でかい月だな の商品レビュー
とても良い本。 子供から大人になる途中の、うまく言葉に出来ないモヤモヤした感情がリアルに伝わってきます。 自分の大切なモノが、いつか無くなったり壊れてしまうなら いっその事、自分から壊してしまえと言う気持ち、何だか凄くわかってしまった。 若いって凄く不器用で、一生懸命ってこと...
とても良い本。 子供から大人になる途中の、うまく言葉に出来ないモヤモヤした感情がリアルに伝わってきます。 自分の大切なモノが、いつか無くなったり壊れてしまうなら いっその事、自分から壊してしまえと言う気持ち、何だか凄くわかってしまった。 若いって凄く不器用で、一生懸命ってことだよなー。
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青春+SF小説という感じでした。 個人的には主人公と綾瀬の心情が、読めば読むほど深まる、何度も読み返したくなる物語だと思いました。 特に主人公が綾瀬の心情に気付いたところからが特に好きでした。SF要素よりも、恋愛面での心情とかをもっと書いてほしかったなぁと思います。
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最初変なフラグ立ち上げてるからもしや…と思いつつ読んだらちょっと肩透かしくらった。YA文学ぽいからまぁそうだよな…。でも、流れとしてはジェンダーの悩みとして私の勘違いした関係のほうが納得できたかも…。罪の償いとして好きな人ができても想いを告げない、という展開も納得いくようないかないような…です。結局人間関係が希薄な故に、友人一人に感情が全部片寄ってしまった…どこかが欠落した少年の加害者と被害者の話。 最近のYA文学では、如月かずさ先生がそこんところズバッと切り込んできてます。
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死のうとした主人公にかけた中川の言葉がとても素敵だった!中川は友達に欲しい(*^^*)綾瀬は不器用な人だったんだね 何回も泣いた
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「君は忘れ,ぼくはもう教えない」 でかい月,好きだよ,ってまっすぐ言った主人公,キャベツでゆれるバスケットゴール.この小説をきれいだな,って感じた. こういう小説好きなので同じ作者さんの本をチェックしてみようかな.
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生きがいを失った少年と、生きがいを奪った少年。 死にたがりの少年と、孤独の天才少年。 自分は自分で、周りは周りで、色々な事情を抱えて生きている。 恵まれているようで、突き放されている。 こういうのが青春で、現実で、その中をただ歩いていくしかないのだと思い知らされた気がした。 ...
生きがいを失った少年と、生きがいを奪った少年。 死にたがりの少年と、孤独の天才少年。 自分は自分で、周りは周りで、色々な事情を抱えて生きている。 恵まれているようで、突き放されている。 こういうのが青春で、現実で、その中をただ歩いていくしかないのだと思い知らされた気がした。 大好きな小説の一つ。
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中川がすごくよくて私もこうありたいものだと思った。 ただ、表紙の印象もあってかチープな感じがするのは否めない。
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刊行された時からずっと気になっていたけど、結局文庫本になるまで読めてなかった本。 学園ものからファンタジー?やら、とにかくいろんな要素が詰め込まれてた。
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2010年。賞をとったということで期待したし最初が少し好きだったけれど結局わたしの中では期待はずれ。結局何が言いたかったのか。
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爽やかな青春小説かなと思ったら、幸彦が家族の前でキレたところからなんか面白くなってきたぞと思えて来た。中川やカゴメのキャラは面白いが、オカルト的な描写はよく解らない。
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