無銭優雅 の商品レビュー
共感はしてないけどこんな愛の形があっても良いなあ。タイトル通りの暮らしで、「豊か」 ってなんだろうなあ、こんな時間も過ごし方もあるんだなあ。あっという間に世界観に引き込まれて面白く読めた。鴨南蛮うどん食べたい
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40代の二人が惹かれ合って周囲に揶揄されるくらいいちゃいちゃする話。 最初は二人の熱量に若干引いたけど、読み終わる頃にはこんな風に生きられたらなという気持ちさえ湧いていた。 家族からはいつまでも結婚もせず幼稚だと思われてる主人公。 終わりが来るかもしれない事を受け入れつつ今を大事...
40代の二人が惹かれ合って周囲に揶揄されるくらいいちゃいちゃする話。 最初は二人の熱量に若干引いたけど、読み終わる頃にはこんな風に生きられたらなという気持ちさえ湧いていた。 家族からはいつまでも結婚もせず幼稚だと思われてる主人公。 終わりが来るかもしれない事を受け入れつつ今を大事に過ごしている主人公は実は大人なのかもしれない。 子どもの前で夫婦喧嘩をしてる兄夫婦よりも、よっぽど成熟してるように見えてくる。 相手の幸せと自分の幸せを同じくらい大切にして日々を生きるって簡単なようですごく難しいことだから。 相手にも自分が思うおいしいうどんの食べ方をして欲しいなんて、愛だよなぁ~。 誰がための人生。 自分が思う幸せに対してまっすぐな人って憧れる。
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かなり好きだったな!最初は慈雨ちゃんの語り口調のインパクトに圧倒されたけど、どんどん2人のことが好きになった。
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初めは独特の文体と主人公たちの会話のテンポに戸惑いましたがどんどん楽しくなって私も一緒に栄くんを愛でたり、慈雨ちゃんをキュートだなと思ったり。 このまま二人のオトコイを見守っていくのかなーと思いきや、最後の展開が予想外でした。 最後まで読んで本当に良かったと思える作品でした。
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山田詠美の小説は、読んでいると不安になる。内容と文体が合っていなくて、心がざわつく。軽薄な文体で、そのくせ的確な言葉を選びつつ、格言みたいな大事なことをあちこちで言う。 そうか、これは慈雨と栄の関係そのものだ。日々イチャイチャと他愛ない話をしながら、選ぶ言葉は研ぎ澄まされていて、...
山田詠美の小説は、読んでいると不安になる。内容と文体が合っていなくて、心がざわつく。軽薄な文体で、そのくせ的確な言葉を選びつつ、格言みたいな大事なことをあちこちで言う。 そうか、これは慈雨と栄の関係そのものだ。日々イチャイチャと他愛ない話をしながら、選ぶ言葉は研ぎ澄まされていて、愛と死と人生の機微をちょくちょく突いている。いつもはしない付箋貼りをしながら読んだら、きっとものすごい数の付箋が本の頭からピョコピョコはみ出して、この本を彩っていることだろう。 「読んだら処分する本」箱に入れていたけど、これは部屋の書棚に帰るべき本。 ちなみに、この本の一番好きな箇所は、慈雨の旧友ハイデゲリアンが二人を評して言うこのくだり:「二人共、年を取りそこねてる感じがした。ちょっと、羨ましかった。この年齢(とし)で、現実に噛み付かれてないたたずまい保つのって、技がいるものね。」
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途中までは、あまり地に足のついていないふわふわした大人の恋愛小説だなあ、と呑気に読み進めていたけれど、最後の最後に一気に印象が変わった作品。 人が人とともに生きるって、こういうことなのかな、と感じたラストシーンだった。 作品中に、いくつもの小説からの引用が散りばめられているが、そ...
途中までは、あまり地に足のついていないふわふわした大人の恋愛小説だなあ、と呑気に読み進めていたけれど、最後の最後に一気に印象が変わった作品。 人が人とともに生きるって、こういうことなのかな、と感じたラストシーンだった。 作品中に、いくつもの小説からの引用が散りばめられているが、それらを全て知っていたら、さらに印象は変わるのかもしれない。
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佐伯ポインティのラジオでおすすめされてて読みはじめた。 すみません、慈雨ちゃん。栄くんが好きすぎます。 でもそれは「慈雨ちゃんが好きな栄くん」が好きなのです、ですので悪しからず。国語系?の塾講師のため文学的でありながら動物的である、その人間(ヒューマン)すぎる栄くんに正直メロメロ...
佐伯ポインティのラジオでおすすめされてて読みはじめた。 すみません、慈雨ちゃん。栄くんが好きすぎます。 でもそれは「慈雨ちゃんが好きな栄くん」が好きなのです、ですので悪しからず。国語系?の塾講師のため文学的でありながら動物的である、その人間(ヒューマン)すぎる栄くんに正直メロメロです。 ラストはなぜかずっと泣きながら笑ってた。たぶんしばらくこれを超える名作に出会える気がしません。
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あとがきを読みたくない小説が好きだ。 圧倒的自己完結。この物語の主役である慈雨と栄もそうだ。真剣にふざけた恋愛をしている2人に、外からの解説などいらない。 死というテーマが寄り添っているとは思えないほど、スキップのように軽い足取りで交わされる意味のない会話たち。 Am...
あとがきを読みたくない小説が好きだ。 圧倒的自己完結。この物語の主役である慈雨と栄もそうだ。真剣にふざけた恋愛をしている2人に、外からの解説などいらない。 死というテーマが寄り添っているとは思えないほど、スキップのように軽い足取りで交わされる意味のない会話たち。 Amyの小説に出てくる主人公はフラフラしているように見えて、自分にとって大切なものを手の内ににしっかりと握りしめている。自分だけがその価値を知っていればいいことを知っている。
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私の名前は、昔父親が読んだ小説の登場人物からもらった名前です。子供が生まれたら、その名前を付けたいと思っていたらしい、、、 「無銭優雅」を読んで、私もビビッときました。 “笑い声は、いつのまにか溜息のようにおとなしくなり、さらにそれを鞣して、彼は囁く。だって、ほら、ここにも、...
私の名前は、昔父親が読んだ小説の登場人物からもらった名前です。子供が生まれたら、その名前を付けたいと思っていたらしい、、、 「無銭優雅」を読んで、私もビビッときました。 “笑い声は、いつのまにか溜息のようにおとなしくなり、さらにそれを鞣して、彼は囁く。だって、ほら、ここにも、もうひとつ、死があった。鼓膜でそれを受け止めると、今度は、こちらの耳が濡れて行く。私の名前は、慈雨という。” この一文を読んで、その時の父親もこんな気持ちだったのかな〜と想像しました。 もう絶版になっている小説だけど、私と同じ名前の人が出てくるそれを読んでみたいです。古本で探してみます! 名前の他にも好きな言葉がたくさん見つかった小説でした!山田詠美さん作品の中で1番好きです!
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40歳を過ぎての恋愛は、他愛ない二人だけの時間を共有するだけで十分。 死ぬ時は一緒に…人生も後半戦だから、楽しく本音で素のままで。 2023.2.19
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