さよならドビュッシー の商品レビュー
ドビュッシー!これは、私の高校の吹奏楽部の講師の先生が大好きな作曲家です。すごく、難しい曲ばかりなので吹くのが大変でした。その曲を作ったドビュッシーについての本です。
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面白かったです。ピアノもクラッシクも疎いのですがとても楽しめました。 出てくる楽曲も聴いてみたいと思ったほどでした。 おじいさんと岬先生の言葉が心にきました。 でも、めっちゃ厳しく、ある意味冷たい。なんでのほほんと生きている自分には耳が痛いですが大事なことでした。 ハンデを背負っ...
面白かったです。ピアノもクラッシクも疎いのですがとても楽しめました。 出てくる楽曲も聴いてみたいと思ったほどでした。 おじいさんと岬先生の言葉が心にきました。 でも、めっちゃ厳しく、ある意味冷たい。なんでのほほんと生きている自分には耳が痛いですが大事なことでした。 ハンデを背負って、いろんな葛藤を持ちながらもその厳しい言葉通りに果敢に立ち向かっていく主人公の姿に感動しました。 ミステリーというカテゴリーですがミステリー部分はおまけな印象ですが
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このミスの大賞。火事で祖父を亡くし、自分の皮膚の三分の一を失った天才ピアニストが復活を遂げていく。感動の物語かと思うと、さにあらず。自宅でリハビリを続ける彼女が事故に巻き込まれる。そこには明確な殺意があった。母親も殺され、その犯人の影におびえる・・・が、顔も修復された彼女が実は別...
このミスの大賞。火事で祖父を亡くし、自分の皮膚の三分の一を失った天才ピアニストが復活を遂げていく。感動の物語かと思うと、さにあらず。自宅でリハビリを続ける彼女が事故に巻き込まれる。そこには明確な殺意があった。母親も殺され、その犯人の影におびえる・・・が、顔も修復された彼女が実は別人だったという、整形から始まる話では予想がつく結末。にちょっとがっかり。
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『このミス大賞』より。 音楽のふかーい解説がおもしろかったかな。 読んでて、聴きたくなった曲がたくさんありました。 はじめの方の生々しい解説は気持ち悪くなっちゃったけど。 新人さんらしく、粗いなーっていうところも多かったです。 2010.2.1~2.4読了
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何もかも揃った人もうらやむ状況から 火災によりどん底に叩き落されて・・・ 久しぶりのミステリー 犯人の予想は大きく裏切られてしまった タイトルの意味も・・・ レベルの高いピアノの音を想像しながら読むって初体験 心地いい
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今年度の「このミステリーがすごい大賞」はこの「さよならドビュッシー」 第一回受賞作の「四日間の奇蹟」以来の“ピアノモノ”です。 ピアニストを目指す主人公は、火災により、資産家の祖父と家を失い自身も大火傷を負う。 再起をかけて練習に励むが、周囲では次々と不可解な事故がおこり、驚愕の...
今年度の「このミステリーがすごい大賞」はこの「さよならドビュッシー」 第一回受賞作の「四日間の奇蹟」以来の“ピアノモノ”です。 ピアニストを目指す主人公は、火災により、資産家の祖父と家を失い自身も大火傷を負う。 再起をかけて練習に励むが、周囲では次々と不可解な事故がおこり、驚愕のラストを迎える。 という感じのストーリーです。 「このミス大賞」受賞作にハズレはないのでピアノ好きじゃなくても結構楽しめるミステリーだと思います。 大火傷により、声を失い、皮膚移植によりツギハギの体となり、歩くのもままならないのに ピアノを弾き続ける主人公の姿は壮絶でした。
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ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、...
ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞作。 《ブックデータベース より》 《2010年1月20日 読了》
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あんまりミステリしくない気がする タイトルが好き ピアノ弾けたらもっと楽しめたと思う ジャケ買いした結果はこんなものかなあ
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『このミス』第8回大賞受賞作。 全身に大火傷を負いながら、ピアノにすべてを注ぎ込んでいく少女の物語…。 物語終盤直前まで流れを崩すことなく、音楽に対する執念めいた情熱で溢れている。 音色を言葉にするのは難しい。どうしても感覚的な描写になりやすく、曲のイメージが伝わりなくくなる。 ...
『このミス』第8回大賞受賞作。 全身に大火傷を負いながら、ピアノにすべてを注ぎ込んでいく少女の物語…。 物語終盤直前まで流れを崩すことなく、音楽に対する執念めいた情熱で溢れている。 音色を言葉にするのは難しい。どうしても感覚的な描写になりやすく、曲のイメージが伝わりなくくなる。 けれど、この作品に出てくる曲はイメージしやすかった。それだけ音楽が持つ風景描写を書ききっている。 けれど、読んでいて傍と気づいた。 ストイックなほど音楽に染まっているこの作品のタイトルがなぜ『”さよなら”ドビュッシー』なのか。 その謎は、この作品がこのミスに選らばれた理由とともに明かされる。 …え? ――――あ。 最初は呆気にとられたけど、次の瞬間ふと思い出す。 そう、布石はすでにあった。しかもかなり序盤で。 《みち子さんの作る酢豚はお店に出していいほど絶品なのだ》 《苦手な豚肉料理が少なくなったのは有り難かったけど》 まんまとしてやられた。 岬さんの台詞もエッジがかかってて、時折胸に痛く響く。 これは買ってよかったな。
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第8回のこのミス大賞受賞作。毎年、毎年「このミス」大賞作には 微妙な感想が付き纏っているので今作も期待感は薄いまま 読んでみました。まぁ、年初の年貢みたいなもんだよね...と割り切って。 という期待感の薄さが良い方向に作用したのか例年作品以上に 面白かったです。全身火傷を負って...
第8回のこのミス大賞受賞作。毎年、毎年「このミス」大賞作には 微妙な感想が付き纏っているので今作も期待感は薄いまま 読んでみました。まぁ、年初の年貢みたいなもんだよね...と割り切って。 という期待感の薄さが良い方向に作用したのか例年作品以上に 面白かったです。全身火傷を負って歩行すらままならない少女が ピアノを通して再起をはかる...という大筋の中に、まるでエースをねらえ! の両コーチのような2人の先生が登場したり、王道ミステリの要素も しっかり含ませ、最後まで一気読みさせるパワーがあります。 音楽シーンの描写は若干暑苦しさも感じますが、船に乗れ! とは また違った音楽の高揚感は伝わってきます。 ひょっとして...チーム・バチスタくらいまで売れちゃうんじゃないスかねー?
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