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楽園(下) の商品レビュー

3.9

249件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    119

  3. 3つ

    62

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2011/02/27

最後まで一気に読んでしまった。 この本を読んでいたら、また模倣犯を読みたくなりました。 随所随所に過去の話が出てくるけど、ここってどんな感じだったかなーってなることが多かった。 続けて読むともっと、楽しかったかも。

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2011/02/19

彼の告白には、まだ余白がある。まだ何かが隠されている。親と子をめぐる謎に満ちた物語が、新たなる謎を呼ぶ。

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2011/02/08

ある事情により母と子の2人でひっそりと暮してきた萩谷家、娘を殺したことを胸に秘め、永井年月苦しみぬいてきた土井崎家、いまだあの事件の傷が癒えない慈子夫婦。過去の殺人と超能力少年のはなしが絡まり、宮部さんの本にはずれなし、という再確認でした。

Posted byブクログ

2011/01/23

模倣犯の前畑茂子が9年後に再度向き合う殺人事件。 等君がサイコメトラーか? サイコメトラーではないという証拠をさぐるうちに 真実へと導かれていく 非現実的な事が現実のものとなっていく 繋がりが面白かった

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2010/12/27

「それでも人は幸せを求め、確かにそれを手にすることがある。錯覚ではない。幻覚ではない。海の向こうの異国の神がどう教えようと、この世を生きる人びとは、あるとき必ず、己の楽園を見出すのだ。たとえ、ほんのひとときであろうとも。」 素晴らしい終幕だったー。 ホントはちょっぴり切なかった...

「それでも人は幸せを求め、確かにそれを手にすることがある。錯覚ではない。幻覚ではない。海の向こうの異国の神がどう教えようと、この世を生きる人びとは、あるとき必ず、己の楽園を見出すのだ。たとえ、ほんのひとときであろうとも。」 素晴らしい終幕だったー。 ホントはちょっぴり切なかったのだけれど、 最後の最後で、泣き笑い。 暖かな結末を残してくれてありがとう!!とお礼を言いたくなるようなほっとするラスト。 しかし、途中まではハラハラドキドキの繰り返しだった。 別に命が狙われるわけでもないのに、 なぜだかドキドキしてしまって。 人と人とが真正面からどんと対峙するときのあの緊張感がずっと続いていたのでした。 『模倣犯』は物凄く暗かったそうだ。 だから、もう『模倣犯』は読まないような気がする。 だって、この物語が物凄くステキな終わり方だったから。 読めてよかったー! これからいろいろと読んでいきたいと心から思ったのでした。 あぁ、宮部さんにハマルハマル、、、大変だ!!! 【12/9読了・初読・先生蔵書】

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2010/12/24

茜が死んだ原因をつきとめる滋子。 本編と断章との繋がりが凄い。 さすが宮部みゆき。 哀しい話だけど、最後は少しだけ救われたかな。

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2010/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

滋子の推察がズバズバッと当たっていく展開は強引過ぎるし、 等の書いた山荘の絵の謎は残ったままだし、 宮部さんだからこそ心残りな点はあるけれど、 それでもやはり「読ませる」力を持った作家さんだと思った。 どんどんその世界へ引き込ませ、一気に読ませてしまう。 ただ新聞への連載物だから仕方ないけど、無駄だと思う部分も多いので、 ギュッと凝縮された「楽園」が読みたかったなぁとは思った。

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2011/01/10

宮部みゆきお得意の超能力と事件モノをからめた「楽園」。 「模倣犯」でずたずたになってしまった前畑滋子のその後・・・というわけではないが、まぁ、いわゆるスピンオフもので、この話には前畑さんしかり、秋津さんしかり、懐かしい顔ぶれが出てくる。あ、昭ちゃんもか。 宮部みゆきの話...

宮部みゆきお得意の超能力と事件モノをからめた「楽園」。 「模倣犯」でずたずたになってしまった前畑滋子のその後・・・というわけではないが、まぁ、いわゆるスピンオフもので、この話には前畑さんしかり、秋津さんしかり、懐かしい顔ぶれが出てくる。あ、昭ちゃんもか。 宮部みゆきの話のもっていき方や登場人物の人となりなどは本当に良くできているんだけど…。 なんというか、出がらし感が垣間見えた。『朽ちてゆくまで』から『模倣犯』までの一連の宮部作品の良いところというかを凝縮したような。 ちょっと鼻白む感じがあった。

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2019/01/16

おもしろい 闇が解き明かされていくにつれて、鳥肌が立つ。同時に悲しい想いにも囚われる。血縁でも切らなければいけないことがあるんだろうか。まだ自分にはわからない。判る時が来ないほうがいい。 最後の最後で、ちょっとほろっとするシーンがあって、読後感も良い。 物語自体は、模倣犯の主人...

おもしろい 闇が解き明かされていくにつれて、鳥肌が立つ。同時に悲しい想いにも囚われる。血縁でも切らなければいけないことがあるんだろうか。まだ自分にはわからない。判る時が来ないほうがいい。 最後の最後で、ちょっとほろっとするシーンがあって、読後感も良い。 物語自体は、模倣犯の主人公の一人を主人公にしているので、模倣犯を読み終えてからじゃないと、ちょっと躓きそう。 宮部みゆきすげー

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2019/01/16

最後、スパーナチュラルな感じで違和感を持つ人もいるかもしれない。そこが宮部みゆきの甘いところだと感じる人もいるかもしれない。でも、私はそこに宮部みゆきの救いを感じる。救いのない話も好きだけど、安心できる方が読む方としては嬉しいから。

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