図書館の神様 の商品レビュー
女性版へたれ本(笑) でも、こんな女の子はたくさんいるんじゃないかな? 自分だって思い当たるシーンがある(^_^;) 都合よい女なんだととわかっていながら手放す事できないんだよね。
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初めての瀬尾まいこさん。 ゆったりしたお話でした。 垣内くんいい! 文芸部って興味あるなあ。 他の瀬尾さんの本も読もうとおもいます。
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凄いゆる〜い感じの内容。。 ほのぼのしすぎてて、和んだ〜(笑) 弟が何か味があったー 内容的にもうちょっと変化あってもよかったのでは?
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さわやかな風のよう。 読んでいて物語が染み込んでくるような気持ちよさがある。 主張大会での垣内君の 「この作文用紙には、川端康成と山本周五郎について書いてあるんだけど そんなこと聞きたくないだろう?」 の言葉が素晴らしい。 奇跡のような言葉だと思いました。
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タイトルに惹かれ、学生の清々しいお話かと期待して購入。主人公は学生ではなく教師でしたし、きっぱりと清々しいというわけでもなかったですが、読後感は爽やか。主人公は20代の女性。正しいことは良いことだ、と他の価値観がわからずにがむしゃらに生きてそのまま正しい主張を他人にもぶつけてきた...
タイトルに惹かれ、学生の清々しいお話かと期待して購入。主人公は学生ではなく教師でしたし、きっぱりと清々しいというわけでもなかったですが、読後感は爽やか。主人公は20代の女性。正しいことは良いことだ、と他の価値観がわからずにがむしゃらに生きてそのまま正しい主張を他人にもぶつけてきたけれど、高校生のときに正しいはずのことが正しくないかもという事件に出くわし、以来やや無気力に流され、人に甘えることの心地よさにどっぷり浸かり、それが不倫であってもまぁいいや、というように日々を過ごしています。講師として赴任した先で文芸部の顧問をあてがわれてしまい、毎日放課後図書館でたったひとりの部員(で部長)の垣内くんと差し向かいで興味もないのに文学するうちに少しずつ気持ちがほぐれてゆく、というようなお話。正しいことばかりで突き進んでいたときはアレルギーだらけで体が不調だったのにだらしなくなったら体は健康になった、というところとか、いろんなことに無頓着で無神経なところもあるようでいて底抜けに優しい弟とか、力を入れずに安心できるような、不思議な作風のお話でした。なかなか面白かったです。
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毎回手にとっては かわずに帰るという。 すきスキーワード 「図書館」ですからね 私。 読みやすいだろう とは思います。 ちょっと主人公?の女性が ダークサイドから 始まるんだよね? 暗いじゃないけど ちょっと闇を持っているみたいな。 青春みたいですよ!
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自分にはその気がなくても人を傷つけていたり、攻撃的になっていたりすることってあるのかもしれない。 自分にとって当たり前に感じることも、他人にしたら当たり前でもなんでもないこと、価値観って人それぞれだよなって思った。 つらいことがあって、それまで正しいと思ってたことが全部覆されてし...
自分にはその気がなくても人を傷つけていたり、攻撃的になっていたりすることってあるのかもしれない。 自分にとって当たり前に感じることも、他人にしたら当たり前でもなんでもないこと、価値観って人それぞれだよなって思った。 つらいことがあって、それまで正しいと思ってたことが全部覆されてしまう感覚はイメージできる。つらいだろうなって。 図書館での毎日が淡々としてるけど、生きているっていうのを感じることができて、不思議に心に残る本だった。
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図書室の神様ではなく、図書館の神様であることに最初は疑問を持ちましたが、読み終えて納得しました。主に学生が行く図書室に限らず、全てのひとが文学と触れ合う図書館が選ばれたのかなと。 主人公の仕事への取組み過程が自分と重なって、今日は休日なんだけど、珍しく早く仕事に行きたいと思いまし...
図書室の神様ではなく、図書館の神様であることに最初は疑問を持ちましたが、読み終えて納得しました。主に学生が行く図書室に限らず、全てのひとが文学と触れ合う図書館が選ばれたのかなと。 主人公の仕事への取組み過程が自分と重なって、今日は休日なんだけど、珍しく早く仕事に行きたいと思いました。 それにしても、垣内くんの静かで自信ある言動を見習いたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
軽やかで、元気になれる本でした。 中学校の先生である主人公が、 「本<スポーツ」と生徒の垣内君に押し付ける最初のあたりは、 個人的にはかなり腹ただしいのですが、あっさりと流す垣内君は中学生なのに大人です。 楽しく読みながら、もし主人公と垣内君が恋仲っぽくなる展開になったらいやだなあ…と心配していたのですが、杞憂でした。 むしろあっさりすぎるくらいそんなの一切なく、とても楽しく読みきることができました。 何でも恋愛にむすびつけるのではない、この距離感が好きでした。
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『幸福な食卓』と『天国はまだ遠く』を読んで以来の瀬尾まいこさんの作品。 タイトルが気になってて、文庫になるのを待っていました。 図書館ってロマンチックではないですか。 『耳をすませば』を思い出します。 地元を離れて、国語の講師になった清(きよ)。 文芸部の顧問になり、たった一人...
『幸福な食卓』と『天国はまだ遠く』を読んで以来の瀬尾まいこさんの作品。 タイトルが気になってて、文庫になるのを待っていました。 図書館ってロマンチックではないですか。 『耳をすませば』を思い出します。 地元を離れて、国語の講師になった清(きよ)。 文芸部の顧問になり、たった一人の部員である図書館の神様、垣内くんと過ごすなかで、 不倫やら過去のトラウマやらから解き放たれる物語。 うーん。 前に読んだ2作と雰囲気が同じだった。 で、その2作とも主人公が好きじゃなかったのだけど、 今回もそんな印象でした。 読みやすいし、それなりにおもしろく、さわやか。 川端康成の鼻血の話なんか、純文学を読みたい気持ちにさせられました。 それに、高校生とは思えない落ち着きを払った垣内くんや 姉思いの優しい弟もまあまあ魅力的。 ただ、主人公がどうしてか好きな感じじゃない。 でも、リアルにステレオタイプな女性ではある。 学校の図書館に行きたくなったけれど、 行けないので、代わりに中野の図書館に行った。 文学は、いいよ。
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