[映]アムリタ の商品レビュー
鬼才のヒロイン。役者志望の平凡な主人公。 よくありそうな設定だが、ラストが怖い。 初めから途中まではラブコメ的な恋愛もの、 後半はSFのような恋愛のような、、 感想は、ゾクっとします!
Posted by
「天才」と設定されているが、されているだけ。 「ツッコミがうまい」と設定されているが、されているだけ。 「脇役」が、本当にただの脇役。 劣化きのこの劣化西尾の劣化入間が書いたような印象。
Posted by
いや、これはライトノベルでいいのでは?と思ってしまいました。 ライトノベルって何なのか説明してみろよ!っていわれると難しいのですが、僕の中ではライトノベルってこういうもの、というなかにこの作品は入ってしまいます。 ラノベの定義や線引きはおいといて、話自体はそれなりに楽しんで読...
いや、これはライトノベルでいいのでは?と思ってしまいました。 ライトノベルって何なのか説明してみろよ!っていわれると難しいのですが、僕の中ではライトノベルってこういうもの、というなかにこの作品は入ってしまいます。 ラノベの定義や線引きはおいといて、話自体はそれなりに楽しんで読めました。 ただ、ラストの展開には賛否分かれると思います。 僕個人としては、最後いらないんじゃないか派です。 最後がないと、物足りなさが残るというのはわかるんですが、なんとも後味が悪くて…。 単に、僕が後味の悪い話が嫌いというだけなんですけど。
Posted by
大学生が自主制作映画をつくる、映画+恋愛小説かと思ってたら、全然違った。ミステリに分類してもいいと思う。ネタバレ厳禁。ラストのどんでん返しにびっくりした。
Posted by
物語全体の雰囲気とセリフ回しのアンバランスさが素敵。小説自体になんか仕掛けられてる気がしてならない。
Posted by
前半は学生たちが映画を作るという青春小説。後半は撮られた映画の謎に迫るサスペンスとして読めます。主人公とその周囲の人との掛け合いがハマるかどうかで、評価はけっこう変わってきそう。 再読するとだいぶストーリーの見方が変わると思います。 第16回メディアワークス文庫賞
Posted by
神様が作った映画の話。 なんでもない軽快な掛け合いの中、ふいに差し込まれるたった一行のセリフが世界をぐるりと一変させる。 読者の油断に切り込むそのセンスに、ぞ く り とした。
Posted by
そーなのかー、という感じの真相。ヒロインが無茶なボケ→主人公がちょっと難しい単語で返す っていうのが定型なんだけど、正直劣化化物語みたいに思えて辛かった。
Posted by
解けない謎解きというか。引き込まれる展開で、終盤はなにか得体の知れないものに捕まえられる感覚というか飲み込まれる感覚に陥った。こわい でも大好きです
Posted by
「私の事を愛していますか?」 要所要所に出てくるヒロインのこのセリフが最初は「うぜー」と思っていたのだけれど、最後まで読んでやっとわかった。そうか、そういう意味だったのね。彼女はアレを確認していたんだね。と納得した本書。 だからといって本書は恋愛小説ではない。 どちらかと...
「私の事を愛していますか?」 要所要所に出てくるヒロインのこのセリフが最初は「うぜー」と思っていたのだけれど、最後まで読んでやっとわかった。そうか、そういう意味だったのね。彼女はアレを確認していたんだね。と納得した本書。 だからといって本書は恋愛小説ではない。 どちらかといえば青春劇といった雰囲気で、大学生四人が集まってわいわいと自主制作映画を撮る話だ。 役者志望の芸大生である主人公に、自主制作映画『月の海』の出演依頼がくる。それほど親しくはないけれど憧れの女生徒からの誘いだったので舞い上がる主人公なのだけれど、主人公を指名したのは彼女ではなかった。彼女はただの撮影担当なだけで、主人公を指名したのは「あの天才」だったのだ。 今度の映画は「あの天才」が監督をやるらしい。 主人公は天才が書いたと言われるコンテを半信半疑で読み始めるのだけれど、映画の天才が書いたそれは、コンテからしてとんでもないしろものだった。なにしろ、読んだ人間の意識を「もっていく」ほどの力を秘めていたのだから。これが完成したらいったいどれほどの映画になるのか。 そんなふうにして学生たちはわいわいと自主制作映画『月の海』を作り始めるのだけれど……でも、天才の目的はそんなもんじゃなかった。 後半にしかけられたどんでん返しは良くできていて、タイトルにもなっている映画『アムリタ』があらわれるシーンでは、いままでの天才の天然丸出しの突飛な行動がぴたりぴたりとハマッていくのは快感だった。 仲間たちで集まってわいわい言ってる青春ドラマと、伏線が綺麗にまとまるミステリー小説のふたつが同時に楽しめるお得な小説である。オススメ。
Posted by