もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら の商品レビュー
野球部とマネジメントは一見無関係のように思えたが、「組織の管理」という面でビジネスと同じ考え方であり、そのノウハウを 活かせることがよく理解できた。顧客とは、組織とは、社会とはというテーマを深堀して定義付けをし、メンバーと真摯に向き合い、組織内だけでなく組織外にまでイノベーション...
野球部とマネジメントは一見無関係のように思えたが、「組織の管理」という面でビジネスと同じ考え方であり、そのノウハウを 活かせることがよく理解できた。顧客とは、組織とは、社会とはというテーマを深堀して定義付けをし、メンバーと真摯に向き合い、組織内だけでなく組織外にまでイノベーションをもたらし影響を与えるマネジメントの偉大さ、重要さに気付かされる一冊。ストーリーも自分好みの、メンバー同士の苦悩や一体感を感じられる熱い青春小説仕立てで、涙無しには読めなかった。
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◯得たいもの 自部門への置き換えで考えるべきことを再検討する 10年ぶりに読んだ。その時より想像しやすく、 改めて学びとはタイミングだなぁと思った。 学びは3つ ①マネジメントは生産的な仕事を通じて、働いている人たちに成果をあげさせなければならない 働きがいを与えるには? ...
◯得たいもの 自部門への置き換えで考えるべきことを再検討する 10年ぶりに読んだ。その時より想像しやすく、 改めて学びとはタイミングだなぁと思った。 学びは3つ ①マネジメントは生産的な仕事を通じて、働いている人たちに成果をあげさせなければならない 働きがいを与えるには? →①生産的な仕事②フィードバック情報③継続学習が不可欠 ②専門家にはマネージャーが必要。自らの知識と能力を全体の成果に結びつけることこそ、専門家にとって最大の問題。専門家は専門用語なしでは話せない。組織の目標を専門家の用語に翻訳してやり、逆に専門家のアウトプットを顧客の言葉にしてやることもマネージャーの仕事。 ③マネージャーは努力ではなく成果に向けさせる。 そうでないと真摯さに欠ける。 成果へのコミットが真摯さか。。身に染みる。 また、集中戦略についてはこの本にも書かれていた。 「絞ること」はたぶんめちゃくちゃ大切なんだろう。 にしてもストーリーが悲しい件、まじでやめてほしい。 悲しみいらん!記憶には残るので学びという意味では良いが。
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ドラッカーとか経営理論みたいなものって 自分の日常業務に引き寄せて考えられるのが難しそう、 とっつきにくい、と思ってしまいますが、 この本はどのように結び付けて考えればいいか物語を通して教えてくれます。 とても分かりやすいし、こんな風に考えればいいんだとヒントをくれます。
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マネジメントの要素と小説を融合させてあって読みやすい。逆にマネジメントの本としても小説としてもなんか中途半端だが、最終的には泣かされた。構成作家のうまいところだな、、、。 基本のキとしては良いかも。
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マネジメントに触れる、入口としてよかった。 もくじ的な? 小説としては無駄な言い回しというか、がたまにキズ。 とても読みやすくてあっというまに読めました。
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『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』読了。 JKの頃にヒットした小説で一度は読んでみたいと思いながらも難しそうだなぁと感じてなんとなく読むことを躊躇っていた。 すごく良かった。 野球の知識がなくても面白かった。 内容的には高校生の頃に読んでも...
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』読了。 JKの頃にヒットした小説で一度は読んでみたいと思いながらも難しそうだなぁと感じてなんとなく読むことを躊躇っていた。 すごく良かった。 野球の知識がなくても面白かった。 内容的には高校生の頃に読んでも意味が分からなかったと思う。 今だから読んでわかる部分があってすごいなぁと思った。 社会に属するようになってこんな風に目標に向かっているんだなと思うと必然と感動が湧く。 もっと社会の歯車の一部になって頑張りたいなぁって思えるような内容でした。 2019.11.2(1回目)
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ドラッカーの「マネジメント」入門編として読んだ。 マーケットイン志向や成果主義といった経営の考え方から、組織の在り方、運営方法まで、ポイントを押さえて紹介されている。また、ストーリーの中で、具体的にどう落とし込むかも例示されているため理解がしやすい。 組織の具体例として「野球部...
ドラッカーの「マネジメント」入門編として読んだ。 マーケットイン志向や成果主義といった経営の考え方から、組織の在り方、運営方法まで、ポイントを押さえて紹介されている。また、ストーリーの中で、具体的にどう落とし込むかも例示されているため理解がしやすい。 組織の具体例として「野球部」を選んだのは、非常によい設定だと思う。 なぜなら、営利組織を例にしてしまうと、読んだ経営者に「現実はこんな風に儲からない」といった揚げ足取りや、「うちの業界には当てはまらない事例だ」といった言い訳の余地を与えてしまう。 また、ストーリーの結末として「儲かったかどうか」がクローズアップされ、結果的に「顧客を満足させること」の重要性が薄まってしまう危険性もある。 そういった点から、企業ではなく、非営利団体の「野球部」を選んだ点はとても大きな効果があると思う。 マイナス点は、小説としての出来栄えと挿絵。 正直、小説としては表現も文体もレベルが低いと思う。また、挿絵も世界観を邪魔しているように思う。何より文体とミスマッチだ。挿絵のページにくると暗澹たる気持ちになった。 まあ、本書の内容からすればこれは枝葉末節だとは思うが。 いずれにしても、「マネジメント」の入門書としてはとてもよくできていると思う。
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ベストセラーを今更ながら読んでみた。 小説としてはちょっとイマイチ… 設定にも裏付けが弱かった。 全部上手くいく前提で話が進む。 ただドラッカーのマネジメントの エッセンスがちりばめられていて、 興味のある人が手始めに読むのはオススメかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近、経営学について興味がわいたものの、まずはジャブ程度にと思って購入した一冊。表紙がアニメタッチなので、少々抵抗があったが、読まず嫌いは良くない。 小説ではあるものの、所々にドッラガーのマネジメントに沿ったストーリーとなっているため、すんなり頭に入ってきた印象を持った。部活動という身近な設定がイメージしやすかったのかもしれない。 確かに団体行動という点では、部活であっても会社であっても趣味であっても、1人でやりきることは少ないのでは? 自己満足だけでなく、仲間や他者(顧客)がいてこそ成り立っていることのほうが多い気がする。 気付けば、カフェで一人泣いている自分もいて、 勉強しながら小説を読める。なかなか珍しいジャンルだと思う。
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勘違いから参考にした本が管理者としてのマネージャーに必要な事を説明しながら結果的に野球部のマネージャーに必要な事にもつながっているという面白い本、楽しく勉強できました。
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