1,800円以上の注文で送料無料

ねずみ石 の商品レビュー

3.4

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2013/06/12

サトが住む神支村で4年前の祭りの夜起きた殺人。だが犯人は未だ捕まっていない。当時小学生だったサトと兄貴分の修平はその夜現場近くで「ねずみ石」を探していた・・・中学入学後、友達のセイが4年前の事件に興味を示し、サトも巻き込んで探偵ごっこが始まる。少年なだけあって無鉄砲で、一人で行動...

サトが住む神支村で4年前の祭りの夜起きた殺人。だが犯人は未だ捕まっていない。当時小学生だったサトと兄貴分の修平はその夜現場近くで「ねずみ石」を探していた・・・中学入学後、友達のセイが4年前の事件に興味を示し、サトも巻き込んで探偵ごっこが始まる。少年なだけあって無鉄砲で、一人で行動したり、知ってることを色々喋ったり見ていて危なっかしいサト。周囲にも危険が及び、いつ何時魔の手が忍び寄るかとハラハラした。狭い村では誰もが怪しくて、何気ない会話にも緊迫感が。凝った伏線はないがミステリとしてもなかなか面白かった。

Posted byブクログ

2013/04/04

子どもの願いを一つだけ叶えてくれる、ねずみ石。その石に向ける思いが・・・4年前の殺人事件が解き明かされる。 ハラハラしながら一気に読めました。

Posted byブクログ

2012/07/31

伝承、文化がある世界観の中で事件が起きるミステリー小説。 途中までは????が多いけれど、盆をひっくりかえされたように途中からストーリーが加速して一気に読み終わる。 そこまでは長いけど。 誰もが怪しく見える容疑者ばかり。

Posted byブクログ

2012/05/04

祭りの日の夜は"ねずみ石"を探す。 見つけた"ねずみ石"は一つだけ願いを叶えてくれる。 中学1年のサトには4年前の祭りの夜の記憶がない。祭りの最中に発生した親娘の惨殺事件に、サトの記憶が鍵になっているらしい。 友人の興味から、事件が再び動き...

祭りの日の夜は"ねずみ石"を探す。 見つけた"ねずみ石"は一つだけ願いを叶えてくれる。 中学1年のサトには4年前の祭りの夜の記憶がない。祭りの最中に発生した親娘の惨殺事件に、サトの記憶が鍵になっているらしい。 友人の興味から、事件が再び動き始める…… 大崎梢さんの作品の中で、最初に気になった作品でした。 デビュー作の「配達あかずきん」から書店シリーズを読んでいると「読みやすい作家さんやけど、なんか一つ物足りない」と感じていたのですが、「ねずみ石」は読みやすさ以上に満足できました。 中学1年生という不安定な子ども時代、中学になって出来た隣村の友人、生まれ育った村の祭りや風習。 同じ環境でないのに、この村で生まれ育ったような既視感を覚え、すっと物語に入り込むことができました。 記憶が戻らないトモの視点で物語は進み、"祭り"とともに物語を締めるのもいいなと感じました。

Posted byブクログ

2012/02/22

途中で展開が読めてしまったのが残念。 でも“地方に残る日本独特の不思議なお祭り”がリアリティーがあって面白かった。

Posted byブクログ

2012/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よみやすく面白い。各場面で少し先の展開が読めてしまうのが残念ではあったけれど、記憶喪失一本に絞らないミステリには好感が持てた。 お祭りの準備から逃げ出そうとしつつ、他の子達ほどうまく逃げられなくて文句を言いつつ祭りを手伝う姿だとか、不良高にびびるとことかにリアリティを感じた。 初めはセイのサトに関する修平の嫉妬ぷりや祭りに対する必死さに違和感があったし、あまり心地よくはないが、同じ屋根の下に暮らす新しい父親を疑って真相を晴らそうと肩肘張っていた中学一年生の甘えと捉えれば腑に落ちないこともない。 サト怒っていいんだよ、と言いたくなるほどの彼の周囲の人間の身勝手さには辟易した、セイも玉置も美登里も修平も床屋もセイを利用しようとするばかりで。刑事雨宮とシゲ兄がセイにとって優しかったのがが意外だった。 記憶喪失取り戻してしまえば、とかシゲ兄が証言すればスピード解決だったんじゃないかとか微妙な点はあるが、展開は好み。 ただ、登場人物たちだ人間臭いを通り越して鬱陶しく胡散臭かったのが気になり、端々にわざとらしさを感じてしまった。人物像が不自然。セイとか勘良過ぎだ。

Posted byブクログ

2011/11/09

最後まで読んでから最初から読み直すと、セイが恐ろしすぎるし、わざとらしすぎる。コナンくんか、お前は。サトもよく許したなー。そこに違和感を覚えなかったのは、腐的にわくてかしちゃったからなんだよね、違和感こそが萌えじゃないすかー。 腐女子ならひっかかってしまうんじゃないでしょうか。目...

最後まで読んでから最初から読み直すと、セイが恐ろしすぎるし、わざとらしすぎる。コナンくんか、お前は。サトもよく許したなー。そこに違和感を覚えなかったのは、腐的にわくてかしちゃったからなんだよね、違和感こそが萌えじゃないすかー。 腐女子ならひっかかってしまうんじゃないでしょうか。目眩まし。 だけど腐女子以外にはそれこそ違和感として働くと思うから、あまりよくないんじゃないかなあ、これ。 ねずみ石にはわくわくしました! いいなあ。

Posted byブクログ

2011/07/17

 読んで良かった。中学生が有能すぎるような気はするが、  痛みに耐えるところや許容する姿は、感激する。  純真なところも、感激する。

Posted byブクログ

2011/11/08

大崎梢さんが男の人を(といっても少年ですが)主に描いている作品を読んだのはこれが初めてです。ちょっとした民俗伝説の要素が加わったミステリですが、途中は中弛みの感もあって残念。やっぱり成風堂シリーズの方が好きですね。

Posted byブクログ

2011/02/12

神支村で行われるお祭りと願いが叶うというねずみ石。 サトは、セイ、修ちゃんと一緒に4年前の事件に巻き込まれていく。 展開も早く、少年達の素直な心と冒険心なんかも描かれていて読後感も良い作品でした。

Posted byブクログ