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ひとり暮らし の商品レビュー

3.5

129件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2022/08/02

結婚式より葬式の方が気が楽だ、みたいなお話の部分が印象に残った。 それと、詩人も一般的な人と変わらないとされているところなんかは、読みながら確かに感じられた。 でも、さすがに霞を食って生きているとは思わないまでも、その視線と、いやもはや自然と化したその体裁は、やはりこれが詩人な...

結婚式より葬式の方が気が楽だ、みたいなお話の部分が印象に残った。 それと、詩人も一般的な人と変わらないとされているところなんかは、読みながら確かに感じられた。 でも、さすがに霞を食って生きているとは思わないまでも、その視線と、いやもはや自然と化したその体裁は、やはりこれが詩人なのかと思った。 だからといって、文章も超自然的かというかとなればそうではなく、とても読みやすいエッセイ、ときどき日記で、春夏秋冬問わず、手に、目に、耳に馴染むものでした。

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2022/07/18

著者の一人暮らしまた、年老いてからの過ごし方を書いたエッセイのようなもの。 たぶん、二十代は読みにくい本なのかなと感じた。 年老いてからまた読もうと思う。

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2022/08/08

老いてゆくのも いいのかなと思える いくつかハッと閃く言葉あり やっぱ詩人 2022年新潮文庫の100冊のうちの1冊

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2022/06/02

還暦を越えた詩人のエッセイ集。 谷川俊太郎さんの言葉は、淡々としていて好き。 老いや孤独について、その只中から、否定も肯定もせずに語られていてよかった。 詩人としてのお仕事や交友関係だとか、たくさんDMが来てその処理が大変だとか、その時代の、知らない世界を覗かせてもらっているよ...

還暦を越えた詩人のエッセイ集。 谷川俊太郎さんの言葉は、淡々としていて好き。 老いや孤独について、その只中から、否定も肯定もせずに語られていてよかった。 詩人としてのお仕事や交友関係だとか、たくさんDMが来てその処理が大変だとか、その時代の、知らない世界を覗かせてもらっているようで面白い。 あとがきまで素敵です。

Posted byブクログ

2022/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰かがどこかでおすすめしていたので 勝手に、若い頃のひとり暮らしのエッセイかと思って、ひとり暮らしする前に読みたいなぁって思ってたら、 まさかの結婚離婚してからの余生のひとり暮らし、、! ちょっとわたしにはまだ早かったかな? 谷川俊太郎の詩を読んでいたわけでもないから、あまり感動もしなかった。 谷川俊太郎または谷川俊太郎とその周辺または詩が好きな人は好きなんだろうな 若者言葉もたくさん出てきたし、時事ネタもあったから、流行に敏感な人なんだろうなと ただ、文章がなぜか読みにくかった… 詩がまだよく分からないから、もっと勉強したら読もうかな あの日 という章では2年くらいの生活が書かれてて、(谷川俊太郎自身はまだ働いているけど)余生の過ごし方の見本になっていると思った ちょうど、リーダーと余生の過ごし方の話をしてたから、タイムリー!とは思ったけど、読むタイミングとしては早かったかな? 装丁が、米津さんの絵だった!たしかに可愛いペンギン!

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2022/04/18

恋は、大袈裟 単純に恋の話をしているのかと思うタイトルだが、 真意は深く、趣があり、母を思い、 言葉が出なくなった。 その内容をひとことで 恋は大袈裟というタイトルになるところもすごいと思う。人間の深みを感じる。 本当に文章がうまく、心に刺さる。

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2021/10/12

谷川俊太郎氏が各雑誌等に書かれたエッセイというより、随想集といった感じ。  娘が子供の頃『スイミー』人気でした。詩人として有名なので、物静かな方かと思いきや活動的なおじ様でした。  詩を書く、読む、聴く全て苦手。谷川氏の「詩」についての想いも全て理解できた訳でないが、そのうち克服...

谷川俊太郎氏が各雑誌等に書かれたエッセイというより、随想集といった感じ。  娘が子供の頃『スイミー』人気でした。詩人として有名なので、物静かな方かと思いきや活動的なおじ様でした。  詩を書く、読む、聴く全て苦手。谷川氏の「詩」についての想いも全て理解できた訳でないが、そのうち克服できればいい。

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2021/07/05

著者の詩を読んだことがないのに詩人がどのような散文を書くのか読んでみた。ありきたりにもっと観念的な文章かと思ったが、さにあらず。また、孤独のイメージが人との交わりに忙しいのが意外だった。本に埋もれず外に出よう、そういう気になった。2021.7.5

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2021/06/15

言葉と一緒に生きている人の、普段の暮らしを綴ったエッセイ。 自分がひとり暮らしを始めるときに、タイトルに惹かれて読み始めた。 ゆっくり緩く読める。 読んでいて心地が良い。そのまま眠ってしまうこともあり、どんなことが書かれていたか忘れてしまった。 読みながら心地よくなれる、気持...

言葉と一緒に生きている人の、普段の暮らしを綴ったエッセイ。 自分がひとり暮らしを始めるときに、タイトルに惹かれて読み始めた。 ゆっくり緩く読める。 読んでいて心地が良い。そのまま眠ってしまうこともあり、どんなことが書かれていたか忘れてしまった。 読みながら心地よくなれる、気持ちのよいエッセイ。

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2021/04/11

詩人で、ご高齢なので、もっと穏やかで和やかなのかなと勝手に想像していました。 でも、海外でお仕事されたり、あちこち出かけたりと、エネルギーが感じられました。 歳を取って、楽しいことは何もない、ただ死を待つだけというような話を耳にすると心が痛みますが、所々に〇〇して嬉しかった、楽...

詩人で、ご高齢なので、もっと穏やかで和やかなのかなと勝手に想像していました。 でも、海外でお仕事されたり、あちこち出かけたりと、エネルギーが感じられました。 歳を取って、楽しいことは何もない、ただ死を待つだけというような話を耳にすると心が痛みますが、所々に〇〇して嬉しかった、楽しかったという表現が出てきてホッとしました。

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