でかい月だな の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
大切なものが「いつか」壊れるのが嫌だから、大好きなものを自分の手で壊す悪癖がある綾瀬のエピソードが切なかった。その時があまりに楽しかったから、ユキを。・・・なんて切ない話。 ワンダーワールド。 登場人物が、みんな繊細で優しかったなぁと思います。 かごめはツンデレだけど優しい。 ユキは素直。 中川はひたむき。 綾瀬は不器用。 文章的には、正直、読みにくくて読むのをあきらめかけました。 後半に移るにつれて、少し面白くなってきました。 個人的には中川くんが好き・・・ん?レビューの皆様もかw
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「理由はどうあれ君は夜にひとりでびしょ濡れで、だったらぼくは君の夜に付き合うのみさ。他に何ができるっていうんだ。ぼくには太陽なんて作れやしないんだ」 うーん…中川くん。いいわー。 ハードカバー版は中表紙が素敵。こんな柄の布があれば、カーテンにしたい。 友人綾瀬に突然蹴落とされ...
「理由はどうあれ君は夜にひとりでびしょ濡れで、だったらぼくは君の夜に付き合うのみさ。他に何ができるっていうんだ。ぼくには太陽なんて作れやしないんだ」 うーん…中川くん。いいわー。 ハードカバー版は中表紙が素敵。こんな柄の布があれば、カーテンにしたい。 友人綾瀬に突然蹴落とされ、右足に後遺症を抱えるユキ(男)。 被害者と加害者の話かと思いきや、急にSFチックに周りの人々が変化しだしたり…ちょっと欲張り過ぎ?何がテーマかよくわからない。。終わり方も曖昧なんだよ… でも、錬金術同好会会長の中川くんとか、眼帯娘かごめとか、それぞれのキャラが魅力的。 皆が正しくて善良なんて、うそくさいってのも一理あり。でも、だったら、どうすれば皆幸せになれるのか…。
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中川のキャラは秀逸。 久しぶりに、でもないか、惚れた。 思いっきりファンタジーにいくのかと思いきや、な展開は魅力的かな。 若干のホラーな表現はむしろうっかり夜中に読んで正解だったかもしれない。
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中学生の幸彦は、友人の綾瀬に崖から蹴り落とされて大好きなバスケができない身体になってしまう。無気力な日々を送るなか、錬金術師を目指す中川や邪眼・横山かごめと出会う。やがて幸彦の周囲に奇妙な現象が起こりはじめる。 タイトルから想像がつくけどラノベ風。ってか最近はラノベとライトじ...
中学生の幸彦は、友人の綾瀬に崖から蹴り落とされて大好きなバスケができない身体になってしまう。無気力な日々を送るなか、錬金術師を目指す中川や邪眼・横山かごめと出会う。やがて幸彦の周囲に奇妙な現象が起こりはじめる。 タイトルから想像がつくけどラノベ風。ってか最近はラノベとライトじゃないものの区別ってつきづらくなってきてるな。ラノベの定義って何だろう? ラノベ云々はさておき、作品としてはサクサク読めるし、文章量もほどよい感じ。ストーリー的には中川とかごめの存在がご都合主義的で、その他の登場人物の掘り下げも甘いところが気になるが、それを差し引いても楽しめる。個人的に主人公がバスケ部なのも好印象。 物語のラストも読んだときには、ん?ってなったけど、後から考えてみるとあのラストしかないように思う。
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お店のジャンル別ランキングタイトルだったのと、POPに釣られて購入。 (本棚追加当時) ライトノベルのレーベルではないけれど、文体や雰囲気はそれに近いものを感じる。 (著者は違うが)妖怪アパートシリーズ同様、文章が砕けすぎていて目が滑る。 水森さんの作品は今後、よほどのことが...
お店のジャンル別ランキングタイトルだったのと、POPに釣られて購入。 (本棚追加当時) ライトノベルのレーベルではないけれど、文体や雰囲気はそれに近いものを感じる。 (著者は違うが)妖怪アパートシリーズ同様、文章が砕けすぎていて目が滑る。 水森さんの作品は今後、よほどのことがない限り手に取ることはないと思う。
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キャラの個性が際立っていて面白かったです。今までで一番好きな作品です。常に持ち歩き、何度読んでも飽きません。 夏の水のような、キラキラと透き通ったお話です。
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再読。 もし映像化したらって考えたけど、実写は無理だろうな。中学生に見える見た目の人で、中川くんが演じられるとは思わないし。だからって設定的に年齢操作するわけにもいかないし。アニメ映画とかかな・・・。まあ、なんでこんなこと考えてるか分からないけど。
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私にとって今年一の作品! 少しゆがんでる、それでいてとてつもなく美しい物語。 水森サトリさんは『星のひと』で知り、著者買いで、この作品を手に取ったけど、若さの輝きを放つ、それでいてどこか矛盾を孕んだ年頃の思春期のキャラクターを描いてる事が多い気がする。 個性豊かで魅力的な登場人物...
私にとって今年一の作品! 少しゆがんでる、それでいてとてつもなく美しい物語。 水森サトリさんは『星のひと』で知り、著者買いで、この作品を手に取ったけど、若さの輝きを放つ、それでいてどこか矛盾を孕んだ年頃の思春期のキャラクターを描いてる事が多い気がする。 個性豊かで魅力的な登場人物に引き込まれる。 現実的なストーリーが好きな人には少し抵抗があるかもしれないが、不思議な感じOKなら一度読んでみてはいかがでしょう?
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タイトルと絵に惹かれて、つい買ってしまった。 ラノベだろうと思って読み始めたので、期待はしてなかった。良い意味で裏切ってもらえたのは良かった。 全然ラノベではなくて、結構面白かったです。 青春かー、青春ものなんだなー。と思いながら読んでいたら、 あれ?なにこれ・・・SF?そんなわ...
タイトルと絵に惹かれて、つい買ってしまった。 ラノベだろうと思って読み始めたので、期待はしてなかった。良い意味で裏切ってもらえたのは良かった。 全然ラノベではなくて、結構面白かったです。 青春かー、青春ものなんだなー。と思いながら読んでいたら、 あれ?なにこれ・・・SF?そんなわけねぇよなーと思い始め 最後のほうには まさかのSFかよ!!!と思いました。騙されました。 騙されたことも含めて面白かった。 批判が多いのかなーと思い、レビューを見てみたら、星1つが少なすぎて奇妙なくらい、賛否わかれそうな本という印象。 不思議な話でした。
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ラノベ感覚で一気に読めた。最初は結構シビアな話なのかなって思ったけど、中盤あたりからどんどん不思議な話になっていって一気に現実離れしちゃったから途中から軽く混乱して、ついていけない感はあった。結局最後はどういうことなんだ?いろいろと謎は残るけど、全体的に飽きず読みきれたので★3つ。
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