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真夏の島に咲く花は の商品レビュー

3.4

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2014/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フィクションだけど、フィジーの暮らしが分かるような青春の物語。登場人物は、先住民系フィジー人、インド系フィジー人,移住してきた中国人、日本人、ワーホリで来た日本人。それぞれの人物がとてもうまく描かれていると思った。

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2014/03/07

自分からは読まないタイプの小説。 フィジーに住むフィジアン・インド系フィジアン・中国系フィジアン・日系フィジアンそれにワーキングビザで働いてる日本人たちをめぐる恋愛あり政治的要素ありのお話。 フィジーの人たちのように今日の事しか考えない生活もいいなぁ・・・とちょっと憧れる。 にし...

自分からは読まないタイプの小説。 フィジーに住むフィジアン・インド系フィジアン・中国系フィジアン・日系フィジアンそれにワーキングビザで働いてる日本人たちをめぐる恋愛あり政治的要素ありのお話。 フィジーの人たちのように今日の事しか考えない生活もいいなぁ・・・とちょっと憧れる。 にしても、本当にフィジーってタロイモでもマンゴーでもそこかしこに自生していて、ホームレスの人でも食には困らないのだろうか・・・。

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2014/06/22

フィジーで、様々な人種が織りなす物語。 住むところが違っても、考え方って変わらなかったりするのかな。

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2013/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

設定は好きです。フィジーへは行った事もないのですが、国民性とかはよく分かる気がしました。ただ、最後までそののほほんとした雰囲気のまま終わって欲しかったです。

Posted byブクログ

2016/07/17

垣根涼介の物語の構成力に驚くばかりだ。 観光として有名なフィージー島。 そこの若者たちの青春。 フィージー人。インド系フィージー人。日本人。中国人。 ブラと言って、にこやかに笑いかける。 透きとおった海があり、果物はたっぷりある楽園。 『世界一早く朝を迎え、 世界一遅く夜がふけ...

垣根涼介の物語の構成力に驚くばかりだ。 観光として有名なフィージー島。 そこの若者たちの青春。 フィージー人。インド系フィージー人。日本人。中国人。 ブラと言って、にこやかに笑いかける。 透きとおった海があり、果物はたっぷりある楽園。 『世界一早く朝を迎え、 世界一遅く夜がふけるこの島には、 人しれず伝説の赤い花が咲く。』 そこで、クーデターが起こる。 観光をベースにしていた土産屋は、観光客がこなければ、 成り立たない。 リゾートホテル、日本料理屋、観光会社。 軒並みに影響を受ける。 物語の主人公 ラトゥ。 アイスキャンディをガソリンスタンドでのんびりと食べている。 自由に生きるとは何か。 しがらみがないとおもわれる楽園にも、様々な束縛が、 錯綜する。 茜は、ラトゥを好きになるが、なぜ好きなのか? その答えが、最後に用意される。 みんな ラトゥが好きなんだよ。 日本人のヨシは、気配りしすぎて、器用貧乏なんだね。

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2013/04/04

フィジー島に住む日本人、中国人、インド人、フィジー人の話。フィジー人はのんびりガツガツしてない所に突然テロがおきる。そして、それが1ヶ月もテロが止まず観光によって成り立ってる島で商売をしている人に大打撃を受け、ある者は残り、ある者は去っていくという話。

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2013/03/17

文化の違う人達が同じ土地に住めば そりゃ問題がおこるさ。 仲良くできればいいけどね。 この話のフィジーは楽園ではなかった。

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2012/09/23

フィジー島のお話。 中国の反日デモが跋扈するリアルタイムにリンクする。 暴動、略奪。 物質社会がもたらしたもの、失われたもの。 民族、文化、人種。 大きなテーマであるが、とても軽やかな描写。 結末が、こんな感じになるところが、とても現実的。 どこか物寂しくさせるけど、爽やか...

フィジー島のお話。 中国の反日デモが跋扈するリアルタイムにリンクする。 暴動、略奪。 物質社会がもたらしたもの、失われたもの。 民族、文化、人種。 大きなテーマであるが、とても軽やかな描写。 結末が、こんな感じになるところが、とても現実的。 どこか物寂しくさせるけど、爽やかな一冊。

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2012/07/27

今回はフィジーが舞台。 ワイルドソウルでも思ったけど、その国の人間を描写するのが上手。しかも日本人の登場人物と比較して書くから、国民性の違いがすごくわかりやすい。 ヒートアイランドみたいな日本が舞台のより、別の国の要素が入ったやつのが彼は絶対おもしろいです。 フィジー人と...

今回はフィジーが舞台。 ワイルドソウルでも思ったけど、その国の人間を描写するのが上手。しかも日本人の登場人物と比較して書くから、国民性の違いがすごくわかりやすい。 ヒートアイランドみたいな日本が舞台のより、別の国の要素が入ったやつのが彼は絶対おもしろいです。 フィジー人とインド人、そしてフィジーで育った日本人と、フィジーに魅せられてワーキングビザで住み始めた日本人。そして中国人。 それぞれの微妙な関係性、そして恋愛模様がおもしろかったです。同じ場所にいながら、ルーツもバックグラウンドも全然違う人たちだから。 個人的にはチョネとサティーの恋がせつなくて、ふたりの過去の話が読みたかったくらいです。 ただラストが微妙だなぁ・・ なんかうやむやに終わってしまった気がしてすっきりしない。

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2012/07/04

7月-1。2.5点。 フィジーの物語。フィジアンと、インド系と日本人。 それぞれの物語。それだけの話。 うーん。さらっと読めるが、深みがない気がした。

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