいテンポで次から次へと物語が展開していく。 ひとつひとつは20P足らずの短編なんですがサラッと書いてしまうにはもったいないぐらいの素敵なドラマがここにはいっぱい詰まっています。 前の話しにちょこっと出てきた女性がバトン渡すように次の話しの主人公に、そしてそのバトンは巡りめぐって最初の主人公に。 人生いいことばかりじゃないけど悪いことばかりでもない。 前を向いて歩いていこう。 今日が私の独立記念日。 読み終わったあと、僕の心の中を爽やかな風が駆け抜けていく。
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原田さんらしく フワッと頑張る女性達の姿が描かれています。 連作短編集なので 登場する人たちがどこかで繋がっているのも面白い。
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インディペンデンス・デイって独立記念日なんだど最後の最後のになって気付きました。そういえば独立記念日がテーマとして、またはキーワードとして一貫しでいました。短編集ですが、それぞれの登場人物につながりがあったりして、ひとつの物語としても楽しめます。思わず涙がこぼれる話もあります。(...
インディペンデンス・デイって独立記念日なんだど最後の最後のになって気付きました。そういえば独立記念日がテーマとして、またはキーワードとして一貫しでいました。短編集ですが、それぞれの登場人物につながりがあったりして、ひとつの物語としても楽しめます。思わず涙がこぼれる話もあります。(最近涙もろくなってしまいました。花粉症かな?)魔法使いのおじいさん、よかったなぁ
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今日は私の独立記念日 さまざまに悩み、しがらみに揺れる女性たちに贈る連作短篇集。 皆がどこかで繋がっているのがまた楽しい。 「ひなたを歩こう」がお気に入り。 【図書館・初読・3/17読了】
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それぞれ若い女性を主人公に、普段の生活に潜む小さな転機に気づく瞬間をとらえた24編の連作短編集。誰にでもありそうな人生上のつまずきや、惰性に流されがちな日常から抜け出す決意をした瞬間など、それぞれの主人公たちにとっての「インディペンデンス・デイ(独立記念日)」が、いくつかのチェイ...
それぞれ若い女性を主人公に、普段の生活に潜む小さな転機に気づく瞬間をとらえた24編の連作短編集。誰にでもありそうな人生上のつまずきや、惰性に流されがちな日常から抜け出す決意をした瞬間など、それぞれの主人公たちにとっての「インディペンデンス・デイ(独立記念日)」が、いくつかのチェイン・ストーリーとして描かれている。ちょっとかっこいいタイトルと表紙だ。
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