1,800円以上の注文で送料無料

四十九日のレシピ の商品レビュー

4

406件のお客様レビュー

  1. 5つ

    106

  2. 4つ

    176

  3. 3つ

    85

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/09/07

葬式は無理だけど四十九日なら・・こんな送り方も悪くない。 式は亡くなった人のためではなく生きてる人のため。 そういう解釈も分かるけれど故人の一生をこんなにたくさんの人に振り返ってってもらえるなんてこれ以上の見送り方はないでしょ。 残された人もまた笑っていられる。 そんなレシピ...

葬式は無理だけど四十九日なら・・こんな送り方も悪くない。 式は亡くなった人のためではなく生きてる人のため。 そういう解釈も分かるけれど故人の一生をこんなにたくさんの人に振り返ってってもらえるなんてこれ以上の見送り方はないでしょ。 残された人もまた笑っていられる。 そんなレシピ=まさに処方箋。どんな薬より効きそう。 優しさの中にあくの強いキャラもいたけれど亜由美以外はみんなちゃんと相手のことも考えられる人たち。 子供を外に放り出して都合の良い時だけ母親面の亜由美だけはどうしても受け入れられなかったけれど。

Posted byブクログ

2010/09/06

亡くなった妻が「四十九日には大宴会をしてほしい」と言っていたと、突然現れた熱田の前に現れたガングロギャル井本。夫の不倫で離婚を考え、戻ってきた娘。 家族の日常という話なんですが、じっくりと染み入るような感じがする話です。最後のオチはどーなの?と思ったけど。 ぜひ映像化してほしい...

亡くなった妻が「四十九日には大宴会をしてほしい」と言っていたと、突然現れた熱田の前に現れたガングロギャル井本。夫の不倫で離婚を考え、戻ってきた娘。 家族の日常という話なんですが、じっくりと染み入るような感じがする話です。最後のオチはどーなの?と思ったけど。 ぜひ映像化してほしい作品です。

Posted byブクログ

2010/09/05

人間が生きていくために必要なもの。 適切な睡眠、 きちんとした食事、 そして、生きがい。 奥さんに死に遅れた男性のもとに、 離婚を考える娘が戻ってきて、 まさに人生まっくらの状態のところから、 立ち直り、新しく歩き出す再生の物語といいましょうか。 自分が死んだ後も家族がまっすぐ...

人間が生きていくために必要なもの。 適切な睡眠、 きちんとした食事、 そして、生きがい。 奥さんに死に遅れた男性のもとに、 離婚を考える娘が戻ってきて、 まさに人生まっくらの状態のところから、 立ち直り、新しく歩き出す再生の物語といいましょうか。 自分が死んだ後も家族がまっすぐに歩いていけるよう、 生前からいろいろ仕掛けている奥さんが心にくい。 最後は「そこまでこじつけんでも!」と突っ込みを 入れながら、結局は涙がぽろりと出ちゃいました。

Posted byブクログ

2010/09/04

一家親子の人生の死別、離婚を母親が残した調理レシピを通して伝道師の役割をする、教え子から伝えられ、悩みながらも、ほのぼのと立ち向かい夫々の幸せを再発見してゆく。心温まる良い作品だったが。

Posted byブクログ

2010/09/04

妻の乙美が亡くなったあと、何に対してもやる気を失ってしまった熱田の前に現れた金髪ガングロギャルの井本。 彼女は生前の乙美に頼まれて49日までの家事一切を請け負いに来た・・・ そこから熱田、そして熱田の娘百合っち(と井本に呼ばれている)らとの切なくも暖かい人間模様が描かれる。 そん...

妻の乙美が亡くなったあと、何に対してもやる気を失ってしまった熱田の前に現れた金髪ガングロギャルの井本。 彼女は生前の乙美に頼まれて49日までの家事一切を請け負いに来た・・・ そこから熱田、そして熱田の娘百合っち(と井本に呼ばれている)らとの切なくも暖かい人間模様が描かれる。 そんな感じかな? すごく感情移入できる登場人物ばかりで、予想だにしない感涙でした。

Posted byブクログ

2010/09/04

いや〜、泣いたね。 母親が死ぬ話って、感情移入しすぎて いつも正気では読めなくなってしまう。 ほんでまた、このお母さんいい人なんやもん。 ファンタジー苦手なので、最後はちょっと…やけど、 私はこれ、ファンタジーではないと思い込みます。

Posted byブクログ

2010/09/01

決して暗い話ではないのに、随所に涙腺を刺激するポイントが。登場人物の誰かに自分を投影することはなかったけれど、それぞれのキャラクターは違和感なく存在し、瞼の裏側で動く姿が見えるようでした。良い意味で、とてもビジュアル的で、誰にもわかりやすく受け入れやすい作品です。 読み終わっ...

決して暗い話ではないのに、随所に涙腺を刺激するポイントが。登場人物の誰かに自分を投影することはなかったけれど、それぞれのキャラクターは違和感なく存在し、瞼の裏側で動く姿が見えるようでした。良い意味で、とてもビジュアル的で、誰にもわかりやすく受け入れやすい作品です。 読み終わってから気づいたのですが、このポップな表紙絵は登場人物のキャラクターたちだったのですね。この絵のセンス、なかなかイカシテます。物語の後半、やや宗教っぽい展開かもしれないけど、ぐっとくるシーンの連続です。久しぶりに優れた物語を紡げる作家さんに出会った気がします。次の作品が楽しみ。

Posted byブクログ

2010/12/18

乙美が死んでから、四十九日までの物語。乙美は父と娘にレシピを残していた。 ラストが良かった。 不倫や不妊治療など、娘・百合子の家庭の話には嫌だなぁと思うところもあったし、最後の選択もうーん、、と思った。けれども、四十九日までの手伝いに来ていた井本とハルミの話のところで、何かがス...

乙美が死んでから、四十九日までの物語。乙美は父と娘にレシピを残していた。 ラストが良かった。 不倫や不妊治療など、娘・百合子の家庭の話には嫌だなぁと思うところもあったし、最後の選択もうーん、、と思った。けれども、四十九日までの手伝いに来ていた井本とハルミの話のところで、何かがストーンと落ちた。これで良かったんだなぁと。

Posted byブクログ

2010/08/28

家族の再生の物語。血縁とは、考えさせられる。ある意味予定調和で終わった感じだけど、望むべき結末では?

Posted byブクログ

2010/08/27

自分がいなくなるときに、残る人にどれだけのことができるだろう? でもね、亀とワーゲンのくだりはちょっとねぇ。

Posted byブクログ