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図書館の神様 の商品レビュー

3.8

449件のお客様レビュー

  1. 5つ

    81

  2. 4つ

    180

  3. 3つ

    121

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

すごく瀬尾まいこさんらしいなあと思う。好き。 日常には切なさがあって、だけどその状況を悲観するかどうかってその人によって違う。 みんな過去にはいろいろある。 それを言いふらすこともないんだろうし、 それこそ言うべき時を知っていることが正義なんだろうなあと思った。 下手に難しい...

すごく瀬尾まいこさんらしいなあと思う。好き。 日常には切なさがあって、だけどその状況を悲観するかどうかってその人によって違う。 みんな過去にはいろいろある。 それを言いふらすこともないんだろうし、 それこそ言うべき時を知っていることが正義なんだろうなあと思った。 下手に難しいことばを使わないところが好きです。

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2009/10/07

瀬尾さんの作品の特徴は全体があっさりした雰囲気なのに、それだけでは終わらないところ。読後、どっしり。トン、と背中を押す。すごい。

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2009/10/04

始めは、清の教師としての姿勢や文芸部に対する考え方に反感を持ったけれど、読む進めていくにつれ、話に引き込まれていきました。 解説にも書いてあるけれど、狎れあわない、でもどこか深くてつながっている、垣内くんと清の関係が素敵です。 そして、お話のなかに出てくる文学を、実際に読んでみた...

始めは、清の教師としての姿勢や文芸部に対する考え方に反感を持ったけれど、読む進めていくにつれ、話に引き込まれていきました。 解説にも書いてあるけれど、狎れあわない、でもどこか深くてつながっている、垣内くんと清の関係が素敵です。 そして、お話のなかに出てくる文学を、実際に読んでみたくなりました。 最後の「文学なんてみんなが好き勝手にやればいい。だけど、すごい面白いんだ」には賛同。 垣内君のノートの詩も素敵。 「雨って、昔自分が流した涙かもしれない。心が弱くなった時に、その流しておいた涙が僕達を慰めるために、雨になって僕達を濡らしているんだよ」 「先生が先生になるなんて、喜ばしく思います。先生の明日と明後日がいい天気であることを祈っています。」 ―こんな手紙、もらってみたい!

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2009/10/04

のんびりした小説だな、と思った。 あえていいなって思ったのは、 学校が海の近くっていうところ。

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2009/10/09

とても切ない物語のはずなのに、どういうわけか、読み終ると妙になごんでしまいます。 瀬尾さんの本はいつもそうです。 そしてその雰囲気がとても好き。 「先生の明日と明後日がいい天気であることを祈っています。」 というお手紙の文章が大変気に入りました。 《所持》

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2009/10/04

垣内君に惚れた。 かっこよすぎる。 最後の演説?は微妙だったけど。 温室デイズと同様に学校モノだったけど、 こちらは主人公が学生でないからか、 あまり抵抗なく読めた。 また読みたい。 もちろん垣内君に会うために。笑 浅見さんが好きじゃない。 自分の経験からの偏った好き嫌い...

垣内君に惚れた。 かっこよすぎる。 最後の演説?は微妙だったけど。 温室デイズと同様に学校モノだったけど、 こちらは主人公が学生でないからか、 あまり抵抗なく読めた。 また読みたい。 もちろん垣内君に会うために。笑 浅見さんが好きじゃない。 自分の経験からの偏った好き嫌いで申し訳ないけど、 やっぱり浅見さんは好きじゃない。 ごめんね、浅見さん。

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2016/08/05

瀬尾さんの本領発揮という感じです。 瀬尾さんの作品の登場人物は、どこか現実味が無いと言うか、生臭さが薄い様に感じます。この作品の主人公の清にしても、過去に辛い経験があり、現在も不倫のさなかでありながら、どこか切羽詰った所が無く、フワフワした感じです。しかし、それは欠点では無く、む...

瀬尾さんの本領発揮という感じです。 瀬尾さんの作品の登場人物は、どこか現実味が無いと言うか、生臭さが薄い様に感じます。この作品の主人公の清にしても、過去に辛い経験があり、現在も不倫のさなかでありながら、どこか切羽詰った所が無く、フワフワした感じです。しかし、それは欠点では無く、むしろ長所のようです。 特にもう一人の主人公と言うべき文芸部の垣内君。こんな高校生は居ないだろうと突っ込みたくもなるけれど、清との主客逆転したような会話は秀逸です。 そしてエンディング。「幸福な食卓」や「天国はまだ遠く」もそうですが、再生の物語として、未来を感じさせる爽やかなエンディングです。

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2009/10/04

駅の待ち時間用にキオスクで購入。人物に感情移入しにくかったが読んでいく間にだんだんおもしろくなっていった 筑摩出版は少しくせがあるけどやはりおもしろい。

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2009/10/04

初めて読んだぞ、瀬尾まいこーーーー!!! 図書館大好きのため、タイトルに惹かれて購入。 うまい!さすがだ。 本職が教師だけあって、学校描写が上手い。 この人も青春を書かせたら上手いな。 作品に優しい時間が流れている。 おもしろかった。

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