1000の小説とバックベアード の商品レビュー
独特のテーマで読みやすいし面白いんだけれど、最後がよく理解できなかったな。 所々の言い回しに笑った。
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佐藤友哉は初めて読むかしら?(フリッカー式が2年くらい積読ですが) その割になんか読んだ感じなのは舞城王太郎ににた感じなのかしら? 経歴そっくりだし…。 まあ、おいといて前半のミステリっぽいてんかいはけっこう面白い。 後半いまいち盛り上がらないというか、よくわからないところにい...
佐藤友哉は初めて読むかしら?(フリッカー式が2年くらい積読ですが) その割になんか読んだ感じなのは舞城王太郎ににた感じなのかしら? 経歴そっくりだし…。 まあ、おいといて前半のミステリっぽいてんかいはけっこう面白い。 後半いまいち盛り上がらないというか、よくわからないところにいっちまったって言うか…。 つまらないわけではないんだけど、方向性があわないというか。 作家としては結構好きな方。
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佐藤友哉の他の作品に比べ、爽やかな印象です ってか『子供たち怒る怒る怒る』がグロすぎ?w 小説と似て非なる片説を巡るお話 意外とあっさり読み終わります
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小説がテーマの小説。 「片説家」や「やみ」など、 独特の設定が面白かった。 でも話の全体の流れや感情移入はイマイチ。 たまにでてくる作品の具体名も わからなかったら全く読者として楽しくないし。 偏った作品だな、と思う。
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この主人公の小説に対する疑いの気持ちは作者が持っていた気持ちなのだろうか??内容が内容なだけに正直気になってしまう。とりあえず作者は小説が大好きで、私もまた大好きだ。
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意図や志、しかけは評価するが、小説の限界ってこの程度ではないよ。 センスはいいと思うが、超薄味。すごく残念。
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前から思ってはいたけども…小説家という仕事に対して真面目なんだろうねこの人は。真面目過ぎてゲシュタルト崩壊した頃もあった気がしますが、踏み越えられたのは現代の若者だからだろうなきっと。とはいえ作品的には近代文学に入れたい感じです。現代風近代文学。確かに物書きがこれ読んだら賞の一つ...
前から思ってはいたけども…小説家という仕事に対して真面目なんだろうねこの人は。真面目過ぎてゲシュタルト崩壊した頃もあった気がしますが、踏み越えられたのは現代の若者だからだろうなきっと。とはいえ作品的には近代文学に入れたい感じです。現代風近代文学。確かに物書きがこれ読んだら賞の一つも出したくなるのは分かる。とはいえラノベ系若手の一人に数えられてる人ではあるので、ストーリーとしては軽やかにすっきりと、鏡家に比べても読みやすくなった気がする。テーマに込めた文学への思いも以前より随分まっすぐ素直になりました。でも古典も良いものですよとは一応言っておく。あと同人作家って今も昔も求められないで自発的に書く人の事なんじゃないかと思った。
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デビュー作の鏡家サーガはすこぶる微妙と思いましたが、 初の文学トライらしい1000の小説とバックベアードは楽しんで読めました。 なんとなく、ムラパルっぽいなぁという印象。 ハードボイルドワンダーランド、みたいなね。 「世界のおわりのおわり」もね。 回りくどい言い方が多いのは、文...
デビュー作の鏡家サーガはすこぶる微妙と思いましたが、 初の文学トライらしい1000の小説とバックベアードは楽しんで読めました。 なんとなく、ムラパルっぽいなぁという印象。 ハードボイルドワンダーランド、みたいなね。 「世界のおわりのおわり」もね。 回りくどい言い方が多いのは、文学に対するあてつけなのかw 個人的に気に入ったのは27歳という年齢の捉え方。 ○○するには若すぎて、○○するには老いている微妙なお年頃。 ラストの崩壊っぷりが残念。 僕はあれは気持ちよくなれないです。 なので星4つ。
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小説とはなんぞや。 小説の持つ力とはどれほどか。 色々テーマがあると思うけど消化不良。 レビューは改めて書きたいな。 2010 1/27
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片説は小説とは異なる。 なんだそれは。 小説を愛し、憎み、その無力さ、その全能さを信じる主人公(無職) 1000の小説をめぐる冒険 さすが『デンデラ』『世界の終わりの終わり』の作者。 息もつかせぬストーリー展開と端々に浮かび上がる作者自身の 読書遍歴がこの物語を最高に面...
片説は小説とは異なる。 なんだそれは。 小説を愛し、憎み、その無力さ、その全能さを信じる主人公(無職) 1000の小説をめぐる冒険 さすが『デンデラ』『世界の終わりの終わり』の作者。 息もつかせぬストーリー展開と端々に浮かび上がる作者自身の 読書遍歴がこの物語を最高に面白くさせている。 忘れられていく数多の小説、小説家 忘却の海を痙攣しながらもなお、泳ぎ続ける彼らに 精一杯敬礼した。
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