もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら の商品レビュー
マネジャーは真摯さが必要である。 人は最大の資産。 企業の使命:顧客とは誰か?・・・野球部は『顧客(部員、親、学校、ファン等)に感動を与えるための組織』 企業の第1の機能:真のマーケティングは顧客からスタートする。 働きがいは仕事に責任を持たせる・・・?生産的、?フィー...
マネジャーは真摯さが必要である。 人は最大の資産。 企業の使命:顧客とは誰か?・・・野球部は『顧客(部員、親、学校、ファン等)に感動を与えるための組織』 企業の第1の機能:真のマーケティングは顧客からスタートする。 働きがいは仕事に責任を持たせる・・・?生産的、?フィードバック情報(感想、評価)、?継続学習 →夕紀は部員の本音を引き出す面談にやる気を発揮した 仕事の生産性化・・・?分析(仕事に必要な作業、手順、道具を知る)、?総合(作業を集めプロセス構築)、 ?自己目標管理(動機付け、基準作成)、?道具(PC、ツール等) →野手陣を3チームにわけ、走塁・攻撃・守備をポイント化して「競争・結果・責任」のサイクルで全員が 成長するような練習システムを構築した。 企業の第2の機能:イノベーション(新しい満足を生み出すこと。組織内でなく外への変化・影響) →高校球界への改革:ノーバント・ノーボール(ボール球を打たせる投球廃止)作戦 他の部活との人事交流、地域の少年野球教室 成果主義の維持は、配置・昇給・昇進・降級・解雇など人事に関わる決定が最大の管理手段である。 →3年で実力不足だが管理能力のある人間を主将としに、ベンチ入りさせた。 結果、女子マネみなみのいる高校は甲子園出場を決めた。
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マネジメントについてわかりやすく読みやすく書いてあるのがとてもよかった。でもこんな女子高生いないなと思った。
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組織の目的は人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和する事 成果とは長期的なもの 優れている人ほど、多く間違え新しい事を試みる
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大変面白かったですね。小説としては拙い出来だと思いますが、実践の難しいマネジメントに対する一つの仮想シミュレーションとして秀逸かと。何よりこの小説とタネ本(元々ロングセラーだが…)に脚光が集まり多くの読者がマネジメントについて考えた。これまさに著者渾身の成果なり
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まあ内容はタイトルのまま。「マネジメント」通りにやったらうまく行きました話。 しかし同じ作りのはずの「ザ・ビジョン」で感じた違和感をそれほど 感じなかったのはなぜか、というのが興味深いかも。 一つは「マネジメント」を書いたのは別人で、「マネジメント」の評価が 上がろうが下がろう...
まあ内容はタイトルのまま。「マネジメント」通りにやったらうまく行きました話。 しかし同じ作りのはずの「ザ・ビジョン」で感じた違和感をそれほど 感じなかったのはなぜか、というのが興味深いかも。 一つは「マネジメント」を書いたのは別人で、「マネジメント」の評価が 上がろうが下がろうが作者は直接関係ない、というところかな。 もう一つはストーリー立てが日本人用になってるところか。 ネタバレしないためにはほとんど書けないけど、かなりお約束の展開で、 「あーやっぱりね」と思いつつも、すごい拒否感が、というほどでは ないんだよなあ。 まあさくっと読めるし、読んで損はないかな。これで「マネジメント」を 読む気になるかどうかは人それぞれだろうけど。
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言わすと知れた,2010年にかなり売れた一冊。ドラッカーの解説本として◎だけど,この本はドラッカーの実例集(しかも高校の部活)としても読めるところに真髄があるのではないか思う。 純粋に物語として見ると安っぽい部分もあって,イマイチ。個人的にはマネジメントされる野球部の部員をもっと...
言わすと知れた,2010年にかなり売れた一冊。ドラッカーの解説本として◎だけど,この本はドラッカーの実例集(しかも高校の部活)としても読めるところに真髄があるのではないか思う。 純粋に物語として見ると安っぽい部分もあって,イマイチ。個人的にはマネジメントされる野球部の部員をもっと出してほしかった。ドラッカー,あるいはマネジメントに興味がある人にはオススメだけど,野球ものの話を読みたいなら,正直別の話を読んだほうがいい。
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昔流行った本が100円で売られていたので、一応読んでおくかと購入。 結果、同じような経緯で過去に読んだ電車男やスウィングガールズ同様、不覚にも感動しつつ読んでしまった。 折に触れてドラッカーを引用しつつ、それが面白いように当たって最後はハッピーエンドなんだろうな、という事前予想...
昔流行った本が100円で売られていたので、一応読んでおくかと購入。 結果、同じような経緯で過去に読んだ電車男やスウィングガールズ同様、不覚にも感動しつつ読んでしまった。 折に触れてドラッカーを引用しつつ、それが面白いように当たって最後はハッピーエンドなんだろうな、という事前予想はほぼそのとおり。しかしいかに予想どおりだろうと、凡百の日本人である自分は見事に心動かされてしまう。 ドラッカーに触れる量は思ったよりも少なめ。ただ、あまりにドラッカー解説に紙幅を割くとエンタメ性が損なわれるので、そこはバランスを取った結果だろう。 著者は専門的な文筆家ではないようで、確かに見せ方や設定、伏線回収などで拙さを感じる部分もある。とはいえ、そんな批評家根性は捨てて、フラットに読み物として楽しんだ方がよいと思う。 通ぶって、頭ごなしにベストセラーを批判するのもよいが、そんなことで楽しみを減らしてむっつりと生きるのはもったいない。 エンタメ性が高い一方で、確実にドラッカーへの興味を喚起する本でもある。 自分はライトなビジネス書はよく読むが、ドラッカークラスの世界的名著はまだ数えるほどしか読んでいない。自分でも安直とは思うが、次はドラッカーのマネジメントを読んでみようと思った。 日本全体に与えた影響・功績も大きい1冊と思う。若い世代を中心に、自己啓発への入り口として愛されてくれればいいと思う。
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○組織における共通理解等を実現するには「我々の事業は何か?」を定義することが不可欠 ○組織の定義づけは「顧客」により方向づけられる。(顧客が考えている現実・欲求・価値を引き出さなければいけない) ○マネジメントの重要な役割は「働く人たちに成果をあげさせること」 ○働きがいというの...
○組織における共通理解等を実現するには「我々の事業は何か?」を定義することが不可欠 ○組織の定義づけは「顧客」により方向づけられる。(顧客が考えている現実・欲求・価値を引き出さなければいけない) ○マネジメントの重要な役割は「働く人たちに成果をあげさせること」 ○働きがいというのは重要。それを与えるには仕事そのものに責任をもたせなければいけない ○人のマネジメントとは人の強みを発揮させることである ○組織の目的は、人の強みを生産に結び付け、人の弱みを中和すること。「人は最大の資産」 ○トップマネジメントがチームで機能するには下記の厳しい条件を満たす必要がある(仲の良さだけでは上手くいかない) ①メンバーは担当分野において最終的な決定権を持たなければならない ②メンバーは担当分野以外には意思決定を行ってはならない ③メンバーは仲良くする必要はない。ただし、攻撃し合ってはいけない ④委員会ではなくチームである ○マーケティングでは「集中と目標」つまり、何かに集中を置くために何かを捨てるということも重要 ○組織の関心を努力ではなく成果に向けさせなければならない
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この本の目的がちゃんと果たされてる。さらっと読めていい本。 文章力がすごいあるわけではないけど、大事に作られたのは伝わってくる。
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いいヒントをもらえました。自分の職業にも生かせそうだなと思います。 何回か読んで、自分の今の立場ならどうするかを考えてみたいです。
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