数学的にありえない(上) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2020/6/29読了 “ラプラスの魔”を巡る陰謀も追跡劇も戦闘も、全ては一人の少女を救う為のシナリオだったというオチ。しかも、ファウアーさんは、続編の『心理学的にありえない』以降、小説の発表はなさそう。『心理学的に…』の方はイマイチ感あり、一発屋で終わってしまった可能性がある――あくまで、可能性だけど。
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ポーカーで、もし自分がAのフォーカードなら確実に勝てると思うでしょう。それよりも強いストレートフラッシュなら7万分の1の確率だそうですし、最強のロイヤルストレートフラッシュなら65万分の1だそうなので、確率的にほぼあり得ないからです。 ところが…。 ♠️♦️♣️♥️ネタばれはあ...
ポーカーで、もし自分がAのフォーカードなら確実に勝てると思うでしょう。それよりも強いストレートフラッシュなら7万分の1の確率だそうですし、最強のロイヤルストレートフラッシュなら65万分の1だそうなので、確率的にほぼあり得ないからです。 ところが…。 ♠️♦️♣️♥️ネタばれはありません 本書は、確率論や量子力学から、悪の組織に追われるサスペンス、ハラハラドキドキのアクションとミステリーが見事に融合した超娯楽小説です。 この本のおかげで、数学や量子力学に興味を持てるようになり、ラプラスの魔やシュレディンガーの猫、ハイゼンベルクの不確定性定理などの言葉を知りました。 10年以上前の本なのに、未だにこの衝撃を超えるものに出合えていない気がします。 出合えていない―機内―見ない―市内…おっと失礼、(←この意味はぜひ本書で!) 知的好奇心とスリルを求めるあなたに! →→→→ 再読記録に蛇足アリマス
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2021年5月5日読了。 帯に「児玉清氏絶賛」「ダヴィンチ・コードに匹敵する傑作」とあるが、途中で断念しかける。 ブックレビューの点がいいので、上巻だけは読み終えて判断しようと思っていたところ、ストーリーが急展開し、面白くなってきた。 これから下巻に突入。
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文系の私が抱いている”数学”とは逆の印象のプロット。気持ちよく論理展開していく部分と、SFちっくな飛躍したプロットのアンバランスが気持ちよい。
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タイトルがとても魅力的。 さらに、「児玉清氏、絶賛!」と書かれた帯が付いていたので、迷わず購入した。 ポーカーで1万1,000ドルの借金を負うことになった主人公のデイヴィッド・ケインは、癲癇の症状を和らげるために飲んだ薬の影響で、未来を予知する能力を手に入れた。 謎の科学...
タイトルがとても魅力的。 さらに、「児玉清氏、絶賛!」と書かれた帯が付いていたので、迷わず購入した。 ポーカーで1万1,000ドルの借金を負うことになった主人公のデイヴィッド・ケインは、癲癇の症状を和らげるために飲んだ薬の影響で、未来を予知する能力を手に入れた。 謎の科学者トヴァスキー、科学技術研究所のフォーサイス、そしてCIA工作員のナヴァが彼を追い、あるいは殺そうとする。 デイヴィッドの能力が物語の中でどのような役割を果たすのか、下巻がすごく気になる。 ポーカーの駆け引き、ハイゼンベルクの不確定性理論、シュレーディンガーの猫など、数学的・物理学的な話題がたくさん出てくるのがうれしい。 また、ケインが大学で行った確率についての講義がすごくおもしろかった。
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難しい 統計学とか物理学とかの会話がバンバン出てくるし でも面白い 都合が良過ぎる所もここまでくれば気持いい しっかし登場人物が全員せっぱ詰まってるなぁ
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うーん、長い、小難しい、けど面白い。 SF好きならまぁ、嫌いじゃないのでは? 私は特にSF好き!では無いけどおもしろいと感じた。 途中ダレそうになったけど、一気読みしないと絶対分からなくなると思って(笑) キャラで押し通さないところが良かったかな。その分理屈が多くて。ただしアクシ...
うーん、長い、小難しい、けど面白い。 SF好きならまぁ、嫌いじゃないのでは? 私は特にSF好き!では無いけどおもしろいと感じた。 途中ダレそうになったけど、一気読みしないと絶対分からなくなると思って(笑) キャラで押し通さないところが良かったかな。その分理屈が多くて。ただしアクションとスリルで押し通してるね。笑
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ミステリーの中に知的ウンチクをまぶした1冊で2度おいしいを狙った作品ですが、ダン・ブラウンのようにはいきませんでした。 しかし、この作者は小さいころに失明し、その後「朗読テープ」で「乱読(聴)」した苦労人で、さらにこれがデビュー作。 その背景を考慮すれば、このクオリティの高さは感...
ミステリーの中に知的ウンチクをまぶした1冊で2度おいしいを狙った作品ですが、ダン・ブラウンのようにはいきませんでした。 しかし、この作者は小さいころに失明し、その後「朗読テープ」で「乱読(聴)」した苦労人で、さらにこれがデビュー作。 その背景を考慮すれば、このクオリティの高さは感心です。
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今更だが、一番のタイミングで読めた。 これ、本当に泣けるし面白い! 星がいくつあっても足りない。 ラプラスの悪魔がやらなければいけない事、 それはいかなる時代もノーブレスオブリージュに他ならない。 ここまで判っているなら是非hanahanaに招待したい! 久々に作者と...
今更だが、一番のタイミングで読めた。 これ、本当に泣けるし面白い! 星がいくつあっても足りない。 ラプラスの悪魔がやらなければいけない事、 それはいかなる時代もノーブレスオブリージュに他ならない。 ここまで判っているなら是非hanahanaに招待したい! 久々に作者とシンクロしました。
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http://tacbook.hatenablog.com/entry/2015/08/28/223910
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