無銭優雅 の商品レビュー
40代ってこんな自由なのか?と楽しみな気持ちと、40代になってもこうなのか…という残念な気持ちを味わえる。
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【豊島ミホさんの解説で見方が変わった】 10年ほど前に一度読んでいましたが、あらためて再読しました。もうこういう恋愛小説ど真ん中な物語を読まなくなっていたところで再読してもピンくることは少なかったです。 ですが、豊島ミホさんの解説を読んだらこの小説の見方が変わりました。一度目...
【豊島ミホさんの解説で見方が変わった】 10年ほど前に一度読んでいましたが、あらためて再読しました。もうこういう恋愛小説ど真ん中な物語を読まなくなっていたところで再読してもピンくることは少なかったです。 ですが、豊島ミホさんの解説を読んだらこの小説の見方が変わりました。一度目でも読んでいるはずなのにその時は響かなかったんですね。 恋愛小説を読む醍醐味とは。 なぜこの本に引用がたくさん載っているのか。 なるほどな〜と思いました。 自分以外の他の人の感想や、解説は面白いなと思いました。
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大人向け雑誌の武蔵野を歩く特集から抜け出てきたみたいな2人がリアル…この本に出てくる界隈は深掘りするとエリア外に出たくなくなると思っているし、街の中を巡るだけで世界中に行けてしまうの判る
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
客観的に見れば、お気楽放蕩中年女、そんな風に言われてしまいそうな主人公を一人称視点で描いた話。すごくよかった。恋の価値観がとても共感できる(この歳になって恋の価値観とかかくのすら恥ずかしいけれど)。上手に親不孝でいることが親孝行、わかるけど言葉にしたくない。でも提示されるとこれもわかる。素敵な匂い立つ無銭優雅だった。
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死がふたりを分かつまで、愛し、慈しむ。 恋が人生の全てではないけれど、愛は人生の全て。 夏が過ぎて、小春日和にあなたと手を繋ぐ。 繋ぎながら歩く。 歩きながら想う。 想いながら死ぬ。 死ぬまで生きる。
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「学問」の次のこの作品です。学問のような彼女の箱庭はどうもこの作品にはありませんでした。ちょっぴり残念です。なんだか2人よがりの好き好き好きの押し付けがだんだんしんどくなってきました。全然おもしろくない作品ということではないです。求めていた箱庭感が… でも、山田詠美さん。あと...
「学問」の次のこの作品です。学問のような彼女の箱庭はどうもこの作品にはありませんでした。ちょっぴり残念です。なんだか2人よがりの好き好き好きの押し付けがだんだんしんどくなってきました。全然おもしろくない作品ということではないです。求めていた箱庭感が… でも、山田詠美さん。あと2冊ばかりは読んでみたいと思います。
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タイトルに惹かれて借りてきた本。 奥さんになる人生を選ばなかった、マイペースな女性の自分の価値観に素直な恋愛が描かれる。自分の気持ちに正直に、相手と付き合う、こういうふうにできたらホントに良いと思う。
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今年の冬休みの読書。 ラビット病を思い出すような中身だった。 ラビット病に、もう少し歳をとってからかかるとこんな感じだなぁ…という内容。 久々に、山田詠美で、読んでいてほんわかする内容の本を読んだ。 札幌市の図書館で借りた本。
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ストーリーは良かった。死に対して考えるところも有り。 しかし、40過ぎた大人たちはこんな呑気にいくもんかというかやはり人はいくつになっても、青二才なのか、、、
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大人の恋愛、そう書くよりも「中年の恋愛」の方がしっくりきます(褒めています)。 血の通った肉のある、年相応に生きている人間の心を相手に抱きしめてもらう恋愛話。 私が私である証拠を見つけて褒めあい愛すって、男と女じゃなくても、人と係わったときの最高の関係だよなとおもいました。
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