温室デイズ の商品レビュー

瀬尾まいこ【著】

2009/10/07

2009/8/29
おもしろい。
2日は引っ張れたけどおもしろくて頑張って1日で読み終えちゃった。
頑張らなくてもいいのに。
内容はいじめの話だから決して楽しい話ではないんだけど、光も見えるから大丈夫。
私も逃げちゃえと思う派なので少し歯がゆい。
中学校は温室かな？
私は中学が一番しんどかったけどな。
年を取るとともに上手くかわせるようになって楽になった。心の中の折り合いも付けれるようになるし。
お父さんが泣ける。
ｲｼﾞﾒｶｺﾜﾙｲ。

2009/10/04

校内暴力、登校拒否、いじめ、頼りにならない教師たち・・・崩壊してゆく中学校の様子が、ふたりの少女の目を通して描かれています。
テーマはとても重たいのですが、ふたりの姿勢が健気でいじらしく、救いのある物語に仕上がっています。
自分が何者なのかわからず、気持ちのはけ口が見つからない。何をどうしたいのかも定かじゃない。・・・なんてことは、思春期に誰もが経験することですよね。でも、実は大人だって、ずっとそのことを引きずって生きているんです。
あきらめないでいれば、なんとかなるものなのでしょうか？
これまで読んだ瀬尾まいこさんの作品とは、ひと味違った感じです。

2011/01/11

この本を中高生の時に読んでいたら、どんな感想をもったのだろう。
私の学校生活は、比較的平和だったけれど、それなりに大変だった。
そして、その大変さを、主人公ほど細かく分析することはできなかったから（普通できないだろう）、何となく不満に感じたり、わけもわからず嬉しかったりして過ごしていた気がする。

みちるは、たいした女だよ。
壮絶な孤独と最強の男に決闘を申し込んで、勝った。
こりゃあ、自信つくわ。

・・・それにしても、ひどい学校だった。田中みたいな教師が一番むかつく。

2009/10/04

先ほど読了。

休日に目覚ましをかけず、ゆっくりと起きた朝、
なんとはなしに読み始めました。

学生生活の作品は苦手なのだけれど、
あまり抵抗感なく読むことができた。

「あぁ、あるよね、そういうの。」
という共感と、登場人物たちの成長？が心地よかった。かな。

でも再読するかどうかは疑問。

購入するかどうか迷ったのと同様に、
やはり学生生活の作品は苦手だ。

2009/10/04

みちるがすごい強い子だと思ったし、優子には結構共通する部分があって、夢中で読んでたら1日で読み終えてしまった。

2010/03/03

何が正しくて、何が正しくないのか。
どれが逃げ道で、どれがそうじゃないのか。
自分を偽ることと正直でいること、どちらが良いのか。

自分と友だち、クラスメート、幼なじみ、親。

小学生だって、中学生だって
立派な社会の中で生きているんだ。

2011/09/12

んー。いじめのしんどさが伝わってきて、私もしんどかった。主人公達は、それぞれ違った強さを持ってて、しんどい中でも、なんとかなるって信じられるのがよかったんだけど、実際、自分がいじめられるとこんなに強くいられるかどうか・・・あと、昔なら、自分に引き寄せて考えてたのに、「娘や息子がいじめにあったらどうしよう。」と母目線になってる自分に気付いて、私も母になったんだなあと実感した。学校、行けなくなるくらいしんどいんだったら、学校なんか、行かなくてもいいけど、でも、そこで挫折しちゃうと、いろいろ後々しんどいだろうしなあ。子供たちには強く賢くなって欲しいなあ・・・