プロの残業術。 の商品レビュー
ゆとり教育はものの見事に消え去った。詰め込んでいた学習内容を削った代わりに生まれた成果は何も無かった。今じゃゆとり教育の影も形もないけれど、ゆとり企業はいまだに残っている。定時に仕事を終えて、プライペートな時間を楽しむ。そんなクオリティ・オブ・ライフの充実を推奨する社会になった...
ゆとり教育はものの見事に消え去った。詰め込んでいた学習内容を削った代わりに生まれた成果は何も無かった。今じゃゆとり教育の影も形もないけれど、ゆとり企業はいまだに残っている。定時に仕事を終えて、プライペートな時間を楽しむ。そんなクオリティ・オブ・ライフの充実を推奨する社会になった。その背後に経済の停滞があるってことはサルでもわかる。 今となっては、ゆとり企業は人件費を削るための都合の良い理由となってしまっている気がする。リストラで人を削って、なお過剰労働を禁止するとどうなるか。会社が強制する過剰労働を禁止するためのノー残業運動だったけれど、結果的には過剰労働の実態は変わらず、会社が責任逃れをしたような形になった。個人が自発的に残業をしているということになるから残業申請もしないし残業代は出ない。 仕事を定時に終えて、プライベートを充実させようというキャンペーンと、会社に隠してまで残業に励む人がいるという現実。その間にあるズレに違和感を持っていた。だってなんだかんだでみんなハードワークしてるじゃんてところで。その矛盾にこの本はぐさりと突き刺さった。やっぱり、仕事しまくりの方がいいんだ、そう思えた。 ただ、そこはワーカホリックとはちょっと違って、闇雲に仕事をするんじゃなくて残業の時間は自分のための仕事に時間を使うということ。その時間の使い方は仕事じゃなくても、興味のあることに取り組むのだっていい気がする。要は時間を使い切るということじゃないだろうか勝手に判断すると。ただ、残業時間に仕事に関することをやった方が能力は上がるし、評価もあがるから良いじゃんていう感じだろう。そうなると一日は仕事一色になり、結局、過去に逆戻りしている気がするけれど、ちゃんとそこは織り込み済み。残業時間は自分のための仕事をして、会社に絡め捕られるようなことのないようにとのこと。 会社のための仕事と自分のための仕事と分けて考えてみると、なるほどあのひとは会社のための仕事に忙殺されている。なるほど、あの人は自分の仕事をおろそかにしていないと、より詳しく周りを見ることができる。自分の仕事の時間を比べてみると、ハードワーカーも平凡リーマンもそう違いは無いんじゃないだろうか。 もう一つ、よく考えると当たり前のことなんだけど今まで聞いたことがなかったことが書いてあった。 『「考える時間」を効率化することはできない』 確かにそう。だから言い換えると、考える時間を作るためにその他のルーティーンワークや雑務を超効率化してやっつける ということ。残業時間に生まれた「考える時間」これはゾクゾクするほど楽しい仕事になるに違いない。 あと、人が職場で苦しむのは時間ではなくストレスであるということ。 アー、これも確かにそう。
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内容紹介 本書の著者は、世界を舞台に第一線で活躍する現役のコンサルタントであり、これまで経営者だけでも最低3000人以上に面接してきたというキャリアの持ち主。 そんな著者の持てるノウハウが凝縮された1冊とあっては読まない手はないだろう。 著者によると、基本的に、人間の潜在能力は...
内容紹介 本書の著者は、世界を舞台に第一線で活躍する現役のコンサルタントであり、これまで経営者だけでも最低3000人以上に面接してきたというキャリアの持ち主。 そんな著者の持てるノウハウが凝縮された1冊とあっては読まない手はないだろう。 著者によると、基本的に、人間の潜在能力は人によりそれほど変わるわけではない。 しかし、本などで「効率化」のTIPSなどを身につけた人がそれによって、上に行っているわけでもないという(曰く、すでに入社3年目以上の自覚的に働いているビジネスマンにとっては、「効率化」のプロセスは終わっており、あまり意味がない)。 では何が能力やキャリアに差をつけているかというと、それが「残業時間の使い方」だという。 定時までと定時後では、職場の空気が変わるだけでなく、個人の脳の働き方も変わるため、その時間帯に何をするかはじつは極めて重要な問題であり、ただなんとなく残業をしてしまっている人と、定時以降の時間の使い方に効果的な習慣を持っている人とでは、結果的に著しい差がつくことになる。 具体的には、定時を過ぎたら、同じ仕事をだらだらと続けるのではなく、意識を切り替えて「違う仕事」をすることがポイントになってくるという。 たとえば受付からヒューレット・パッカードCEOになったフィオリーナやインド出身の女性でありながらペプシのCEOまで上りつめたヌーイなどはどのような工夫をしてきたかなど、超一流のプロフェッショナルの働き方も紹介されている。 「残業しない技術」などのビジネス書は世に溢れているが、これまで残業時間の動き方に着目した本は、どういうわけか一切なかった。 なかなか仕事に前向きになりにくい時勢の昨今だが、本書が示す働き方は自分を守る力を引き寄せるものであり、現状の閉塞感に対する有力な答えと言えるだろう。 「これからの働き方」を模索しているビジネスマンにとって「バイブル」となり得る1冊だ。 いやー もっと熱く生きたいというか生きなければならないなぁ・・・ なんて考えたりします。。。 日々成長! 改善! 大事です。 楽しもう♪
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書評はありません。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ スキルの高さは掛けた時間に比例する 残業を「楽しい時間」にする 「その残業」は自分のためになっているか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目...
書評はありません。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ スキルの高さは掛けた時間に比例する 残業を「楽しい時間」にする 「その残業」は自分のためになっているか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ はじめに──その仕事のやり方で、あなたは本当に幸せになれるか? Part1 一流になるにはなぜ「プロの残業」が必要か ・人間の潜在能力はあまり変わらない。では、なぜ差が出るのか ・受付嬢はこうしてヒューレット・パッカードCEOになった ・効率を上げるには、いつ働くのが正しいのか ・理想の残業術は、タイガー・ウッズが知っている ・残業時間に「見える」情報とは何か ・早く帰れば帰るほどあなたの重荷は増していく Part2 残業時間を「自分のための時間」に変える ・あなたが「プロになる」ために必要なこと ・案件は「はい」と受け止めてから私的残業で戦略を練れ ・急いては事をし損ずる。「考える時間」を確保しろ ・人脈を広げる残業の習慣術 ・私的残業でできる「一夜で自分を変える瞑想法」 ・少数精鋭しか残らない環境をつくれ Part3 「一流の仕事」を生み出す、時間外の行動力 ・最も成果につながりやすい「時間割」をつくる ・ハンディはあるほうがいい。ハンディの克服で力を伸ばせ ・書く仕事は、残業時間に輪郭をつけて日中に整えろ ・なぜ外資系企業の社員はアウトプットが高いのか? ・本当にあなたを育てる研修は「非売品」 ・自分だけの作戦本部を持て ・私的残業で「悪い情報」をどんどん集めろ Part4 一段上の「イレギュラーワーク」で力をつける ・ワタミ社長の言う「24時間闘争」とは何か? ・「5時に帰るアメリカ人」はどう働いているのか ・イレギュラーな時間にイレギュラーな仕事をする ・飲み会は遅刻しろ! ・残業時間に得られる「成長の処方箋」を利用しろ ・イレギュラータイムの効率を最大限に上げる ・仕事が速い人は「一回し」がうまい ・部下の残業の「終了時間」を決めろ Part5 それでも残業がつらいというあなたへ ・ストレスをなくすには「病原」を正確に特定しろ ・その残業は、本当にあなたのためになっているか? ・感動はただでは手に入らない おわりに──夢は追うけど急がない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/396491eebdffb264.png
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残業はおバカさんの居残りではない。Overtime is my time.スキルの高さは掛けた時間に比例するので、私的残業で自らのキャリアアップにつながるプラスアルファの知識を吸収し、プロを目指せというもの。①ファイルなんか勝手に見ろ。自分の島以外の制限のない情報にアクセスし、財...
残業はおバカさんの居残りではない。Overtime is my time.スキルの高さは掛けた時間に比例するので、私的残業で自らのキャリアアップにつながるプラスアルファの知識を吸収し、プロを目指せというもの。①ファイルなんか勝手に見ろ。自分の島以外の制限のない情報にアクセスし、財産を得ろ②あなたを苦しめるのは時間ではなくストレス。優先順位仕事術は「劣位に置いた仕事にも着手できるだけの時間的余裕が後で必ず来る」という前提のある人にしか使いこなせない。一気呵成で終わりまでやってしまえ③考える時間は効率化できない。目標は数をこなすことではなく成果を挙げること。仕事の精度を上げること。
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成長するためには、自分のために残業をし、学習すべき。 また、日本人は休みすぎ。もっと、働くべきだ。
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<印象に残った点> ・考える時間を効率化させることは出来ない。考える時間を省略化して「効率化」と言うことは、「手抜き」である。 ・アポは20分前着を基本にする。 ・「優先順位仕事術」は、劣位に置いた仕事にも着手できるだけのあとで余裕が「必ず来る」という前提条件の人しか使いこなせな...
<印象に残った点> ・考える時間を効率化させることは出来ない。考える時間を省略化して「効率化」と言うことは、「手抜き」である。 ・アポは20分前着を基本にする。 ・「優先順位仕事術」は、劣位に置いた仕事にも着手できるだけのあとで余裕が「必ず来る」という前提条件の人しか使いこなせない。
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残業時間は自分の成長のために使え、という主旨。 自分のような開発職においては、残業時間に手をつけるか、定時内に事を進めるかの違いだけであって、商品発売までにやるべきことは同じである。 そのような業態においては、残業という考え方そのものがおかしいと感じているため、特別に得たものは少...
残業時間は自分の成長のために使え、という主旨。 自分のような開発職においては、残業時間に手をつけるか、定時内に事を進めるかの違いだけであって、商品発売までにやるべきことは同じである。 そのような業態においては、残業という考え方そのものがおかしいと感じているため、特別に得たものは少ない。
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ハンディは残業で埋めるしかない。 ゆとり起業社会の押し売りの犠牲者になるのは自分。 キーワードは、楽しんでする「自分のための残業」=「私的残業」上司や目標とする人の業務ファイルを読むこと。施錠されていないもの、アクセス権の制限のない資料は、すべてスキルを身につけ、偉くなっていくた...
ハンディは残業で埋めるしかない。 ゆとり起業社会の押し売りの犠牲者になるのは自分。 キーワードは、楽しんでする「自分のための残業」=「私的残業」上司や目標とする人の業務ファイルを読むこと。施錠されていないもの、アクセス権の制限のない資料は、すべてスキルを身につけ、偉くなっていくための財産。 自分だけの「作戦本部」を持て。公共の場所で、人の目がきにならないところを書斎にする。 同行訪問をしてくれたときに上司と喫茶店に行き、そこでコーヒーを飲みながらフィードバックをもらう。 残業の効率を保つための5つのルール 1.徹夜は避ける 2.できるかぎりよく寝る。 3.無理を重ねない。 4.帰りに飲みに寄らない。 5.長引くようならまんじゅうをほおばる。 私的残業とは、自分の成長のためにする残業。
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ノー残業ブームな昨今ですが、「残業する人は仕事を効率的に終わらせられないダメな人」という考え方に異議を唱える本。 定時後は自分のための残業を行うということと、何をすればいいかを紹介しています。 ゆとり教育の失敗を、今度はゆとり企業でやられたら、「学習や仕事のできない人」になって...
ノー残業ブームな昨今ですが、「残業する人は仕事を効率的に終わらせられないダメな人」という考え方に異議を唱える本。 定時後は自分のための残業を行うということと、何をすればいいかを紹介しています。 ゆとり教育の失敗を、今度はゆとり企業でやられたら、「学習や仕事のできない人」になって損をするのは自分自身。 ゆとり教育のときは子供を塾に通わせる親が多かったけれど、ゆとり企業で自分を守れるのは自分だけ。 …というのに納得です。 今の新入社員に読んでもらいたい一冊ですね。
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「残業ゼロ」の仕事力 吉越 浩一郎 (単行本 - 2007/12/22) 「残業ゼロ」の人生力 吉越 浩一郎 (単行本 - 2008/8/3) 以前読んだ、「残業ゼロ」の人生力 吉越浩一郎とは真逆のタイトル。 自分のための残業=85%ルール?? 【ポイント】 ...
「残業ゼロ」の仕事力 吉越 浩一郎 (単行本 - 2007/12/22) 「残業ゼロ」の人生力 吉越 浩一郎 (単行本 - 2008/8/3) 以前読んだ、「残業ゼロ」の人生力 吉越浩一郎とは真逆のタイトル。 自分のための残業=85%ルール?? 【ポイント】 12/残業を平気でさせる旧来の職場には、「ノー残業」とは逆の意味での無意味さがあふれている。 それは、「ビジョン」なきただのこき使いだ。 だから、「Overtime is my time.(残業時間は自分の時間)」 50/あなたを苦しめるのは時間ではなく、ストレスだ。 ストレスの原因は、職場の人間関係だったり、過剰なノルマだ。 ◆「労働時間を短くすればストレスはなくなる」というような単純な職場はない。 ノー残業を進めるがゆえに、仕事の積み残しが増えてストレスが襲う。 51/「優先順位仕事術」は、「劣位においた仕事にも着手できる時間余裕があることが前提。 「時間キチキチ」の環境が続く中では、いつまでたっても優位の仕事しかできない。 劣位の仕事の「底たまり」がストレスを生む。 58/ノー残業理論の脆弱性 日々の仕事があたかも一定の前提にたっている。 ビジネスの世界では、あなたが今夜やらない仕事は、ライバル企業がやっている。 61/イエスマンではない「はい」とは・・ 上司からの指示に、「はい」との返事は、一旦それを預かって、あとから論理的に「ノー」もいえる様にするための「はい」なのだ。 70/効率化とは、プロセスの簡素化や省略、機械化によってやることで、「考える時間」を効率化することはできない。 76/長野流「速攻意識改革術」 その社員を目標とすべき相手の椅子に座らせる →「幹部社員を社長を目指すつもりで頑張らせる」 100/米国の残業感 :?残業する人はハードワーカーと尊敬される。 ?残業を「オバカの居残り」とみない。 ?残業しない人でも、終わらなければ、終わらせるために土曜日に出る。 116/自腹を切らない研修は無意味。 取っ掛かりとしては重要だが、自分の血肉に変えるにはその後の努力。 133/(悪い)情報は、眉間にシワを寄せない人のもとのに集まる。 145/日本の祝日の多さは、世界一レベル、しかも一斉に休む。 幻想としての「ゆとり企業社会」に惑わされはいけない。 休みを増やしても、日本人のストレスはへらいない。 146/残業できる環境にある人は幸せなのだ。 したくてもできない人もいる。(クレーマー・クレーマー??) 148/残業ゼロの職場のリスクは、極端に日常業務遵守型になること。 イレギュラー案件はまさに「悪の根源」。 戦略なき業務は共産主義の業務。 →イレギュラー業務は、他部署に押し付けるか、検討したふりをし断ってしまったりする。 150/戦略を考えるということは、イレギュラーなことを考えるということを含んでいる。 発想はどんな時にも浮かぶかもしれないが、私的残業によって、初めてそれを戦略に昇華させ、段取り展開できる。 151/「リトリート仕事術」:「頭を使うために場所と時間を変える」 ←イレギュラーな発想を引き出す。 158/自分の仕事のフィードバック:「自分はどこを頑張ればもっと伸びる ことができるかのヒントを上司からもらう。 164/達成感と成果はちがう。←「徹夜」はそれだけで達成感がある?。 180/だれが何をやっているかを把握し、仕事にかかる時間を見積もらせる。 ←管理のない残業は無駄 185/残業が苦しく感じられるのは、時間以外のストレスがある。 そのもとを特定し、解決する。 187/苦しい時は、自分自身に謝った洗脳をかけていないか疑う。 職場の作業フローやプロセスに問題点を探し、その見直しをする。 189/自分の幸福の最大化という観点から考えて、日中の仕事や残業がどう貢献しているかを検討する。 198/楽しいことだけを私的残業で実現して夢を追い、そうでないものは定時までに終わらせる。 子の養育、親の介護、共働きなどで、残業のできない人はいっぱいいる。 だから「感謝をもって私的残業に取り組もう」 見直すべきは、長時間労働ではなく、業務そのものの問題の根本問題だ。
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