1,800円以上の注文で送料無料

ねずみ石
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

ねずみ石

大崎梢【著】

追加する に追加する

ねずみ石

定価 ¥1,760

220 定価より1,540円(87%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/4(水)~12/9(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2009/09/19
JAN 9784334926816

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/4(水)~12/9(月)

ねずみ石

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.4

46件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/27

あまり大崎さんらしくない物騒なお話。 気になって一気読みしちゃった。 小中学生男子を生き生きと書ける人、尊敬する。 宮部みゆきさん、加納朋子さん、大崎梢さん。

Posted by ブクログ

2020/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神支村の祭りで、ねずみ石を見つけると願いが叶うと言い伝え。 4年前の祭りの最中、村で起きた未解決の殺人事件と 中学生になったサトには、その当時の記憶がない。 祭りについて調べたいという友達のセイに頼まれて 今年も行われる祭りを調べたり手伝いをしていくうちに 4年前の殺人事件の容疑者たちが浮かび上がってくる。 事件の犯人を追おうとするほどに 新たな殺人や未遂事件も起こり 当時の記憶が少しずつ戻ろうとするサトにも その魔の手は忍び寄ってくる。 ネタバレ サトは事件当時の夜、お兄さん的存在の修平と一緒にねずみ石を探していた。 見つけたねずみ石を被害者に見せるために家に向かったが すでに被害者2人は殺害されており、 呆然としていると物音がしてサトは咄嗟に物陰に隠れた。 やってきたのは修平の兄繁樹で、 彼は交際関係をはっきりさせようと被害者の家にやってきたが 惨劇を目の当たりにして、咄嗟に逃げてしまう。 そのすぐ後にやってきた犯人は、 祭りの舞いに使う赤い布を取りに戻ってきていた。 そこに書かれていたのは、犯人を表す右の文字。 サトは惨劇を見たショックと高熱でその時の記憶を無くす。 サトの友達セイは、母が再婚した義理の父が 当時の事件の容疑者だということを知り 身の潔白を晴らすために祭りについて調べていたが 義理の父は、4年前の事件の犯人だった。 長くなってしまった。 大崎さんのミステリーは面白い。

Posted by ブクログ

2018/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今年もまた神社の秋祭りの季節がきた。中学1年生のサトには、9才で迷子になった祭りの夜の記憶が欠けている。祭りの準備期間、殺人事件の鍵が潜んでいるらしいその記憶をめぐって、信じていた人たちを信じられなくなるようなことが次々起きてしまう。自分の記憶さえ信じられない中、それでもひとつずつの出来事に向かい合っていくサトの物語。  意識するしないは別として、きっと誰の心の中にも、自分で鍵をかけた記憶はあるんじゃないかと思う。自分に都合よく改竄した記憶も。受け止めきれないものはそうやってやり過ごしていくしかなかったりする。しかもその記憶を自分が呼び起こすことで、すごく傷つく人がいたとしたら、そんなのもう思い出さないほうがいい。でもまた別の人にとっては、それを思い出すことが救いになるんだとしたらどうすればいいんだろう。しかもその両方ともが自分にとって大切な人だったら。  大切なことはありのままを受け止めること、なのかな。  ありのままの次にしか、一歩はないのかな。  あったことはなかったことにはできない。  逃げ場がなくて前に進むしかないとき、どう行動するのか。  逃げ場がなくて前に進むしかない人に寄り添いたいとき、どう行動するのか。  そんなことを考えられる本です。

Posted by ブクログ