床屋さんへちょっと の商品レビュー
久しぶりに通勤時間が楽しくなった本 時間がいったりきたりするのはあんまり好みじゃないけど 作者はハッピーエンドが好きな人に違いない?
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連作短編集。ひとつの家族のあの時、この時。年代を視点をあちこちに移動させながらもああ、あの時の・・・とちょっといい話満載。最終章では涙、涙。
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レビューは→http://ameblo.jp/sean-north/entry-10489317991.html
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会社小説+家族小説。会社を潰しちゃった二代目社長の人生を床屋を軸に遡っていき、最後に現在に戻って閉める。うまいね〜、山本さん、やっぱりいい!ほろりとさせて明日への希望へと繋げる、安心してヒトに進められる小説だな。
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前半部分は香が、勲に反発するが多かったが最後の話では・・・現実になかなか真面目な性格だけで評価されない事を目の当たりにしているだけに、情が移るっ
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親から譲り受けた会社をつぶしてしまった元2代目社長。会社の清算を終え、雇用される側として、人生の再スタートを切る。そんな父をあるときは社会人の先輩として、あるときは反面教師として見続けた娘。そして、彼ら親子の人生のターニングポイントにはなぜか床屋さんが存在していた。 著者お得意...
親から譲り受けた会社をつぶしてしまった元2代目社長。会社の清算を終え、雇用される側として、人生の再スタートを切る。そんな父をあるときは社会人の先輩として、あるときは反面教師として見続けた娘。そして、彼ら親子の人生のターニングポイントにはなぜか床屋さんが存在していた。 著者お得意の仕事に携わる人を応援する小説。 会社をつぶしてしまったものの、家族のために誠実に仕事を続けた父。そんな父親の思いにしだいに近づいていく娘。なんだかんだ言っても親子って最後には繋がっていくものなんだな。
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2010/03/30 とりあえず床屋へいくのね。過去は重たいけれど、胸のすくような台詞があちこちに。
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ある(元)社長の、社員との関わり、妻や娘との生活、を描いた小説。 キャリアウーマンを目指す里見さんの話が良かった。 でも一番は、やはり最後の娘・香視点の一話。 泣けた。
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73歳の勲は孫の勇と霊園を見に出かける。そこは自分が2代目社長をしていたシシクラ工場があった場所だった。オイルショックの時代に自分がつぶしてしまった会社。その工場の近くにはいつも利用していた床屋があった。 一話ごとに時代が過去へ流れる。 仕事と娘の香とシシクラ製菓と床屋と、それぞ...
73歳の勲は孫の勇と霊園を見に出かける。そこは自分が2代目社長をしていたシシクラ工場があった場所だった。オイルショックの時代に自分がつぶしてしまった会社。その工場の近くにはいつも利用していた床屋があった。 一話ごとに時代が過去へ流れる。 仕事と娘の香とシシクラ製菓と床屋と、それぞれの時を勲は真剣に生きてきた。
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宍倉勲は二十代半ばで父が興した会社を引き継いだが、十五年後に敢えなく倒産させてしまった。罪悪感をぬぐえないまま再就職し定年まで働き、もうすぐ「人生の定年」も迎えようとしている。だが、そんな勲の働く姿こそが、娘の香を「会社」の面白さに目覚めさせて―「仕事」によって繋がった父と娘を、...
宍倉勲は二十代半ばで父が興した会社を引き継いだが、十五年後に敢えなく倒産させてしまった。罪悪感をぬぐえないまま再就職し定年まで働き、もうすぐ「人生の定年」も迎えようとしている。だが、そんな勲の働く姿こそが、娘の香を「会社」の面白さに目覚めさせて―「仕事」によって繋がった父と娘を、時間をさかのぼって描く連作長編。
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