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子どものための哲学対話 の商品レビュー

3.6

68件のお客様レビュー

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2023/04/24

わかったような気になったりわからなかったりするけど考えるきっかけにはなる が、実際に考えれてはいない あと読んでいると私はどうしようもない人間なんだな…と理解した

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2023/04/02

薄いけど、ちゃんと哲学していた気がします。 クジラは魚か、哺乳類のくだり、どこかで似たようなくだりを見たな、と思って数秒考え、「あ!葬送のフリーレンだ!」と思い出せました。収斂進化。本筋とは関係ないけど、記憶力が仕事をしてくれた。 本筋に戻ると、記憶が人を人たらしめるのではな...

薄いけど、ちゃんと哲学していた気がします。 クジラは魚か、哺乳類のくだり、どこかで似たようなくだりを見たな、と思って数秒考え、「あ!葬送のフリーレンだ!」と思い出せました。収斂進化。本筋とは関係ないけど、記憶力が仕事をしてくれた。 本筋に戻ると、記憶が人を人たらしめるのではないのかな、と思いました。

Posted byブクログ

2023/02/14

QK読書会から。 「子どものため」と言いつつ容赦がない。ネクラとネアカの話とか。子どもは大ダメージ食らわない?いや、大人だからこそ食らうのかもしれないな……。 永井均定義の"ネアカ"の人物は、私がまさに「こういう人でありたい」と思う、理想の生き方考え方だった...

QK読書会から。 「子どものため」と言いつつ容赦がない。ネクラとネアカの話とか。子どもは大ダメージ食らわない?いや、大人だからこそ食らうのかもしれないな……。 永井均定義の"ネアカ"の人物は、私がまさに「こういう人でありたい」と思う、理想の生き方考え方だったな。 愛は2種類あるという話、個人的にとてもイメージが湧きやすかった。「愛」の種類は沢山あるけど、それを上手く言語化してくれたなあと思った。 新しい世界の見方を提供してくれる一冊だと思う。

Posted byブクログ

2023/01/28

青い鳥はもともとそこに居たのに気づかなかったのか、それとももともとは青くなかったのか? そこに在る、居る、ということは、見える、さわれる、ということと同義なのか?見えないもの、さわれないものは、無いということなのか? 社会契約論とか、実存主義(?)とか、難しい言葉でよく語られてい...

青い鳥はもともとそこに居たのに気づかなかったのか、それとももともとは青くなかったのか? そこに在る、居る、ということは、見える、さわれる、ということと同義なのか?見えないもの、さわれないものは、無いということなのか? 社会契約論とか、実存主義(?)とか、難しい言葉でよく語られていそうな話が子どもと猫の対話という形で述べられていて、薄いんだけど内容はとっても濃い。普段目を向けることのない、当たり前だと思っていることに疑問を投げかけて、考えたり人と話したくなったりするきっかけをくれる本。

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2023/01/16

身近な問いで、クラスでみんなで考えるきっかけには良いかと思います。 ペネトレがさも自分が正しいかのように、教えるような口調なので、対話?となりました。 また、上品・下品など、なぜそう言い切れるのか分からないので、モヤモヤ… 子どものためのというには、ペネトレの表現が難しかった...

身近な問いで、クラスでみんなで考えるきっかけには良いかと思います。 ペネトレがさも自分が正しいかのように、教えるような口調なので、対話?となりました。 また、上品・下品など、なぜそう言い切れるのか分からないので、モヤモヤ… 子どものためのというには、ペネトレの表現が難しかった気がしました。

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2022/09/27

哲学の本だけど、子ども向けの本だからか、言い切り型の文章が続き、いい歳の大人としては、「世の中はそんなに単純に生きれないよ」とモヤっとしたのは正直な話。一つのテーマを深く追求することもない。でも、家事の合間にふと本のテーマが頭をよぎり考え込む。だからきっと子どもたちの心にも、考え...

哲学の本だけど、子ども向けの本だからか、言い切り型の文章が続き、いい歳の大人としては、「世の中はそんなに単純に生きれないよ」とモヤっとしたのは正直な話。一つのテーマを深く追求することもない。でも、家事の合間にふと本のテーマが頭をよぎり考え込む。だからきっと子どもたちの心にも、考えるきっかけ、思考の種を植えてくれる、そんな本だと思う。

Posted byブクログ

2022/09/12

考え方次第で世界の見え方は変わる、ということを子どもはこれで学ぶのか。処世術を紹介しているとも読める。そのコツとかヒントが示されている。総じて言っているのは、自分の頭で考えなさい、ということ。

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2022/06/30

三年前、ぼくが小学五年生の時から家に住み着くようになったペネトレという猫はとても不思議な猫なんだ。 名前もへんだけど、なによりおかしいのは人間の言葉を話すってこと。 でも普通の人が言うようなことは絶対言わない。ペネトレは人間はなんのために生きているのか」とか「学校には行かなくちゃ...

三年前、ぼくが小学五年生の時から家に住み着くようになったペネトレという猫はとても不思議な猫なんだ。 名前もへんだけど、なによりおかしいのは人間の言葉を話すってこと。 でも普通の人が言うようなことは絶対言わない。ペネトレは人間はなんのために生きているのか」とか「学校には行かなくちゃいけないのか」そういう問題について話すんだ。 ペネトレのいうことは普通の人とは全然違う。でもよく考えてみると、ひょっとしたらペネトレの考えが正しいんじゃないかって思えてくる。 そんなぼくとペネトレの対話の記録 前半はとても読みやすく、うーんなるほどな〜と思わず考えてしまいような内容で、子どもが物事の考え方を学ぶ本としてとてもいいと思った。 けれど、後半に進むにつれ難しくなってきて、大人の私でも理解できない部分があったり、言い分が断定的、固定的でちょっと怖いなとすら思えてきたりした。 こういう考え方もありますよという提示までであればぜひ薦めたい一冊だと思えたけれど、こうだ!と言い切られてしまうと、それを多感な時期の子どもには薦めにくいなと思った(自ら手にする分にはまた違うと思うが)。

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2022/07/15

哲学書と自己啓発本がおり混ざっており、評価も難しい。自己啓発本というジャンル自体はろくでもないが、それに哲学的バックグラウンドが合わさるだけで評価を難しくする。 この本の作者(ペネトレ)は、様々な問題に対して答えをあまり用意していない。これにより、読者は作者が何を言いたいか考え...

哲学書と自己啓発本がおり混ざっており、評価も難しい。自己啓発本というジャンル自体はろくでもないが、それに哲学的バックグラウンドが合わさるだけで評価を難しくする。 この本の作者(ペネトレ)は、様々な問題に対して答えをあまり用意していない。これにより、読者は作者が何を言いたいか考えなければならない。『この本のほんとうの意味っていうのは、この本の読者のひとりひとりにとって、それぞれちがっていていいのさ。だいじなことは、自分で発見するってことなんだ』 『ネアカな人や上品な人はちがうよ。そんなものなしに、未来の遊びのための準備それ自体を、現在の遊びにしちゃうことができるんだよ。他人のための奉仕それ自体を、自分の娯楽にしちゃうことだってできるさ』これ、二つ上の社会不適合先輩に聞かせたい

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2022/04/18

どこかの書評から。これ、確かに子どもが最初に触れる哲学としては打ってつけ。そっち方面にまるで疎い自分も、本書で言わんとすることは何となく見えたし、これを取っ掛かりに、哲学に興味を抱く向きもあり得ると思われる。あとがきから見えるように、有名哲学者の思想が、かなり広範囲に網羅されてい...

どこかの書評から。これ、確かに子どもが最初に触れる哲学としては打ってつけ。そっち方面にまるで疎い自分も、本書で言わんとすることは何となく見えたし、これを取っ掛かりに、哲学に興味を抱く向きもあり得ると思われる。あとがきから見えるように、有名哲学者の思想が、かなり広範囲に網羅されているみたいだし。

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