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空色ヒッチハイカー の商品レビュー

3.4

80件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  4. 2つ

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2010/07/07

周りが素晴らしいと思う人生・仕事が本人にとって最良とは限らない。 それを自分で決める勇気と決断力が大切なんだと感じた。

Posted byブクログ

2010/06/26

とある高校3年生が'59製キャデラックでひたすら西に向かって旅をする。 たくさんのヒッチハイカーを乗せながら。 旅の目的は最後にようやく明かされる。 「中途半端な劣等感」と「中途半端な優越感」をもつ彰二の気持ちがすごくわかるような。 キザな青臭い言葉を放つところとか...

とある高校3年生が'59製キャデラックでひたすら西に向かって旅をする。 たくさんのヒッチハイカーを乗せながら。 旅の目的は最後にようやく明かされる。 「中途半端な劣等感」と「中途半端な優越感」をもつ彰二の気持ちがすごくわかるような。 キザな青臭い言葉を放つところとか わくわくさせるようなストーリー展開が好き。 やっぱりこのひとは当たりだなぁ。

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2010/06/05

すごいシリアスかと思ったら衝撃のラストでした。やっぱり橋本せんせは大好きです。あえていうなら杏子ちゃんをもっと掘り下げて欲しかった……かな……?

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2010/05/21

高3男子の夏、古いアメ車を無免許で走らせ、道中ヒッチハイカーを拾う旅。目標だったはずの兄が突然消えて空っぽになった心、自分の向かう場所。女の子に振り回されて、隣り合うラブホテルを行き来する彼がかわいいw

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2010/05/05

以前「リバーズ・エンド」を読んで、あまりの相性の悪さに避けていた作家さん。 リバーズ~程のしんどさはなかったけど、自分には物足りなかった。 都合よくさくさく進むので、たまには本でも読むかって気分の中高生が読むにはいいと思う。

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2010/04/04

橋本さんはこういうの上手いなあ。曖昧な設定が読み進めて行くにつれて明らかになっていくのが面白かった。何事にも、くだらないことにも一生懸命な彰二くんがダサくて格好良い。個人的には箭野くんが気になる。

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2010/02/15

まさに青春!!10月1日に大学が決まってから、最初に読んだ本でした。2日で読んでしまう程、小説の世界にはまってしまいました!!高校3年で、あんな高校生活も楽しそうですよね。

Posted byブクログ

2010/01/14

本中でも取り上げられているが、古き良きアメリカ映画のテイストがつまった感じ。 ふと小さいころ好きだったスタンドバイミーを思い出した。 キャデラックに乗った少年と謎の女の子の旅の中でかれらは様々なもの見て感じる。 それはファンタジー映画やゲームのように波乱万丈にも感動の結末にも...

本中でも取り上げられているが、古き良きアメリカ映画のテイストがつまった感じ。 ふと小さいころ好きだったスタンドバイミーを思い出した。 キャデラックに乗った少年と謎の女の子の旅の中でかれらは様々なもの見て感じる。 それはファンタジー映画やゲームのように波乱万丈にも感動の結末にも満ちてはいないけどそれはリアルに彼らを形成する一要素になっているのだ。 自分もふと旅に出たくなった。 これから僕は大人になるにつれて色んなしがらみが増えるだろう。自由は失われてつまんない大人になってしまうかもしれない。 この本には自分からたった今こぼれてしまいそうになっている青春がいっぱいつまっていて少しまぶしかった。

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2009/12/24

「よろしく、彰二君」 「こちらこそ」 素晴らしい、と僕は思った。人生って捨てたもんじゃない。いきなりこんな可愛い女の子を拾えるなんて奇跡のようじゃないか。いささか……いや、かなり憂鬱だったこの旅は、きっと祝福されている。 僕はまだ知らなかった。 人生はそんなに甘くないのだというこ...

「よろしく、彰二君」 「こちらこそ」 素晴らしい、と僕は思った。人生って捨てたもんじゃない。いきなりこんな可愛い女の子を拾えるなんて奇跡のようじゃないか。いささか……いや、かなり憂鬱だったこの旅は、きっと祝福されている。 僕はまだ知らなかった。 人生はそんなに甘くないのだということを。 背表紙に書いてある「ポップでクールな青春小説」という印象とは少し違ってたかな。 ポップというほど弾けてないし、クールというほどかっこつけてない。 さらりとした文章がとても読みやすかった。 …18歳ってそういうお年頃だよね。

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2009/12/07

著者:橋本 紡 人生に一度だけの18歳の夏休み。受験勉強を放り出して、僕は旅に出る。兄貴の残した車に乗って、偽の免許証を携えて。川崎→唐津、七日間のドライブ。助手席に謎の女の子を乗せて、心にはもういない人との想い出を詰めて、僕は西へ向かう。旅の終わりに、あの約束は果たされるだろ...

著者:橋本 紡 人生に一度だけの18歳の夏休み。受験勉強を放り出して、僕は旅に出る。兄貴の残した車に乗って、偽の免許証を携えて。川崎→唐津、七日間のドライブ。助手席に謎の女の子を乗せて、心にはもういない人との想い出を詰めて、僕は西へ向かう。旅の終わりに、あの約束は果たされるだろうか―。大人になろうとする少年のひと夏の冒険。軽やかな文章が弾ける、ポップでクールな青春小説。 これまたあっという間に読み終わった。 あーやっぱりこういうの高校のうちにやっておけばよかったなーといつも思う。 せめて去年までならできたかな。 今の生活じゃ絶対行けない。 去年までにこれを読んでたら自分も旅立てたと信じたい。 まぁこんなにうまくいく事なんてないと思うけど絶対何かは得れるよね。 とりあえずこれを読んで思ったのは行っとけば良かったということです。

Posted byブクログ