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四十九日のレシピ の商品レビュー

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399件のお客様レビュー

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2010/04/27

面白くて、数時間で一気に読んでしまいました。良平の後妻で百合子の継母の乙美という女性は、何と魅力的な女性だったんだろうと思いました。生死に関わらず、大事な人を想う心の暖かさに涙なしには読めませんでした。

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2010/04/25

乙母さんの人柄がしのばれて心があったかくなりました。おもしろかった。イモちゃんが私の中ではどうしても ドラクエ9のサンディに変換されます。おんなじ天使だしね。

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2010/04/24

おそらく自分が20代の頃に読んでいたら、この書が持つ力はそれほど心に響かなかっただろうと思うが、30代も後半に入った今ならすんなりに沁み入ってくる。 文章自体も読みやすく、あれよあれよという間に、読了。 乙美さんが初めて1人で熱田さんの家を訪れた時のエピソードを描いた第5章...

おそらく自分が20代の頃に読んでいたら、この書が持つ力はそれほど心に響かなかっただろうと思うが、30代も後半に入った今ならすんなりに沁み入ってくる。 文章自体も読みやすく、あれよあれよという間に、読了。 乙美さんが初めて1人で熱田さんの家を訪れた時のエピソードを描いた第5章は特に出色で、気持ちを揺さぶる。 あれはやはり女性でないと書けない内容であろう。 井本とハルミの存在設定は、ちょっと中途半端に過ぎる気がした。 この類の物語ならば、あそこはごまかさないでいただきたいと思う、私的に。 それ以外にも全体を通し、細かいところを含め腑に落ちない箇所がいくつかあったり、残念な設定等が感じられるので、ちょっと惜しい作品、かも。 重松清氏の筆力にはやはり少し及ばぬか。

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2010/04/20

乙美が亡くなった後、四十九日までの日々の中で 家族や知人が 彼女を思う。 レシピとはいえ 料理の事はあまり出てこない。 レシピ~処方箋ということなんだなぁ イモちゃんやハルミなんていう ちょっと不思議な人もいて  ファンタジーとも 言える作品。

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2010/04/06

作者と年齢が一つしか変わらないからだろうか。強いインパクトは持たない話かもしれないがスーッと読めて、それぞれの場面の絵が見え、登場人物の表情も見え、それぞれの気持ちに共感できた。 今の暮らしを大切にしようと思った。

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2010/04/06

死んだ妻が、夫や娘に残したレシピとは・・・・・。 いちお、心温まる家族の話、なんでしょうが・・・・なんかあと味がよくないというか・・・ 最後はハッピーエンドなのかもしれないけど、でも途中のいろいろを考えると、スナオに喜べない感じ。 私がひねくれてるのかなぁ?(笑)

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2010/04/06

真っ直ぐ迷いも無く人生を歩いている人なんているのかな・・と、思わせるほど、不器用な人たち。登場人物の個性が重なってしまうような所もあり、もう少し変化があっても良かったと思いました。

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2010/04/02

「レシピ」ってタイトルに付いていたけど、正直料理の話はあまり印象に残らないなぁ。要所要所でポイントとなる料理は出てきてるんだけどね。それよりも、人生年表とか絵手紙が印象に残ったなぁ。私も、死んだら年表作って欲しいなぁ、年表作りながら、家族や友人に楽しい思い出を語ってもらいたいなぁ...

「レシピ」ってタイトルに付いていたけど、正直料理の話はあまり印象に残らないなぁ。要所要所でポイントとなる料理は出てきてるんだけどね。それよりも、人生年表とか絵手紙が印象に残ったなぁ。私も、死んだら年表作って欲しいなぁ、年表作りながら、家族や友人に楽しい思い出を語ってもらいたいなぁと思いました!

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2011/07/16

デビュー作の「風待ちの人」以来、注目している伊吹さんの二作目。この第二作を読むのをずっと心待ちにしていた。期待にたがわず、ユーモアと優しさに満ちた良い作品。あれもこれもと欲張ってアイデアを盛り込み過ぎたきらいもあるけれど、登場人物たちへ注がれる著者の温かいまなざしがいい。

Posted byブクログ