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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 の商品レビュー

3.6

413件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    161

  3. 3つ

    140

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    3

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2018/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

6年前に文庫を読んでいるけど、読書会のために再読。前は☆4だったけど3に。 チエの年齢考えると…。なんというか、30でこんな人の面倒見切れない。近くにいたらイライラしそう。または、遠目に見て近寄らない。 お母さんも相当痛いけど。

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2018/04/01

女性ならではの感情、世界観が凝縮されている。女性だからこその強い繋がりもあれば、脆さもあり。母と娘、女友達。心の醜さの描写が鮮烈で、そしてそれが「あー、わかるわかる」な自分に自己嫌悪。最後は何か、切なくてつらくて心えぐられた。

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2018/03/09

いまいち、感情移入できなかったのは、男だからだろうか。確かに女性特有の面倒くさいこと、母親の感情、女性同士の関係、負け犬根性、などなど。他の作品でもちょくちょく感じさせられるが、この作者特有の思いなのか。

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2018/01/12

女性作家らしい、混沌とした内面を描いている推理小説。すこし、時間がたったら何も覚えていない。?タイトルの意味だけは覚えている。

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2018/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女性なら誰もが奥底で感じる勝ち組、負け組という意識。世間的にはそんな概念ないと綺麗事をいうけど、未だに日本人の中では蔓延っている常識や女子特有の関係が嫌になり疎遠になる様も上手く描かれていて感情移入しやすかった。母娘の関係がみずほとチエミが対称的だった。事件の真相やタイトルの意味が分かった時、とてもやるせなくて悲しかった。できないけど、お母さんに会わせてあげたいと思うぐらい切なかった。

Posted byブクログ

2018/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ボリュームは多くないのに、読み終えるのに何度か頓挫して時間がかかってしまった。 母親を刺殺して逃亡、という設定は書き方によってはもっとサスペンス的なハラハラする展開になるのに、途中で流れが停滞してしまって退屈になってしまった。 実はチエミは妊娠していて、子供を生むために逃げていた、という事実が分かったのがヤマで、最後に本当は妊娠していなかったと分かった時は『なんだそれは?!』とがっかりしてしまった。 登場人物もなんだか魅力的に感じませんでした。

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2017/04/06

2016年12月17日読了。 この年齢で読んで良かったというか悪かったというか、すごい話だった。 女の友情、願い、現実……。

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2016/09/07

女子特有の格差、面倒くささ、 そして、母と娘との関係、 辻村さん、嫌になるぐらいうまい。 農家に育ったチエミの環境、 極端にお菓子類を制限されるみずほの環境、 どちらも辻村さんのエッセイで見られた部分がありますね。 最初のほうは、女の面倒くささが続き 何だかな~と思っていまし...

女子特有の格差、面倒くささ、 そして、母と娘との関係、 辻村さん、嫌になるぐらいうまい。 農家に育ったチエミの環境、 極端にお菓子類を制限されるみずほの環境、 どちらも辻村さんのエッセイで見られた部分がありますね。 最初のほうは、女の面倒くささが続き 何だかな~と思っていました。 だけど、みずほと母との関係、 また、及川さんの話から出てくる、チエミと母の関係を見て 息が詰まりそうになってきた。 「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」の意味を知ったとき、 これまでの話がつながり、あっと驚いた。 最後まで娘を守ろうとする母に感動した! しかし、時間が経つにつれて それがいかに身勝手なエゴであるかと思うと 怒りを覚えるやら、切ないやら……。 動物の本能なのか、母と娘の関係は 同性ゆえの歪んだ支配や虐待がある場合がある。 子供をコントロールしてはいけない。 親にコントロールされてはいけない。 そんなことを思った本でした。

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2016/07/29

登録が4月半ば。読み終えたのが7月終わり。 前半読むのやめよかなて何回思ったか。 半分過ぎたあたりからテンポよく物語が進むようになって 後半は面白かった。 タイトルの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」の理由とか、 あ!そうだったんだ…とかもあって。 女の子、女性特有(なのか?)のゴ...

登録が4月半ば。読み終えたのが7月終わり。 前半読むのやめよかなて何回思ったか。 半分過ぎたあたりからテンポよく物語が進むようになって 後半は面白かった。 タイトルの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」の理由とか、 あ!そうだったんだ…とかもあって。 女の子、女性特有(なのか?)のゴタゴタ。 私だって女だけど、そんなの今ちっとも考えてない。 え、そこまで恨む?とか、だから何でって部分多くて、 自分がそれなりに平穏に暮らしてる、今まで平和やったということか?とか考える。 そんな他人を羨んでも、妬んでも、しょうがなくね? 読み終えて、諦めず読んでよかったとは思う本。

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2016/06/18

(2015.11.01読了) ストーリーに引き込まれて一気に読んだけど、なんとなく消化不良な感じでした(^_^;) 主人公(女)の幼馴染(女)が母親を殺して疾走してしまう…。女同士の友情と親子(母娘)関係がテーマになっているせいか、男の私には想像の域を出ず本当の理解は難しいのかも...

(2015.11.01読了) ストーリーに引き込まれて一気に読んだけど、なんとなく消化不良な感じでした(^_^;) 主人公(女)の幼馴染(女)が母親を殺して疾走してしまう…。女同士の友情と親子(母娘)関係がテーマになっているせいか、男の私には想像の域を出ず本当の理解は難しいのかもしれませんf^_^; 主人公と同じアラサーの女性が読んだらきっと物凄くはまるだろうと思います。

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