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図書館の神様 の商品レビュー

3.8

449件のお客様レビュー

  1. 5つ

    81

  2. 4つ

    180

  3. 3つ

    121

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

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2023/02/11

浅見さん嫌いだな。 でも清が自分を許したり、あの事を乗り越えるには必要だったんだろうなって無理矢理納得。でもこういう《側から見てるとどこが良いのか分からないのに若い女の子を利用するような奴》っているよなって思いながら読んでた。弱ってる匂いに敏感なのかしら? 垣内くんと拓実とちょ...

浅見さん嫌いだな。 でも清が自分を許したり、あの事を乗り越えるには必要だったんだろうなって無理矢理納得。でもこういう《側から見てるとどこが良いのか分からないのに若い女の子を利用するような奴》っているよなって思いながら読んでた。弱ってる匂いに敏感なのかしら? 垣内くんと拓実とちょっとだけ松井先生とのやりとりで、本来のキヨには戻れたような気がします。

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2023/02/05

自分のこころの奥深くに沈殿しているもの 言葉にするのも憚れるようなもの 誰にも見えていないのをいいことに なかったことにしてみても 蓋をして重石を置いたところで そこにあることを知っているもの 間違いなく でも わざわざ説明をしなくてもわかる それを持っている者どうしなら な...

自分のこころの奥深くに沈殿しているもの 言葉にするのも憚れるようなもの 誰にも見えていないのをいいことに なかったことにしてみても 蓋をして重石を置いたところで そこにあることを知っているもの 間違いなく でも わざわざ説明をしなくてもわかる それを持っている者どうしなら なぜか鼻がきく 佇まいから、 言葉のひとつひとつから、 強さのかげに隠した脆い脆いこころを 特別やさしくするわけでもなく ただ想う ただ願う 目の前の、全部かかえて生きてる人間の、 少し先の未来が明るいことを どうにもならないことを携えて それでも生きてゆくことを選ぶわたしたち それは決して強さや開き直りだけで 構成されているわけではないことを、 知っていてくれる瀬尾さんだと信頼できるから 最後まで目を逸らさずに読めるのだよなぁ

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2023/01/27

読んでいて、とても爽快でした。主人公と学生のやり取りが好きです。この本に出てくる文学も改めて読んでみたいと思わせてくれました。

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2023/01/19

なんとなく学校の講師になった清が文芸部の顧問になったところから始まる物語。 たった一人の部員垣内君もいい味出してます。 とても読みやすいのであっという間に読了です。

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2023/01/17

初めて瀬尾まいこの本を読みました すごい好き なんで自分は読書か好きなのか 垣内くんのスピーチが代弁してくれた 垣内くんと清の文学を通して繋がっていく感じ すごい羨ましい 文学ってやっぱり素敵やなと思えた

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2023/01/14

正しさって何だろう。 優しさもずるさも境界線は曖昧なのが人なのかな。 努力が報われたり報われなかったり。 主人公は華やかでもなく何か特別な魅力もあまり感じない分身近で、そうそう人生ってそんなものだよね、と読んでいると許されていくような気持ちになれる。 頑張ることが良いとか、結果が...

正しさって何だろう。 優しさもずるさも境界線は曖昧なのが人なのかな。 努力が報われたり報われなかったり。 主人公は華やかでもなく何か特別な魅力もあまり感じない分身近で、そうそう人生ってそんなものだよね、と読んでいると許されていくような気持ちになれる。 頑張ることが良いとか、結果がだめならもうおしまいって事でもない。 まだまだこれから。

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2023/01/07

今年の1冊目 大好きな瀬尾まいこさんの作品 文芸部顧問の清とたった1人の部員・垣内との表立って悩みや過去の傷を語る訳ではないけれど、どこか信頼し合っているような関係性が読んでいて心地良い一冊 瀬尾まいこさんの作品はいつも気持ちを半歩前に進ませてくれます。 無理に背中を押されな...

今年の1冊目 大好きな瀬尾まいこさんの作品 文芸部顧問の清とたった1人の部員・垣内との表立って悩みや過去の傷を語る訳ではないけれど、どこか信頼し合っているような関係性が読んでいて心地良い一冊 瀬尾まいこさんの作品はいつも気持ちを半歩前に進ませてくれます。 無理に背中を押されない感じがすごく好き 校庭を はしゃいで共に 飲むサイダー その心地良さが 居心地の良さ

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2023/01/03

傷ついてやさぐれて更に傷ついて…だけど意外にも仕方なくなった文芸部の顧問としてたった一人の部員との一年間のやりとりで心の在り方が変わっていく…。 少しずつだけどどんな風に傷が癒やされていくのかを見届けるのが良かった。 しかし、部員の垣内君、大人だなぁ。

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2023/01/01

清と垣内くんのやりとりにほっこり。 大人な垣内くんと、垣内くんの前だと子供のように駄々をこねる清の関係が不思議で面白い。 不倫とか絶対ダメって思うけど、清がサラッと言うから、つい「へぇー」って受け止めちゃう。

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2022/12/22

文芸部の顧問になった高校教師と、ひとりしかいない部員のお話。 凝ったストーリー展開があるわけでもなく、ただ淡々と物語っていく。 ただ、この二人の関係が微妙に惹かれて良いんだな。 しかし、ついついページを進めたくなるって訳じゃないので星2つ。 好きな人はハマるかもしれない。

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