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小学五年生 の商品レビュー

3.8

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/03/27

■サマリー ・少しだけいろんなことが分かるようになってきた年頃 ・17個のショートストーリー ・懐かしい子どものころを思い出す ■所感 息子が今年、小学五年生になる。 そういえば最近、少しだけ考え方が大人びたところがあるように感じることがある。 とはいえ、全体的にはまだまだ後先...

■サマリー ・少しだけいろんなことが分かるようになってきた年頃 ・17個のショートストーリー ・懐かしい子どものころを思い出す ■所感 息子が今年、小学五年生になる。 そういえば最近、少しだけ考え方が大人びたところがあるように感じることがある。 とはいえ、全体的にはまだまだ後先考えない子どもである。 11歳という微妙な年頃を生きる子どもでも、大人でもないような小学五年生が出てくる本小説は、少し時代が昔の設定ではあるものの、あの懐かしい自分の子どものころを思い出させてくれる物語集である。 私が好きなのは「おとうと」と「プラネタリウム」である。 前者は、視力の弱い弟を持つお兄ちゃんが主人公である。どこかそっけないのだが、本当はとても弟思いの心の優しいお兄ちゃんである。後者は、主人公の少年が、夏休みの理科のイベントに参加するところから始まる。友達と一緒に参加するはずが、友達がバックレたので一人で参加することに。そこで同じ誕生日の女の子と知り合うことで、なんだか気になる存在に…。 思春期を思い起こさせるような内容は懐かしい気持ちにさせてくれる。 遠い遠い小学五年生だった自分を思い出しつつ、これから小学五年生になる私の息子を思いながら読んでみた。

Posted byブクログ

2026/01/06

リアル本にて。 様々な個人が棚単位で書店を出店する 変わった古書店神保町PASSAGEの、校長先生の本棚で購入。 https://passage.allreviews.jp/store/PMGB3QBOG5PHGFBPEJVD7Q5O 重松清が、「心の中の小学五年生の少年の友達を...

リアル本にて。 様々な個人が棚単位で書店を出店する 変わった古書店神保町PASSAGEの、校長先生の本棚で購入。 https://passage.allreviews.jp/store/PMGB3QBOG5PHGFBPEJVD7Q5O 重松清が、「心の中の小学五年生の少年の友達を作る」ために書いた短編小説集。 校長先生が小学生の生徒たちに勧めているだけあって、読みやすい。 自身はもう、記憶の片隅にもほとんど残らないぐらいの昔に、小学五年生を経験し、卒業している。一方で、今5歳3歳1歳の自分の子供たちが、6から10年後、このような年代に突入すると考えると、不安しかない。一方で、生まれてきてくれて、ご飯を食べ、歩き、しゃべり、加速度的にできることを増やして行く子供たちのチート的成長を傍で見ていると、6から10年後、また本書で語られているような大きな変化を自ら実現し、周りの変化にも対応していくんだろうなぁと、楽観的になったりもする。 むしろ、そのときを生きていけるかどうかよりも、そのときの経験を忘れてほしくない、という気持ちこそが、本書を読んで抱いた想いな気がする。 いいわけでしかないが、自身が当時をあまり覚えていないのは、時が経ったことに加えて、中学受験を経験したことも一つの要因に思える。中学受験させてもらえたこと自体には感謝しかない。一方で、少年が内面と向き合っていた時間の多くを、勉強に費やしたこともまた、ゆるがない。その意味で、私にとっての小学五年生は、中学二年生なのかもしれない。自分の子供たちが受験をするかどうかは本人たちの意思次第だが、そのとき、そのことは配慮できるようにありたいと思った。

Posted byブクログ

2025/11/05

なかなかエグいことも書いてあるし、キャラクターに個性が感じられず、逆に共感を持てなかった。 ただ、物語はいやな展開が多くても引き込まれた。 とくに、バスの話とカンダさんの話が好き。

Posted byブクログ

2025/07/26

小学5年生の娘のために図書館でジャケ借りした本を自分でも読んでみた。自分もこういう気持ちあったなーと自分の小学5年を思い出した。小学5年生って大人になりかけの狭間で、娘もいまこんな風に毎日思ってるのかな(まだまだ子供だから、そんなことないかな)と思ったりもした。

Posted byブクログ

2025/07/21

中学生でも小学六年生でも小学四年生でもない、小学五年生ってなんか確かにこんな感じだったよなーと思い返される作品だった。 大人のお酒の場が嫌いだったり、同級生の気になる子に上手くアプローチできなかったり、誰もが経験したような事を五年生ってこんな感じだよねとか思い楽しみながら読めた。...

中学生でも小学六年生でも小学四年生でもない、小学五年生ってなんか確かにこんな感じだったよなーと思い返される作品だった。 大人のお酒の場が嫌いだったり、同級生の気になる子に上手くアプローチできなかったり、誰もが経験したような事を五年生ってこんな感じだよねとか思い楽しみながら読めた。 今の自分は小学五年生から見たらどう見えているのだろうと少し気になった。

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2025/07/20

 小学五年生の『少年』の視点で見た様々な出来事を追体験できる短編集です。  主人公は小学五年生の『少年』。途中で名前が判明することもあれば、記載がないこともあるけれど、『少年』たちは彼らなりのルールと感性と感情と行動をもって、その一瞬一瞬を生きている。全十七編の短編は、一作一作...

 小学五年生の『少年』の視点で見た様々な出来事を追体験できる短編集です。  主人公は小学五年生の『少年』。途中で名前が判明することもあれば、記載がないこともあるけれど、『少年』たちは彼らなりのルールと感性と感情と行動をもって、その一瞬一瞬を生きている。全十七編の短編は、一作一作は短いものの、どれも濃厚に『少年』の姿を描き出す。時に驚くほど鋭く世界を捉えたかと思えば、くだらないことに悩み、自分ではどうしようもない大人の事情で振り回され、自分の気持ちを持て余す――小学四年生までのような子どもではなく、中学生や高校生やそのもっと先のような大人でもない、等身大の『小学五年生』の彼らが見る世界を、垣間見ることのできる作品集となっている。  男の人は、どこか子供っぽいところがある時がある、と感じることもあるけれど、この『小学五年生』を読むと、その根底が何なのか少し想像がつく気がしました。支離滅裂なこともあるけれど、一生懸命なその姿が愛しいです。  作中で、喧嘩したり文句を言いたかったりした時に、「ばーか!」「死ね、ばーかばーか」くらいしか語彙がないのがなんとも『らしい』感じがします。やたらと言い訳がましくなったり、理屈をこねようとしてみたり、無理矢理自分を納得させようとしてみたり、どの作品も彼らの素直な心情を書き表していて、作者の方はよくこの頃の少年のことをここまで鮮明に書けるものだと感心してしまいました。  何も知らずに無邪気でいられる『子ども』では、もういられない。けれど、格好いい『大人』にはまだなれない。そんな狭間の、極々微妙なお年頃の少年たち。彼らの日々は、大人が思うよりもずっと複雑で、繊細な彩りに満ちているのだろうと感じました。  とても良い作品集でした。またふらりと読み返せるといいとも思います。

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2025/02/27

幼い頃のモヤモヤしたりドキドキしたり、起伏の激しい素直な感情を思い出した。 物事を正面から受け止める。だけど、素直になれないから言葉を誤魔化して、カッコつけていた。 小さい頃の見栄っ張りな私は今も大して変わらない。 それは、見方を変えると小学五年生って思ったよりも大人だったとい...

幼い頃のモヤモヤしたりドキドキしたり、起伏の激しい素直な感情を思い出した。 物事を正面から受け止める。だけど、素直になれないから言葉を誤魔化して、カッコつけていた。 小さい頃の見栄っ張りな私は今も大して変わらない。 それは、見方を変えると小学五年生って思ったよりも大人だったということです。

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2024/07/27

一話20ページ程度の短編集。 どれも主人公は小学5年生の少年。 はっきりとはわからないまでも、朧げながら大人の世界が見えてくる、思春期の手前の心情が物語を通して伝わってくる。 息子が小学5年生なので、これに似た感情を抱くことがあるのかな?と思う。自分はどうだっただろう?

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2024/06/16

・小学五年生の男子視点で小五男子の気持ちがわかったし、共感できるところもあった。 (主は女 ) ・短編集で一つの話が簡単に読め、色々なジャンルなあったので飽きなかった。 ・イラストもたまにありその作品に更にのめり込む事ができる。 ・重松清の本はほんとうに最高! (ぜひ読んでみてね...

・小学五年生の男子視点で小五男子の気持ちがわかったし、共感できるところもあった。 (主は女 ) ・短編集で一つの話が簡単に読め、色々なジャンルなあったので飽きなかった。 ・イラストもたまにありその作品に更にのめり込む事ができる。 ・重松清の本はほんとうに最高! (ぜひ読んでみてね❣) ・とても良い作品だった。

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2025/09/06

小学5年生、という、まだまだ子どもだけれど大人への入口に足を踏み入れる年頃の少年たちが主人公の短編集。 どの話も子ども時代を思い返して切なくなったり恥ずかしくなったり。 我が子を思うと、こんなに繊細なことを考えたり感じているのか?感じてないよね!と思ってしまったけど、思い起こして...

小学5年生、という、まだまだ子どもだけれど大人への入口に足を踏み入れる年頃の少年たちが主人公の短編集。 どの話も子ども時代を思い返して切なくなったり恥ずかしくなったり。 我が子を思うと、こんなに繊細なことを考えたり感じているのか?感じてないよね!と思ってしまったけど、思い起こしてみれば自分もこのあたりから中学時代くらいは一番わかってる感があったかもしれない… 母親としては、お母さんのお見舞いに行く少年の話が良かったな…バス運転士さんというちょっと怖く感じる大人との交流、気にかけつつもおせっかいすぎない運転士さんが良かった。 まさに小学5年生、な娘にも読んでもらったけど、これは当事者世代が読むのはなかなか恥ずかしかっただろうなぁ。でも、他の人の心の機微を知るという良い体験になったのではないかと思う。

Posted byブクログ