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ねずみ石 の商品レビュー

3.4

46件のお客様レビュー

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2010/11/21

祭りの夜には、ねずみ石をさがせ。かなう願いは、ひとつだけ―。中学一年生のサトには、四年前のお祭りの記憶がない。恒例の子供向けイベント「ねずみ石さがし」の最中に、道に迷って朝まで行方しれずだったのだ。同じ夜、村ではひとつの惨殺事件が起こっていて、今でも未解決のまま。交錯する少年たち...

祭りの夜には、ねずみ石をさがせ。かなう願いは、ひとつだけ―。中学一年生のサトには、四年前のお祭りの記憶がない。恒例の子供向けイベント「ねずみ石さがし」の最中に、道に迷って朝まで行方しれずだったのだ。同じ夜、村ではひとつの惨殺事件が起こっていて、今でも未解決のまま。交錯する少年たちの想いが、眠っていたサトの記憶に触れたとき、事件は再び動き始める。瑞々しい青春推理長編の最新作(「BOOK」データベースより) ちょっとジュブナイルものっぽいかな~。 でもあのラストだと、そうもいかないか。 これは「片耳うさぎ」みたいに動物タイトルものとしてシリーズ化するのかしら? さらりと読むには面白いと思うので、以降も続くなら読んでいってみたいと思います♪

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2010/11/17

主人公サトに好感を持てる作品でした。村の雰囲気や、祭りや神道の細かな設定も好き。 途中から「あれ…、友情モノっていうよりBL…なのかな…」っていう雰囲気が出てきて少し困惑。まぁサトが可愛いから分からなくもないかな(笑) 殺人犯はなんとなく予想したどおりで、ラストの流れもありきた...

主人公サトに好感を持てる作品でした。村の雰囲気や、祭りや神道の細かな設定も好き。 途中から「あれ…、友情モノっていうよりBL…なのかな…」っていう雰囲気が出てきて少し困惑。まぁサトが可愛いから分からなくもないかな(笑) 殺人犯はなんとなく予想したどおりで、ラストの流れもありきたりかな?と思ったけど、切り替えしが男前でなかなか面白かったです。 はじめて読んだ作家さんですが、面白かったなぁ他のも読んでみたい。

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2019/01/16

ねずみ石を探すという伝統ある行事のある神支村。 祭りの夜に、子供が石を見つけられれば、一つだけ願いが叶うというもの。 今年も、祭りの季節がやってきた。 サトこと土井諭大が、小学生だった4年前に村であった殺人事件。 中学になって出来た親友セイこと山田誠也に、お祭りのことを調べる手伝...

ねずみ石を探すという伝統ある行事のある神支村。 祭りの夜に、子供が石を見つけられれば、一つだけ願いが叶うというもの。 今年も、祭りの季節がやってきた。 サトこと土井諭大が、小学生だった4年前に村であった殺人事件。 中学になって出来た親友セイこと山田誠也に、お祭りのことを調べる手伝いを頼まれる。 折しも警察がなぜか再び動き出した…? 問題の夜、サトは幼なじみの修とねずみ石を探していてはぐれ、迷子になった。実はその夜の記憶を失っていたのだが… 幼なじみで二つ上の修ちゃんが大好きなサト。 修ちゃんの兄が、殺された女子高校生と付き合っていたため、第一容疑者だったが、アリバイがあったのだ。 ところが、今になって証言が変わったためにアリバイが崩れ、兄は逃亡。 修ちゃん一家を心配するサト。 中学生が主人公なので、ヤングアダルト系の雰囲気もありますが、子供向きというには怖いです。 自分が記憶を失ったいて、刑事にそのことを何度も聞かれ、反抗的な気分でいた少年。 だが、もしかして事件を目撃していた?と本人も思うようになって苦しむ。 決してどぎついのではないけれど、じわじわと囲まれていくような恐怖感。 わかりやすい描写ですが、なかなか。

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2011/07/16

2007年発表の「片耳うさぎ」は、ちょっといただけない内容だったけれど、同じ光文社から出た今回の作品は十分そのリベンジを果たしている。今回も表紙カバーは少年たちが描かれていて、まるで児童書の雰囲気。それでいて内容は殺人事件を扱う本格ミステリだ。 大崎さんのこだわりからか、主人公が...

2007年発表の「片耳うさぎ」は、ちょっといただけない内容だったけれど、同じ光文社から出た今回の作品は十分そのリベンジを果たしている。今回も表紙カバーは少年たちが描かれていて、まるで児童書の雰囲気。それでいて内容は殺人事件を扱う本格ミステリだ。 大崎さんのこだわりからか、主人公が少年となったのだろうけれど、ちょっとミスマッチ。友だち同士で殺人事件の真犯人を追い求めていく展開にはワクワクさせられるけれど、中学1年生がそこまで勇気を持って行動するものか少し疑問。そんな点を除けば、二転三転する伏線や、意外な後出しの証言や証拠も許せる範囲か。

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2010/10/07

表紙の雰囲気からして、ジュブナイル? 文章は丁寧だし、お話もしっかり書き込まれてるなぁという印象でしたが、いまどき地元の祭りにこれだけ熱心なチューボーが果たしているんだろうか?という点でややファンタシーな感じも^^; サトとセイと修平の三角関係が見所(笑) ☆3.5

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2010/10/05

読書日記。今回は本屋は出てこず、死体の出てくるまっとうなミステリ。いまだ神に寄り添っているような土地での殺人事件に男子中学生たちが挑む。(2010年02月19日読了)

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2010/10/03

四年前、祭りの夜に起こった殺人事件。事件を目撃したかもしれない主人公の中学生、祭りを調べると言いながら事件に関心がある同級生が自分たちで調べる。テンポが遅いなーと思う所はあったが、それは中学生の行動の限界でもある。中学生にとってはまだ大人の世界は遠いし、大人の手法はとれないのだ。

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2010/07/15

話としては面白いと思いますが、端々に出てくる不必要なベタベタ表現が不快。そういう話が書きたいのなら専門の文庫でやってください(泣

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2010/06/23

読みやすいクセのない作風だと思う。 主人公の男の子がなんとなくかわいい感じ 犯人はそうなのかそんな感じです。

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2010/04/08

久しぶりに読んだけど大崎さんの作品はやっぱり読みやすい。 とても手に取りやすい作品で子供から大人まで楽しめると思う。 犯人…想像してたひととは別でした。くー、自信あったのになあ~!

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