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インディペンデンス・デイ の商品レビュー

4.1

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    11

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2012/10/29

連作短編で、一話一話が短いので、なかなかサクサクとは行かなかったけれど、登場人物みんな良くて、「次につながっている」感じは面白かったです。すごく良いな、って思った作品もいっぱいあったはずなんだけど、タイトルも中身も覚えているのは、なぜか「バーバーみらい」です。 2012/10/2...

連作短編で、一話一話が短いので、なかなかサクサクとは行かなかったけれど、登場人物みんな良くて、「次につながっている」感じは面白かったです。すごく良いな、って思った作品もいっぱいあったはずなんだけど、タイトルも中身も覚えているのは、なぜか「バーバーみらい」です。 2012/10/26読了

Posted byブクログ

2013/01/01

独立日がキーワードの短編小説。短編は苦手なのですが、原田さんのどの短編にもハズレ無し、と思いました。それぞれの作品はちょっぴりジーンとし、前向きな気持ちになれるが良いです。短編なのに、しかも24作ある作品なのに、あの完成度は素晴らし過ぎます。

Posted byブクログ

2012/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

24つの話からなる、タイトルのごとく女性の独立をテーマにした話。 川の向こうへ引っ越す女、に部屋を斡旋した不動産の女、がよく行くバーの女、の担任の女、を取材した女、が行くネイルサロンの女・・・というように全てがつながっている!これはすごい! しかも途中から私はそのからくりに気付き、もしやと思って最初から注意深く読みなおして、やっと気づいた。 それぞれの女性の歩く姿ももちろんいいのだけど、自分の関わる誰かが誰かと繋がって、まわりまわってとても遠くまで繋がり、いつか自分にまた戻るような、わっかのような人との繋がりがとても心あたたまった。 バタフライエフェクトのような。少し違うか。 ああ、さわやかで優しい小説だったなあ。 おすすめです!

Posted byブクログ

2012/07/16

インディペンデンス・デイはアメリカの独立記念日をなぞえた話。短編集なのだが、人々が絡み合って、とても面白かった。

Posted byブクログ

2012/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

様々な女性がそれぞれの困難を経て自立の旗を立てていく短編集。しかもスピンオフのように各話の登場人物がリンクしていくのだ。全く偶然に図書館で手に取ったのであるが、スピンオフ好きの私にとっては僥倖であった。登場する女性は誰もが大なり小なりの辛苦を抱えている。しかもそのどれもが救いようのないような、かなりひどいものだ。失恋、病気、家族の死。物語の始まりからすると、とてもハッピーエンドになりそうにない設定。それが、この短い間に、さらりと涼やかな風になる。それはもう、泣きたいくらい涼やかに。物語の終わりは全て前向きで、かといってご都合主義でも押しつけがましくもない。読後感がとてもいい短編集。傷ついた女性の夜の読み物として最適だと思う。とても読みやすいので、人生経験の少ない若い女性にぜひ読んで欲しいなあ。

Posted byブクログ

2012/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集なのですが、登場人物がループしてます。 最後の話まで全部読んでやっとストンと腑に落ちる。 けっこう長いこと余韻が残る本でした。

Posted byブクログ

2012/01/16

様々な人に訪れる「独立記念日」。 本の少しずつのつながりをつなげて1冊の本をループさせた展開も楽しく、温かい気持ちになりながら読みました。

Posted byブクログ

2011/12/01

それぞれの独立を決意する女性たちが 主人公の24の短編集。 前のお話にちょこっと出てくる人が 次の話で主人公になっているリレーストーリー。 さくさくと読めて 楽しかったです。

Posted byブクログ

2011/10/31

基本的に短編はあまり好きではないのですが、この作品は本当に短いお話の中で何度も涙が出ました。 いろいろな立場にある女性たちの「独立しよう」と決心するストーリーが24篇。 それぞれのストーリーの中に出てくるヒロインとは別のちょい役ででてくる女性が、次のストーリーのヒロインになってい...

基本的に短編はあまり好きではないのですが、この作品は本当に短いお話の中で何度も涙が出ました。 いろいろな立場にある女性たちの「独立しよう」と決心するストーリーが24篇。 それぞれのストーリーの中に出てくるヒロインとは別のちょい役ででてくる女性が、次のストーリーのヒロインになっているので、つながっている雰囲気も味わえました。 何かから「独立する」ということは、何かを捨てて何かを得ようとする決心が必要であり、独立というとかっこいいイメージがあるけれど痛みも伴うものであることが感じられました。 しかしそんな痛みも含め、登場人物たちが前向きに「独立」していく姿がとても強く、りりしく感じられました。 原田マハさんの小説の中では、上司や父親が助言する言葉がとてもグググッとくるので好きです。 今回は「幸せのあおいとりじゃないとり」について話すお父さんの言葉にグググッときました。 マハさんの作品、本当に好き。 また他の作品も読みます!!

Posted byブクログ

2011/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

24話もある連作短編集。 何かから離れる、独立する、そんな日々を綴ってあってせつなかったり応援したりした。 ああ、どれも「あぁ、何か、うんがんばろうねぇ」と思わせる話だった。よかった。

Posted byブクログ