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数学的にありえない(上) の商品レビュー

3.7

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2011/02/08

読み進むにつれなかなかの展開が繰り広がり、あっと言う間に読み終わった。主人公とその兄にも愛着が湧く。ただ『数学的にありえない」という邦題はちょっといただけない。確かに確率論など数学的な要素は含まれているが、この題名がついている事で先入観を持ち、もっと数学的な内容の展開を期待してし...

読み進むにつれなかなかの展開が繰り広がり、あっと言う間に読み終わった。主人公とその兄にも愛着が湧く。ただ『数学的にありえない」という邦題はちょっといただけない。確かに確率論など数学的な要素は含まれているが、この題名がついている事で先入観を持ち、もっと数学的な内容の展開を期待してしまった。本の作者がつけた「IMPROBABLE」(ありえない。ありえそうもない。信じられない。)という形容の原題の方がこの本の内容にはぴったりだと思った。

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2010/11/21

http://twitter.com/#!/zusshy/status/6258431753199616

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2012/04/15

上巻は伏線に費やした感があって、さほど話に起伏がなく面白いとは感じなかったが、下巻はそれら伏線をどんどん回収し、展開が早くて面白かった。 確率論、ラプラスの魔といった数学的知識が皆無な自分にとって、それらを小説の中で理解するのはなかなか楽しかった。

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2010/06/17

深夜にとつぜん未読のミステリーが読みたくなり、本棚を探して発見したのがこの本でした。 どうやら同居人が買ったものらしく・・・。 “数学的”の文字に、自然と拒絶反応が起きていたのですが、内容はSF要素が強くて、意外でした。 数学に強かったらよかった・・・・ と読みながらつくづく思い...

深夜にとつぜん未読のミステリーが読みたくなり、本棚を探して発見したのがこの本でした。 どうやら同居人が買ったものらしく・・・。 “数学的”の文字に、自然と拒絶反応が起きていたのですが、内容はSF要素が強くて、意外でした。 数学に強かったらよかった・・・・ と読みながらつくづく思いました。 もっとずっと楽しめたろうに・・・って(笑) でもキャラクターが魅力的で、しっかりのめり込んで読みました。

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2010/05/12

確率論や相対性理論など、専門的なことは詳しくはないけど楽しめたし、学問以外にもハラハラするような逃走劇なども面白い。上巻の中盤過ぎくらいまでは物足りなかったけど、後半になるにつれどんな流れかが分かってきて、下巻は最後まで楽しめた。

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2010/03/23

べらぼうに面白かった。個人的には人がたくさんバンバン死んでしまうのと暴力描写が若干もてあます感じでしたが、そんなことは気にならないくらいに面白く、上下巻を2日で読んでしまいました。物語のスパイスみたいなものとしてむつかしい数学論、確率論、物理の定理や心理学とか哲学が出てきたり、さ...

べらぼうに面白かった。個人的には人がたくさんバンバン死んでしまうのと暴力描写が若干もてあます感じでしたが、そんなことは気にならないくらいに面白く、上下巻を2日で読んでしまいました。物語のスパイスみたいなものとしてむつかしい数学論、確率論、物理の定理や心理学とか哲学が出てきたり、さらにはそれがどんな学問なのかさえわからない量子学とかも出てくるんですが素人がくじけない程度に上手にストーリーの中で説明してくれてとても刺激的でした。何度もあ!やられた!と思いつつ、最後まで飽きずにきちんとしっかり驚かせてくれつつ納得させてもらいとても満足。作者の略歴も刺激的。早く次の作品が読みたいです。

Posted byブクログ

2012/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初は各登場人物のありえないような偶然から引き起こされるアクシデントで彼らの人生がどんどん悪い方向に向かって行くところから話は始まります。 読んでいて「こんな巡り会わせありえない」と思うシーンの連続ですが、この物語にはそこに意味がある事が読み進むと判ってくる。 少々荒唐無稽な部分はありますが、それを補って余りある非常にスピード感のあるストーリー展開とド派手なアクションシーンの連続で読む手を止められませんでした。 小説の前半にあるサイドストーリー的出来事も最後にはパズルのピースが組み立てられるように全てが関連している・・・非常に上質なサスペンス小説でした。 お話しは、数学の天才であるがギャンブル依存症の若者ケインが闇賭博ポーカーでAの4カードを手に大金を賭け他のプレイヤーのロイヤルストレートフラッシュに負けるところから始まります。 また別の場面では、国家機密を切り売りし小遣いを稼いでいる凄腕CIA局員ナヴァが些細な事からとんでもない窮地に立たされてしまう。 こんな2人+αのいろんな人達に様々な事件が起こり、遂にはケインを狙った壮絶なマンハントが展開される。 ある特殊能力を持ったケインはいかに追っ手逃れるか。ナヴァは自分の窮地を脱するか? 多少理系的なエピソードがあるので「、その辺が苦手な方にはその辺が辛いかも知れませんが、私的にはかなり面白い小説でした。

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2010/01/19

題名に惹かれて上下巻まとめて購入。 人がその瞬間ごとに選択した行動によって未来が少しずつ変わっていく様を何度も追体験できる特殊能力?に目覚める主人公の物語。 前半はその能力に目覚め始める過程とその能力を持つものの葛藤などが綴られている。テンポよく読み進めていくことができた。

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2009/12/20

【読み途中】 なんだか変な発作をもってる統計学者ケインが、 なにやら事件に巻き込まれる話。 まだ、読み途中なので、あまり先を詮索しないで、 ジェットコースターに乗ろうかと思ってるんですが、 まぁ、統計学者が主人公なのと、 『数学的にありえない』というタイトルから察するに、 数学...

【読み途中】 なんだか変な発作をもってる統計学者ケインが、 なにやら事件に巻き込まれる話。 まだ、読み途中なので、あまり先を詮索しないで、 ジェットコースターに乗ろうかと思ってるんですが、 まぁ、統計学者が主人公なのと、 『数学的にありえない』というタイトルから察するに、 数学的ロジックを使って、事件を乗り越えていくんだろうなぁ。 ワクワク ネタバレ禁止です♪ 【読み途中 その2】 ん?能力って、まさか・・・ そっちの方向へ行くのかぁ。 なんか、若干残念な感じが・・・ せっかく主人公が統計学の元プロという、 おいしい素材なんですから、 そっちの方向へ行ってしまうと・・・ それから、教授たちの会話が、 なんだかレベルが低くありませんか? たぶん、ハイゼンベルクとか、 シュレーディンガーとか、 触れたことのない読者のために、 「教授同士の口論」という形を取って、 不確定性理論や、多世界解釈といった物語の伏線を、 分かりやすく伝えようとしてくれているんですが、 本当の教授たちはこんなレベルの低い会話はしませんよね? 特に数理系の大学院に進学された方なんかからは、 猛反発をくらいそうな教授の発言(汗) 仮にもコロンビア大学の教授なんですから・・・ うーん。なんかノイズが多くなってきたので、 自分の中でフィルターをかけながら、もうちょっと楽しんでみます。

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2022/05/11

[第3刷]2009年9月30日 小説には原則コメントを付しませんが、ネット注文中の下巻が楽しみです。

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