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グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業 の商品レビュー

2.8

56件のお客様レビュー

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2014/02/04

良いと思わないものについては、書かなければよいと思っていました。今朝、TVのワイドショウのコメンテイターとしてでていらしゃたのを観て気が変わりました。本書は、粗語が実に多い。論理の一貫性も破綻。言葉の定義もあいまい。3回読み返しました。 「ITを理解できないリーダーは交代しなけれ...

良いと思わないものについては、書かなければよいと思っていました。今朝、TVのワイドショウのコメンテイターとしてでていらしゃたのを観て気が変わりました。本書は、粗語が実に多い。論理の一貫性も破綻。言葉の定義もあいまい。3回読み返しました。 「ITを理解できないリーダーは交代しなければ駄目だ。」(184ページ) そっくりお返しいたしましょう。

Posted byブクログ

2012/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この書籍は全編、「当たり前のことを当たり前にやれ」ということが一貫して書かれている、というただそれだけの本。 しかし、その当たり前が、実はとても難しい。 そもそも、自社のリソースや顧客のニーズを正確に把握し、本質を追求できる人間など、ほんの一握りしかいないだろう。ましてやこれから先の将来のことなど、マウスイヤーとも呼ばれるIT全盛期の現代において、誰にもわかるわけがない。 だからこそ人は「最先端」という言葉に踊らせられ、目先の利益のことしか考えられず、”定石”と思われる手をただ打つだけになってしまうのだ。本当に大切な事をそっちのけにして。 私自身も、戒めの意味でこの本はすごく重宝した。 自分を見失いそうになった時、改めて読んでみるといいかもしれない。 派手なタイトルは、お決まりの販売戦略で、グーグルやアマゾンについて深く考察している本ではないのでご注意を。

Posted byブクログ

2012/01/19

iモードやおサイフケータイの生みの親であり、現在はニコニコ動画の取締役としても知られる夏野氏が、なんとなくでIT化を進めようとする多くの企業に対する問題提起の書。 今はITの時代だからうちもWebで何かを、とかWebを使うだけで特別な何かができるに違いない、とかは大間違い。 通...

iモードやおサイフケータイの生みの親であり、現在はニコニコ動画の取締役としても知られる夏野氏が、なんとなくでIT化を進めようとする多くの企業に対する問題提起の書。 今はITの時代だからうちもWebで何かを、とかWebを使うだけで特別な何かができるに違いない、とかは大間違い。 通常のビジネスと一緒で、しっかり真面目にやらないとだめ。そしてITはただのツールなので、それに依存しないこと。リアルで上手くいかない企業がWebで上手くいくわけがない。立地の制約がない分競争が激しいのだから。というのが主な意見。 今ならグーグルやアマゾンでなく、フェイすぶっくやツイッター、他の携帯SNS、スマホ関連になるのかな? どちらかというとネットが分かっていない人たちへの提言なので、該当者向けの本。 そういう人が本書を読もうとするかどうかは分からないが。 以下メモ まず登録をさせるサイトはダメ コンテンツビジネスの場合、収益モデルが広告か課金かというよりも、課金される金額がリーズナブルか否かにつきる。CDやDVDのデータ販売など、元々CDがいくらだからWebでもこれくらい・・・とか暴利にも程がある。流通コストがないんだからもっと特にしないとユーザーが「うちらぼったくられてるな」と感じて終わり。 日本の企業は、広報部や宣伝部が広告の権限を持っていて、年に決まっている予算を元に商品に配分していく。よって、売るためのメディア利用なんか全然できてない。 何か新しいことやれ、で経営者がわからずにやるのはダメ。ベンチャー企業の社長などが異業種交流会で知り合った相手からWebは儲かると聞いてうちでも、と飲み会でたまたま聞いた話をもとに事業を展開するのも上手くいくわけがない。 新規事業をするなら、適した人材を集めてチームを組まなければいけない。ベンチャーではそんな人がいない。大企業では人がいるので組めてしまうが、何のイメージもないままの組織がその存続のためだけに仕事をするようになってしまう。 IT時代になって大きく変わりつつある認識として、「議論を尽くしても結論は出ない」ということがある。特に新しいことをはじめるときは、否定的な意見も必ずでる。情報量が多すぎると合意を形成しづらい。皆で議論を尽くして、それをうまくまとめるのではなく、チームをつくりリーダーに権限を与えて思いきってやらせるべし。 Webでは、一体どれが本当の意見なんだ、とか言う質問がもう馬鹿らしい。Webには色々な意見があって当たり前。 平均値を上げようと思ったら、トップを伸ばす方がいい。日本が後進国だったころは、国民全体の平均を上げるためには底から上げていく方がよかったが、今や世界の最先端の分野も多数ある国なんだから、トップをどんどん伸ばせ。

Posted byブクログ

2011/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいて素直に共感できなかった本。ブックオフで購入してよかった。 基本上から目線で、自分の実績を誇示してくるのが鼻につきました。 タイトルからして「バカ企業」ですからね。 刺激的な題名で顧客を掴もうという魂胆と、あえて刺激することで企業の奮起を促すっていうスタイルみたいです。 『「電子マネーを使おうとしない人に向かっては「どうぞ損して生きてください」と言いたい。』というくだりがありました。そこまで言う権利があなたにあるのか?ととても疑問に思いました。 問題点を指摘して今後の課題を提起してくれる意味では、素人的には読みごたえがありました。それだけに表現方法が「ざんねん人」だなぁというのが素直な感想です。

Posted byブクログ

2011/12/23

挑戦的なタイトルのわりに内容はいたって一般的なもの。日本はこのままではダメだ。でも希望の種は沢山あるよ的なもの。

Posted byブクログ

2011/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

発売が2009年7月なので、iPadも登場していない中での話。 著者が関わるニコニコ動画も黒字化したようですが、本自身の内容は陳腐化してます。 iモード、お財布ケータイを先導したらしい著者が主張する偉業も、結局日本国内でしか通用しなかったのでは???としか今となっては?。 時間の無駄でした。

Posted byブクログ

2011/08/14

 内容についてはもっともな話であり、Web周りの正論は明快で気持ちがいい。デジタルコンテンツのプライシングについての考えは、最近だと電子書籍で商売する人たちにもっと聞かせたいぐらい。Web広告関連については、テレビCMに出稿されている大企業の方々に是非読んでいただきたい。  そ...

 内容についてはもっともな話であり、Web周りの正論は明快で気持ちがいい。デジタルコンテンツのプライシングについての考えは、最近だと電子書籍で商売する人たちにもっと聞かせたいぐらい。Web広告関連については、テレビCMに出稿されている大企業の方々に是非読んでいただきたい。  その一方、よくわからないのは後半の経営周りの話。おおむね、ITなどがわからないリーダーは会社にとって損失であり、邪魔だから退場していただきたい、という内容である。その考え自体に異論はないものの、それは誰に対して呼びかけているメッセージなんだろうか。じくじたる思いだが行動しない中堅社員や平社員など、多くの実行力を伴わない人たちの憂さ晴らしにはなるが、夏野氏の憤慨に該当する経営者に響くとは思えない。  今回、タイトルが「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」となっている。挑発的で小気味よいタイトルとは思うが、こういうタイトルを通してしまうからドコモにはいられなかったのだろうな、とも思った。味方を呼び込むが、日本的な価値感からすれば、敵をより多く作るスタイルだろう(ご本人それでいいんだろうけど)。  夏野氏はIT周りの物事が非常によく見えている。たとえば、社長に「Webをやれ」と突然言われてしまった人や、これからデジタルコンテンツをなんとかしていかなければならない人たちにとって、この本は“使える言葉”が多いはず。機会があれば、講演などに参加してみることをおすすめしたい。プレゼンテーションの仕方は大変勉強になると思う。  そーいや、ドワンゴ入ったばかりの頃にインタビューさせてもらって以来お会いしてない。あれから3年、月日のたつのは早いもんだ。

Posted byブクログ

2011/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] ウェブ2.0、クラウドコンピューティング-。 ネットには次々と新技術が生まれるのに、日本ではなぜか、なかなかビジネスに繋がらない。 その理由は、グーグルが提供する検索エンジンや広告ツールに依存し、アマゾンのトップページやレコメンド機能を表面だけ真似して満足する、そんな企業が多すぎるからだ。 自社の本来の強みを忘れ、ユーザー意識が抜け落ちているビジネスがうまくいくはずがない。 iモード成功の立役者が、ネットビジネスの本質を指し示す。 [ 目次 ] 第1章 日本のウェブビジネスはなぜ儲からないのか(ウェブビジネスに対する幻想を捨てよ! あなたのウェブサイトがダメな理由 ほか) 第2章 ウェブビジネスを成功させる鉄則(寡占になりやすいウェブビジネス ウェブビジネスの本質とは何か ほか) 第3章 ウェブビジネスの未来(ウェブ広告の未来 仮想通貨がウェブビジネスを加速させる ほか) 第4章 旧来型日本企業への提言(ウェブビジネスと現代の日本社会 本当は限りなく高い日本のポテンシャル) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2011/02/17

ブレがなく明確で読んでいて気持ちがよかった。そしてやる気が出てきた。しかし日本の現状や会社の姿を想像すると、悲しくなってもきた。それはやっぱり今のトップではなんとなくダメっぽいのに気付いてしまっているからだろう。でもそこで悲観してはいけない。自分で何とでも出来る時代なのだから。

Posted byブクログ

2011/02/11

「ウェブサービスを作るなら、リアルの店舗と同じぐらい徹底したサービスを追求しろ!」という熱いメッセージを感じた。

Posted byブクログ