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1000の小説とバックベアード 新潮文庫
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1000の小説とバックベアード 新潮文庫

佐藤友哉【著】

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1000の小説とバックベアード 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/12/24
JAN 9784101345529

1000の小説とバックベアード

¥275

商品レビュー

3.6

68件のお客様レビュー

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2022/12/20

「どうせいつか死ぬのになぜ読書なんてするんだろう」と思いながら読んでいたら偶然なのか、似たようなテーマだった。ただこの小説には読者からの視点はない。小説を書かない身からすると良く分からないことも多かった(それでも何かは伝わったのか)。新しい小説の形を模索せよ、といって模索したのが...

「どうせいつか死ぬのになぜ読書なんてするんだろう」と思いながら読んでいたら偶然なのか、似たようなテーマだった。ただこの小説には読者からの視点はない。小説を書かない身からすると良く分からないことも多かった(それでも何かは伝わったのか)。新しい小説の形を模索せよ、といって模索したのがこの小説なのか、この小説自体はそこに達しているのか。

Posted by ブクログ

2021/06/23

ー あまたの文字が僕たちを、いや船を、いや島々を、いや地球を取り囲もうとしている。力強く流れるのは膨大な文字。たくさんの文字。忘れられた文字。かつて輝かなかった文字。まったく輝かなかった文字……。それらを読んだことは一度もないし、きっとこれからも読まないだろう。おそらくこの文字の...

ー あまたの文字が僕たちを、いや船を、いや島々を、いや地球を取り囲もうとしている。力強く流れるのは膨大な文字。たくさんの文字。忘れられた文字。かつて輝かなかった文字。まったく輝かなかった文字……。それらを読んだことは一度もないし、きっとこれからも読まないだろう。おそらくこの文字のほとんどは、これから先、誰かの目に触れることもなく、ただひっそりと存在するのだろう。地表に出る機会を失った蝉の幼虫のように、孤独と闇の中で生きつづけるのだろう。 だけど、 だけど、 だけど! 「言葉は残ります」 ー 小説好きと小説を書こうと思ったことがある人なら好きな作品かも。 『フリッカー式』から読んでるけど、ミステリー以外もクセが強いな…。

Posted by ブクログ

2020/04/18

はじめてこの本を読んだとき、胸が震えた。 2度目にこの本を読んだとき、涙が溢れた。 かつては 「人生において、小説家を一度でも目指したことのある人は読むべき1冊」 と言ってきたけど、 そうではなくて、 人生に夢を諦め切れない全ての人へ 読んでほしい1冊です。

Posted by ブクログ

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