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[映]アムリタ の商品レビュー

3.7

123件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    2

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2012/07/19

あ……開いた口が塞がらない……。 面白かった……の……かな……? 荒唐無稽というか、まさしくおとぎ話というか……。 そうか……こんな話だったのか……。 これは……ファンタジーか……。

Posted byブクログ

2012/06/29

※読んだ当時のレビューです。 冒頭からの地の文や会話から、なんとなく「鴨川ホルモー」を連想して肌に合わない感じだなーと思ってたんですが…サークルが活動し始めてから意見が反転しましたww おもしれえw まず会話ですねえwテンポよく軽快なコメディ部が用意されてて、電車の中...

※読んだ当時のレビューです。 冒頭からの地の文や会話から、なんとなく「鴨川ホルモー」を連想して肌に合わない感じだなーと思ってたんですが…サークルが活動し始めてから意見が反転しましたww おもしれえw まず会話ですねえwテンポよく軽快なコメディ部が用意されてて、電車の中でことごとく笑っちゃいましたww 下着とかトマトとかトロとかwww 展開も面白かったです。天才に翻弄される人々、ミステリアスでホラーな印象で興味深かったです。

Posted byブクログ

2012/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おかゆまさきが絶賛していたがハンマーで殴られるような衝撃を受けたね、仕組みが強引だと思っていたがきちんと伏線を貼っていて納得した。

Posted byブクログ

2012/05/31

天才と呼ばれ、鳴り物入りで芸大に入学してくるヒロインと、役者志望の主人公が、映研の仲間たちと映画を撮っていくというストーリー。 青春あり、ミステリーありの、サイコ・サスペンスといった感じで、すごく面白かったけど、最後の映画館のところで台無しだったなあ。 あの手のどんでん返しは...

天才と呼ばれ、鳴り物入りで芸大に入学してくるヒロインと、役者志望の主人公が、映研の仲間たちと映画を撮っていくというストーリー。 青春あり、ミステリーありの、サイコ・サスペンスといった感じで、すごく面白かったけど、最後の映画館のところで台無しだったなあ。 あの手のどんでん返しは、好意的に受け取れないでっす。 映画好きの人だったら、「サンダンス映画祭 正式出品作品」ぐらいの仕掛けと言えばお分かりいただけますでしょうか……。 デートの行先が決まって終わりで、ぜんぜんよかったのによおぉぉぉ! まあでも、そうすると、誰かの命を犠牲にしてまで撮りたい映画うんぬんという問答が、あれは何だったのってなるのか、仕方ないのか……ブツクサ カメラマンの画素さんが撮ったリテイクのおかげで別ルートのフラグが立ってたとか、ねえ、あるじゃん、そういうのもさあ! あと、関係ないけど、メディアワークス文庫って、本屋でめっちゃ探しにくい。

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2012/05/14

 元々は短編の作品を一冊の文庫サイズにまとめた作品だと聞いていたので、第一章以外には期待しないで読むことにしておりました。  読んでみての感想は、テンポ良く紡がれていく文章はは流石メディアワークス受賞者といった感じです。  しかし一番の大きな問題は、アムリタという作品の真意とその...

 元々は短編の作品を一冊の文庫サイズにまとめた作品だと聞いていたので、第一章以外には期待しないで読むことにしておりました。  読んでみての感想は、テンポ良く紡がれていく文章はは流石メディアワークス受賞者といった感じです。  しかし一番の大きな問題は、アムリタという作品の真意とその目的にありました。冒頭から中盤までは、良い感じに物語に引き込まれて行ったのですが、後半に行くにつれて読者である私はトンデモ展開について行けないくなってしまいました。  丁寧な文だったので内容も理由も理解できます。しかし・・・・って感じですね。

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2012/04/28

野崎まど「[映]アムリタ」を読了。今月30冊達成! 先日、ふと偶然、手に取った「小説家の作り方」が面白かったので、同じ作者さんの・・・と探して買ってきたのが、デビュー作のこれ。 すごく面白い。面白かった。☆5。うーん、足りないな、もうちょっと☆を足しても良い。 ただ、音楽で...

野崎まど「[映]アムリタ」を読了。今月30冊達成! 先日、ふと偶然、手に取った「小説家の作り方」が面白かったので、同じ作者さんの・・・と探して買ってきたのが、デビュー作のこれ。 すごく面白い。面白かった。☆5。うーん、足りないな、もうちょっと☆を足しても良い。 ただ、音楽でも映像でも、まぁなんでもいいんだけど表現する側に少しでも足を突っ込んだ事がないと、劇中で描かれる「天才」に納得できないかもしれない。描写不足と思うかもしれない。でも天才ってのは描写できるもんじゃないんだと思う。 作品って主観で評価されるものだし、絶対的な客観的な基準があるわけでもないし、優劣を論じるのがそもそも間違いないんだけど、作ってる側からすると「勝った、負けた」ってのは割とリアルに感じると思う。感じていると思う。だから、天才ってのは説明できるもんじゃないし、説明すべきでもないと思う。創り続ける事は負け続ける事なんだと思うんだよね。 さて、あらすじ的には芸術大学のサークルで自主制作映画を撮る話。うーん、青春の香りがするけども、そうそうシンプルな話でもないのが、この作品の面白いところ。大オチはゾクゾクして怖いし、ニヤリともする。 文章の印象としては、心無しか西尾維新っぽく感じるところも。キャラ名の付け方だったり、会話劇のノリの良さだったり。西尾維新からアクをすくい取って、もう少しストライクゾーンを拡げた印象。主観だけど。 以下、印象に残ったところ ”そして、前人対を感動させる映画はこれまで間違いなく存在しませんでしたし、これからも作られる事はないでしょう。人種、年齢、性別、文化を超えて全ての人類に同じ感動を引き起こすフィルムは、きっと映画とは定義されないと思います” ”「上映時間、例えば二時間の中で、見た人を笑わせて、怒らせて、泣かせて、希望を抱かせて、失望させて、願わせて、祈らせて、諦めさせて、死にたいと思わせて、それえもまた生きたいと思わせる。そういうことです」”

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2012/01/31

一人の天才の手のひらで踊るストーリー。 ページ数は200かそこらだからすぐ読み終わるが決して軽くない。 後味は悪いがあとがきまで読めば少しは希望が持てるのが救いか。

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2012/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 自主制作映画に参加することになった芸大生の二見遭一。その映画は天才と噂されるつかみどころのない性格の女性、最原最早の監督作品だった。最初はその天才という呼び名に半信半疑だったものの、二見は彼女のコンテを読み始めた直後にその魅力にとりつかれ、なんと二日以上もの間読み続けてしまう。彼女が撮る映画、そして彼女自身への興味が二見を撮影へのめりこませていく。そしてついに映画は完成するのだが―。 映画を題材にした読み物でありながら、一種のミステリーだなと思いました。いや、観客側が解ける謎があるというわけではないのですが。 映画を「読む」という感想を抱かせる作品です。小説中の登場人物は、望むと望まざるに関わらず、いわば、最原最早という監督の撮る映画のキャラクターを演じさせられているわけです。 つまりこの小説そのものが映画といっても良いのではないかと思いました。 上手く説明はできないので読んでみてください。読みやすいし、ページも多くないのですぐ読めると思います。 少し感情が伝わりきらないせいで無茶に思えるところもありますが、とても面白かったです。天才を極端な存在として書くところは城平京先生と似ているところがあるななと思いました。

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2012/01/07

俺が唯一作者買いしている野崎まどさんの第一作。 正直、ぞっとする。 途中までは軽い調子でテンポよく読めるが次第にあれ?って思い始めて、謎が明かされるたびゾクゾク。 そして最後のアレで、ゾワッーー。 読み終わった後、おいおいアレも伏線だったのかよ、と思う。 エサをつるしておいてオ...

俺が唯一作者買いしている野崎まどさんの第一作。 正直、ぞっとする。 途中までは軽い調子でテンポよく読めるが次第にあれ?って思い始めて、謎が明かされるたびゾクゾク。 そして最後のアレで、ゾワッーー。 読み終わった後、おいおいアレも伏線だったのかよ、と思う。 エサをつるしておいてオチから目を逸らされる。 完全解決までもう一歩な主人公探偵のライバル探偵の気分が味わえた。 一度は読んでみて欲しい作品。

Posted byブクログ

2011/12/15

天才の気持ち悪さの描写がうまくドキドキしながら読まされる。映画撮影がロマンチックな気がするのはなぜだろう。ツッコミは愛だ。

Posted byブクログ