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リズム の商品レビュー

3.6

154件のお客様レビュー

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    24

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/11/07

時間が経つのは本当に早い。 気がつくと今が過去になり、未来が今になっている。 何気なく作中に出てきた言葉だが、一番ハッとさせられた言葉だった。 今の自分は昔想像した自分になれているかが気になる。

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2013/10/13

借り物で読んだ。真ちゃんのセリフ「一番大切なのはリズムなんだ」が見せ場のようだが、単にふらふらしているだけの男ではないことをもっと描かないと共感できない。  そもそも自分の子供時代(25年前・・・)に照らし合わせても、自分らしくとか寄り道していいなどという価値観は、すでに当たり前...

借り物で読んだ。真ちゃんのセリフ「一番大切なのはリズムなんだ」が見せ場のようだが、単にふらふらしているだけの男ではないことをもっと描かないと共感できない。  そもそも自分の子供時代(25年前・・・)に照らし合わせても、自分らしくとか寄り道していいなどという価値観は、すでに当たり前でありきたりだったと思う。本書でわざわざ言うほどのことか?これは子供でも読んで退屈。大人の選ぶ児童文学という感じ。

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2013/10/11

森絵都さんのデビュー作が読みたくて購入。 さらっと読め、かつ「児童文学新人賞」という作品だけあって、学校での読解教材にもなり得ると思った。しかし、ちょっとさらっとし過ぎていて、私個人的にはやや物足りなく感じた。 テーマに関するセリフ「一番大切なのはリズムなんだよ」「心の中でリズム...

森絵都さんのデビュー作が読みたくて購入。 さらっと読め、かつ「児童文学新人賞」という作品だけあって、学校での読解教材にもなり得ると思った。しかし、ちょっとさらっとし過ぎていて、私個人的にはやや物足りなく感じた。 テーマに関するセリフ「一番大切なのはリズムなんだよ」「心の中でリズムをとるんだ」のあたりは、印象的で心に残った。

Posted byブクログ

2013/06/29

清々しい読了感のヤングアダルト。中一のヒロイン視点の地の文がいい味をだしている。ちょっとケータイ小説っぽいけど。それがいいんだ、きっと。

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2013/06/16

森ワールド全開の作品。 子供心を、温かく表し、かつ読みやすく泣ける物語。 やっぱり、森絵都さんの作品好きだと改めて感じさせてくれたデビュー作です。

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2013/05/06

中学生に近づきたくて手に取った1冊。 大人の生活に慣れきってしまっても、あのころの感覚はちゃんと戻ってきて、(わかるわかる)と思える自分は、大きな子どもなのかな、なんて思ったりした。 「1番大切なのはリズムなんだ。…これからさゆきがさ、まわりの雑音が気になって…親とか、教師とか...

中学生に近づきたくて手に取った1冊。 大人の生活に慣れきってしまっても、あのころの感覚はちゃんと戻ってきて、(わかるわかる)と思える自分は、大きな子どもなのかな、なんて思ったりした。 「1番大切なのはリズムなんだ。…これからさゆきがさ、まわりの雑音が気になって…親とか、教師とか、友達とかの声が気になって、自分の思うように動いたり笑ったりできなくなったら、そのときはこのスティックでリズムをとってみな。さゆきにはさゆきだけのリズムがあるんだから。それを大切にしてれば、まわりがどんなに変わっても、さゆきはさゆきのままでいられるかもしれない」 自分が自分のままでいることの希少価値、大人になってわかるよね。

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2013/04/22

まっすぐでピュアな物語。 大きな波はない淡々とした日常の話。 心に残ったセンテンス 未来はぽっかり空いているからいいのよね。 できるだけすてきなことでうめていきたいわ。 なんてことはない当たり前のことなんだけど、すっごく響いた。 私が私の未来をすてきなことでうめてあげなくち...

まっすぐでピュアな物語。 大きな波はない淡々とした日常の話。 心に残ったセンテンス 未来はぽっかり空いているからいいのよね。 できるだけすてきなことでうめていきたいわ。 なんてことはない当たり前のことなんだけど、すっごく響いた。 私が私の未来をすてきなことでうめてあげなくちゃ。

Posted byブクログ

2013/04/01

ページ数的にも、文章もスラスラと読みやすい本でした。 心情や風景などの描写に共感することが多かったのですが、 全体を通してみて、内容はあまり心に残りませんでした。 テツが少しだけたくましくなったこと、 真ちゃんがさゆきの傍に強い人がいてほしいから テツに強くなってほしいとテツが...

ページ数的にも、文章もスラスラと読みやすい本でした。 心情や風景などの描写に共感することが多かったのですが、 全体を通してみて、内容はあまり心に残りませんでした。 テツが少しだけたくましくなったこと、 真ちゃんがさゆきの傍に強い人がいてほしいから テツに強くなってほしいとテツが解釈した場面が、 一番スッと入ってくる場面でした。 この続編でゴールド・フィッシュを出されているそうなので、 そっちも今度読んでみたいと思います。

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2013/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公は中学一年生。 さゆきちゃんはとにかく素直でまっすぐ、生きている女の子。 彼女が喜んだり怒ったり驚いたりするのに、読みながらするするするっとついていけてしまう。 登場人物もとても魅力的。 自分のリズムを大切にしろよっていう言葉は心に飛び込んできた。

Posted byブクログ

2013/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さらっと読めた。流し読みっていうか速読チックな読み方になってきてる今日この頃だからかしれないけど。 「~気がつくと今が過去になって、未来が今になっている。」 「心のなかにある重たいものをみんな、こんなふうにどこかに置きざりにすることができたら、気分もずっと軽くなるのに……。」 離婚、中退、いじめられっ子、重そうにみせかけて、この空気がそれをものすごくライトなものにしている。しんどくならずに読めるよ。 現実も色々な問題があっても和やかなこの小説みたいだったら……と思うほどの“差”がありますが。

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