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ライフログのすすめ の商品レビュー

3.2

79件のお客様レビュー

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2012/02/10

デジタル機器を駆使してライフログを取ることの重要性とそのやり方が書かれています。 本書を読んでライフログの重要性はよく分かりますし、将来はそれが当たり前になるんだろうなということも理解できます。 ただ、本書に書かれているような方法で自分自身がライフログを取ろうとは思いませんでした...

デジタル機器を駆使してライフログを取ることの重要性とそのやり方が書かれています。 本書を読んでライフログの重要性はよく分かりますし、将来はそれが当たり前になるんだろうなということも理解できます。 ただ、本書に書かれているような方法で自分自身がライフログを取ろうとは思いませんでした。手間も掛かりますし、何より結構な費用が掛かりそうです。費用対効果という面で自分には難しいなと感じました。ただ、ピンポイントで何かに絞ってライフログを取っていくことはとても価値があると感じました。

Posted byブクログ

2012/01/02

 本書は、タイトルの通りライフログを勧めるものである。  デジタル化に伴い、これまでネックであった記録容量やコストの問題が解決されつつあり、ライフログ(=自分が見聞きしたこと、書いたもの、読んだもの等全てのものをデジタル化し、保存しておくこと)をとることは格段に容易になってきたと...

 本書は、タイトルの通りライフログを勧めるものである。  デジタル化に伴い、これまでネックであった記録容量やコストの問題が解決されつつあり、ライフログ(=自分が見聞きしたこと、書いたもの、読んだもの等全てのものをデジタル化し、保存しておくこと)をとることは格段に容易になってきたと主張する。ライフログで得られる便益を、その懸念点を対比させるとともに示し、実際に自らが行っている活動を紹介している。  ライフログによって得られる便益は各方面に渡っていると著者は主張する。 ■便益 ・仕事:  電子メールをはじめとし、仕事に関わる様々な書類や見聞きした情報、全てのものを保存しておき、それをいつでも呼び出せることが出来れば、仕事は効率的になると主張する。 ・健康:  電子カルテで自分の病気の履歴を保存することをはじめとして、色々なセンサーで日々の情報(例えば、脈拍数や血圧、食したものやカロリーなど)を保存し、病気の治療に役立てたり、病気にならないような生活習慣を送っていくことが出来ると主張する。 ・学習:  教科書を電子化するということをはじめとし、様々な教育コンテンツをデジタル化し保存しておくことで、後からいつでも引き出せる状態なる。そのように、教育の仕組みもライフログによって便益を得られると主張する。 ・世代間:  自分の全ての記憶を残すことで、自分の孫の世代まで自分が何者であったかということを伝え続けることが出来るという。ライフログを元に自分のアバターができ、死後も後世がそのアバターに語りかけることが出来るようになるという。 ■懸念 ・プライバシー:  自分の“全ての”情報が詰まったデータを紛失した際はどうなるのだろうか、そのデータは誰のものだろうか、それを不正に流用されたらどうしようか。 ・仕事とプライベート:  仕事で得られた情報とプライベートの写真はどちらも自分のライフログである。ただ、仕事で得られた情報は、一方では会社にも帰属するものである。仕事とプライベートの垣根が低い人程、その所在や扱い方には注意が必要である。 ・思い出したくない記憶:  全てのものを記憶することは、思い出したくない記憶(それはちょっとした恥からトラウマとなるような深いものまで)までも思い出させる可能性があるということを意味している。果たしてそれで良いのか。  根本的に、ライフログという概念には賛同しているし、この時代だからこそ可能だということが言えると思う。そして、本書はそれを実践している著者の活動や具体的なやり方も明示されており、非常に有益な情報も多い。  一方本書では、それを実現する為の技術的展望についてはほとんど書かれていない。例えば、将来的には体にマイクロチップを埋め込んでデータを得るような時代が来ると言うが、その為の技術的発展プロセスは特に明示されていないし、この先成り立つことが危ぶまれているムーアの法則についても、当然進むこととして記載されている。マイクロソフトの研究員であるという著者には、もう少しこの辺の技術的展望をも含めて書いてほしかったというところが少し残念であった。 http://tsaromeo.blogspot.com/

Posted byブクログ

2011/12/21

 読まなくても良かった。なんか、もう少し別の勧め方があるだろうゲ。  と思ったりするので。ちょっと良く分からない。プライバシの共有には、  まだちょっとだいぶ嫌悪感が擡げる。集合知の有用性の立証。wikipedia だけ  ですよね。アンケートに「まずい」って書いても社食、美味し...

 読まなくても良かった。なんか、もう少し別の勧め方があるだろうゲ。  と思ったりするので。ちょっと良く分からない。プライバシの共有には、  まだちょっとだいぶ嫌悪感が擡げる。集合知の有用性の立証。wikipedia だけ  ですよね。アンケートに「まずい」って書いても社食、美味しくならないんですけど。  客観性、その有無。それはある。これ食った。今帰る。おはよう。何じゃそりゃ。

Posted byブクログ

2011/11/21

前フリがけっこう長い。9章から使える話になります。 ライフログにはいろんな可能性があっておもしろそう。でもプライバシーがさらけ出されることを考えると、おそろしい面もあるような?

Posted byブクログ

2011/09/04

長い。最後まで読みきれなかった。著者は執筆時点で75歳前後?「50年後に宇宙旅行ができますよ」的な雑多なアイデアをごちゃまぜに並べた夢物語は実感がわかなかった。

Posted byブクログ

2011/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

将来のビッグデータを予言している本。 ありとあらゆるものをライフログとして、電子データで保存し続ける実験について記載されています。 筆者のようなライフログをとることは難しいが、このように、ブクログを書いて本の内容やそのときの感想を残しておくこと。ツイッターやブログでそのとき起きた事、思ったことを残しておくことは、自分自身だけでなく、今でもいろんな人が実践していることと思います。 そういった意味では、ログの重要性についてはとても同意。その先、その情報をベースにボットをつくるとか、もう一人の自分をつくるとか言うところまでは、ちょっと厳しいかなと。 本書で述べられてる起業ネタはメモしておかなければ (1)データ版スイス銀行  > いつか実現されるでしょう (2)来世のデジタル化   > いまいち (3)フォーマット変換サービス (4)携帯電話データ記録装置 (5)ウエアブル健康モニター  > ナイキやアディダスがやり始めてる (6)旅行記カメラ  > GPSつきのカメラはすでに販売済み (7)ストレージの統合  > これは、難しいそう (8)書類の整理  (9)チャットボット (10)写真がとれる鏡  > 自分もほしい これらのネタについては、同意できるもの、できないものがありますが、将来のITを語る上では重要なアイテムと思います。(すでにできているものもあると思います) そして、その将来に向けた技術開発も重要度を増していくことでしょう。 しかしながら、こんなことを75歳になる筆者が考えていることもすごい!

Posted byブクログ

2011/05/18

人生のすべてをデジタル化して保存する「ライフログ」の本。具体的なツールの使用方法等がメインと思いきや、想像以上に未来を語っていてSFチックで面白かった。 目次を読めばなんとなく分かるが、これはライフログを取るためのソフトやハード等の使用方法をまとめた本ではない。ぜんぜん違う。 ...

人生のすべてをデジタル化して保存する「ライフログ」の本。具体的なツールの使用方法等がメインと思いきや、想像以上に未来を語っていてSFチックで面白かった。 目次を読めばなんとなく分かるが、これはライフログを取るためのソフトやハード等の使用方法をまとめた本ではない。ぜんぜん違う。 この本では、人生のすべてをデジタル化し保存しいつでもとりだすことができるようにすることで、健康、学習、仕事等、人生の様々な場面で今まで考えられなかったメリットを享受することができると説いている。 ライフログにより人類が一段進化する可能性を大いに感じさせる。SF小説ほど未来過ぎることもなく、されど現代にどっぷり浸かった本でもなく、そのバランスさ加減が新鮮で面白かった。

Posted byブクログ

2011/04/19

人生の全てを記録して後で参照できるようにすることも、デジタル情報ならば可能になる。これから始める事として、身の回りの情報に対する整理思考を見直す必要があると痛感した。 まずはここからライフログを始めよう、という趣旨ではない。ライフログにハマりはじめた人が未来を感じるのに良い一冊...

人生の全てを記録して後で参照できるようにすることも、デジタル情報ならば可能になる。これから始める事として、身の回りの情報に対する整理思考を見直す必要があると痛感した。 まずはここからライフログを始めよう、という趣旨ではない。ライフログにハマりはじめた人が未来を感じるのに良い一冊。

Posted byブクログ

2011/04/07

日常生活の一挙手一投足までをライフログに記録している著者。ストイックなまでにデジタルデータに保存している。 何らかの商品・サービス開発者として研究者的人物の行動と考えれば理解できなくもないが、一般人の私にはやり過ぎ感あり。 仕事やプライベートがより便利になるためのライフログを期待...

日常生活の一挙手一投足までをライフログに記録している著者。ストイックなまでにデジタルデータに保存している。 何らかの商品・サービス開発者として研究者的人物の行動と考えれば理解できなくもないが、一般人の私にはやり過ぎ感あり。 仕事やプライベートがより便利になるためのライフログを期待していたが、実用的な本を探している人にはオススメできない。

Posted byブクログ

2011/07/20

自分でEvernoteを使っていて、またtwitterに着々と書き込む人々を見て、ライフログをとることの功罪について考えたいと思い、Amazon検索。

Posted byブクログ