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高慢と偏見とゾンビ の商品レビュー

3.2

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2020/06/07

予想外の面白さ。 原作を何度も挫折。 ドラマを見てもどこがおもろいか わかんなかったのが、 ゾンビが加わるだけで、こんなに面白くなるものか❗️ 著者には、緋文字とか、嵐が丘とかもマッシュアップしてほしい! あ、挿絵はいただけなかったので、星一つマイナス

Posted byブクログ

2019/07/17

ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」は大のお気に入りの小説。 しかし、ゾンビって一体‥? 読むのを延ばしていましたが、読んだらめっちゃ面白い。 でもこれ読む前に、原作読むか、映画かドラマを見てほしいです~! 挿絵は原作の時代どおり、ハイウエストで細身の衣装ですが。 死んだはず...

ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」は大のお気に入りの小説。 しかし、ゾンビって一体‥? 読むのを延ばしていましたが、読んだらめっちゃ面白い。 でもこれ読む前に、原作読むか、映画かドラマを見てほしいです~! 挿絵は原作の時代どおり、ハイウエストで細身の衣装ですが。 死んだはずの人がゾンビとなって人を襲う奇病?が流行している設定。 ベネット家では5人の娘たちを中国での修行に出し、今や皆ゾンビと戦う達人に。 美しく優しい長女ジェイン、個性的で賢い次女エリザベス、変わり者の三女、綺麗だがわがままな下の娘たち。 母親は娘たちに良い結婚相手を見つけようと必死です。 近所に越してきた独身の資産家に見初められた長女でしたが、前途には様々な困難が生じます。 彼の友人で名高い戦士のダーシーが舞踏会に現れ、次女エリザベスとはいきなり反発し合います。 金持ちだが気難しい高慢な男性と、その彼に偏見を抱く次女、という出会い。 ハンサムなダーシーは大きな所領を持つ名家の跡取りで、見事な邸宅の主。 真面目で根は悪くないのだが、威厳を持つように育てられたので、傲慢さは欠点と思っていない。 そんな彼が必死で不器用に正直に言い過ぎたプロポーズは傑作で、原作でもヒロインを怒らせます。 この作品では、怒りのあまり殺しかけちゃう(笑) 後になって、彼のいいところもわかり始めた頃、二人が婚約したという噂を聞きつけて、彼の後見人である貴族の女性が突然家に乗り込んできます。 ぜんぜん婚約なんていう話にはなっていないのに、「身分が低いのに狙いをつけても無駄だ」などと反対されたら。 ここで老貴婦人と死闘になってしまいます(笑) この貴婦人がまた、キョウトでニンジャと修行をしたという猛者なのだから~。 現代の感覚なら、そりゃー殺したくなるかも?ってレベル。 というわけで、パロディとしても成立しています。 恋愛部分の描写は巧みなので、こんなふうにも書けるのね‥と感心してしまいそう。 いや、これは原作のままですから! ジェイン・オースティンの文章をこんなに勝手に使っちゃっていいのか? それに、ダーシーは! コリン・ファースのイメージで見てほしいですよ~この奇妙にネジ曲がった癖のあるイラスト(それなりに面白いけど)じゃなくて。 これだけを読んでほしくはないから、星は3つで(笑)

Posted byブクログ

2019/05/10

ジェーン・オースティンの名作「高慢と偏見」に、ゾンビに変わってしまう奇病が流行っているという設定を付け加えたアレンジ作品。 ゾンビに関する部分以外はほぼオリジナルの「高慢と偏見」をそのまま使用しているのでつまらないはずはなく。ただ逆にゾンビ要素以外に新鮮味はなかったかなというのが...

ジェーン・オースティンの名作「高慢と偏見」に、ゾンビに変わってしまう奇病が流行っているという設定を付け加えたアレンジ作品。 ゾンビに関する部分以外はほぼオリジナルの「高慢と偏見」をそのまま使用しているのでつまらないはずはなく。ただ逆にゾンビ要素以外に新鮮味はなかったかなというのが正直な印象です。 「高慢と偏見」が愛読書なので個人的には楽しく読むことができました。

Posted byブクログ

2019/04/27

 いわば高級食材をぜいたくに使ったB級グルメ。下品でバカっぽいけど美味い。  登場人物やストーリーは原作とほぼ同じだけれど、ゾンビ風味に変えてある。ベネット家の五人娘は中国の少林寺で武道を身につけてゾンビと闘う戦士で、なかでもエリザベスはちょっと凶暴。敵役、ダーシーのおばのレデ...

 いわば高級食材をぜいたくに使ったB級グルメ。下品でバカっぽいけど美味い。  登場人物やストーリーは原作とほぼ同じだけれど、ゾンビ風味に変えてある。ベネット家の五人娘は中国の少林寺で武道を身につけてゾンビと闘う戦士で、なかでもエリザベスはちょっと凶暴。敵役、ダーシーのおばのレディ・キャサリンはキョウトで修行し、何人ものニンジャと侍女のゲイシャを従えている(なんじゃそりゃ?)。  屋敷の中にドージョーやシントーの神社があったり、みんなでナレズシを食べたりというおかしなニホン趣味…… ヘタクソなイラストも作品の雰囲気にピッタリ!!  でも、これを読む前に先ず原作を読まれることをお薦めします。そうしないと、この作品の本当の面白さ(ばかばかしさ?)がわからないので。

Posted byブクログ

2018/10/24

わりとジェーン・オースティンのオリジナルそのまんまで、合間にゾンビ要素がねじ込まれる形式だった。忍殺的な挿絵がゾンビ登場の目印。エリザベスが超唐突に物騒になって吹く。でもこれたぶん、映像の方が概ね面白いと思う。

Posted byブクログ

2018/05/18

腹がよじれるほど面白くて、阿保らしくて、涙が出た。 オースティンの名作、自負と偏見にゾンビのエッセンスを加えた最高のラブコメバカアクション。日本で言ったら時かけとか源氏物語あたりにゾンビ要素をプラスした感じかな?もうこの文章だけで面白い。 要所要所にゾンビが足されてるけど、原...

腹がよじれるほど面白くて、阿保らしくて、涙が出た。 オースティンの名作、自負と偏見にゾンビのエッセンスを加えた最高のラブコメバカアクション。日本で言ったら時かけとか源氏物語あたりにゾンビ要素をプラスした感じかな?もうこの文章だけで面白い。 要所要所にゾンビが足されてるけど、原作の『結婚』という芯はきっちり通っている。原書も読んだが、オースティンの文章をうまく生かした文章は読んでいて感心しっぱなしだった。時々爆笑も誘われたけど。 特にうまいなと思ったのが、シャーロットがコリンズと結婚する動機。思わず「うわぁ~なるほどな~そうきたか~ww」と声に出してしまった。 この手の作品によくある、間違った日本知識(ニンジャやらドージョーやらカタナやら)はご愛敬。正直そこがめちゃくちゃ面白かったので、ニンジャスレイヤー系が好きな人はすごく楽しめると思う。 英文学の古典が気になっているけどどれから読もうか迷っている人、とりあえずなんか息抜きに頭を空っぽにしたい人、ハチャメチャゾンビモノが好きな人には特におすすめ。 読み終わった後で、原作の『自負と偏見』を読んでみると、思い出し笑いが止まらなくなるので注意!

Posted byブクログ

2017/06/25

ジェイン・オースティンの高慢と偏見をベースにウイルスに侵されゾンビとなった人たちとの戦いも描く。 原作の大切な部分は変えておらず、上手くゾンビを登場させている。 原作で苦手な人たちがみんなゾンビに! これにはスッキリ(笑) 犬猿してたけど映画も見て観たいな!

Posted byブクログ

2016/11/23

『高慢と偏見』の世界に、ゾンビがいる。 本当にごく自然に背景の一部として、いましたゾンビ。 映画を見てから読みました。 前半の戦闘パート、後半の恋愛パート、いずれもおもしろく読めました。 不思議なおかしみです。 この世界観におけるゾンビの必要性はカリフラワーをむさぼる挿画で納得し...

『高慢と偏見』の世界に、ゾンビがいる。 本当にごく自然に背景の一部として、いましたゾンビ。 映画を見てから読みました。 前半の戦闘パート、後半の恋愛パート、いずれもおもしろく読めました。 不思議なおかしみです。 この世界観におけるゾンビの必要性はカリフラワーをむさぼる挿画で納得しました。うん、必要。絶対いるやつ。

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2016/06/22

前半は見事と思って読んだけど、後半は骨組みは同じだけど違うところが増えて下品に流れるので、まぁ下品が悪いわけではないけど、楽しくなかった。

Posted byブクログ

2016/06/16

読みはじめて気付きました、、何年も前に読んでいたことを。で、その時も読みはじめて、これって、、ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』にゾンビが出てくるだけやん、って思ったんでした。懐かしい(遠い目)。しかしながら訳がかなりイケてまして、新しい気分で楽しく読めました。ドージョーとか...

読みはじめて気付きました、、何年も前に読んでいたことを。で、その時も読みはじめて、これって、、ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』にゾンビが出てくるだけやん、って思ったんでした。懐かしい(遠い目)。しかしながら訳がかなりイケてまして、新しい気分で楽しく読めました。ドージョーとかカタカナを上手い事使っているところが、日本文化中国文化の違いとか色々な”わかってなさ”加減のノリがものすんごく繁栄されていてすばらしい。読まず嫌いせずにこれから翻訳も並行して読んでおこうと思いました。ちゅうわけでジェーン・オースティンの『高慢と偏見』そのまんま登場人物に話の本筋とイベントにゾンビとアジアンアクションが入った最近流行(?)の純文学に吸血鬼狼人間ゾンビなどのホラーテイストが入ったMashupノベル。個人的見解はというとこちらの作品はちょっとゾンビもアクションも控えめなきがするんですが、ゾンビが入るだけでこんなにおもろなるのねぇ、と感心することしきりです。蛇足ですが、セス・グレアム・スミスなら『Abraham Lincoln: Vampire Hunter』のほうが好みです。かなりおもろかった。

Posted byブクログ