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かあちゃん の商品レビュー

4.2

134件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2010/02/01

最初の数ページから滂沱。 夫の事故をきっかけに生き方を変えた母と 被害者の孫とつながりのある人たちの連作短編集。 泣けました。

Posted byブクログ

2010/02/03

いじめネタ、多い… 1章のお母さんの話がずっとつながってるんだけど、 どのエピーソードがいちばん、というのはなくて、 みんな後日談のように、各章にちりばめられているのが良い。 最終章の松谷くんのセリフが好きです。 2010.1.26~2.2読了

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2010/01/26

「かあちゃん」はどんな人でも感動できる本です。今現在母親をやっている人も引退した人も、まだ子供でお母さんがいる人も、みんな感動できます。誰でも自分の立場になって、「かあちゃん」というものを考えられる本だと思います。 短編集なのですが、ひとつひとつの話は少しずつつながっていて、とて...

「かあちゃん」はどんな人でも感動できる本です。今現在母親をやっている人も引退した人も、まだ子供でお母さんがいる人も、みんな感動できます。誰でも自分の立場になって、「かあちゃん」というものを考えられる本だと思います。 短編集なのですが、ひとつひとつの話は少しずつつながっていて、とても読み応えのある話でした。題材はいじめなどの重たいもので考えさせられました。

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2010/01/21

いじめる側・いじめられる側、子供の視点、大人の視点、いろいろな角度から描かれていて、とてもよい。子育ての難しさについても語られている。

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2010/01/02

家族や子供の話題を中心に置いた小説では、重松清ほどの作家はいないと思う。読み進めていくうちに登場人物の人となりがわかり、全体が一つにまとまる。読み終わった後に、母親ともっと話したくなる小説だと思う。

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2009/12/28

タイトル通り「母親」がテーマの連作短編8編。全てのお話が誰かの成長物語になっていて、ホッとしたり涙ぐんだり、まさに「正調重松節」。連作の構成も実に巧妙で400ページが一気読みです。

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2009/12/21

交通事故で同乗者とともに亡くなった父親と息子のために、同乗者の遺族に謝罪のために、笑うことも楽しむことも忘れ働き続ける母親は「忘れないために亡くなった同乗者の墓参り」を欠かさなかったが、ある日その墓場で倒れた。 この話題から始まり、いじめのために不登校になった母子やいじめた母子、...

交通事故で同乗者とともに亡くなった父親と息子のために、同乗者の遺族に謝罪のために、笑うことも楽しむことも忘れ働き続ける母親は「忘れないために亡くなった同乗者の墓参り」を欠かさなかったが、ある日その墓場で倒れた。 この話題から始まり、いじめのために不登校になった母子やいじめた母子、その中学の担任の母子など、母と子の関係を綴る。 「償うことは忘れないこと」をテーマに母と子が成長する物語。

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2009/12/20

元同僚さんに「ぜったい読んで」とすすめられて、予約待ちして借りてきた。 重松清をそんなにたくさん読んでるわけではないが、これまで読んだのとあわせてみると、「重松清らしい」と思える連作小説。 母がもしも生きていたらと思う。元気で生きていたら、もしも病気が快復していたら、とも...

元同僚さんに「ぜったい読んで」とすすめられて、予約待ちして借りてきた。 重松清をそんなにたくさん読んでるわけではないが、これまで読んだのとあわせてみると、「重松清らしい」と思える連作小説。 母がもしも生きていたらと思う。元気で生きていたら、もしも病気が快復していたら、ともほんの少し思うが、私の想像は「生きていたら、70になった」ということと、「病気はどれくらいの重さになっていただろうか」というところへむかう。 子どもをもった妹は、「お母さんがいたら」と時々口にする。妹の気持ちは、たぶん母が元気でいてくれたならというものだろうと思うけれど、私はその妹の声を聞きながら、なかなか想像できなくなってしまった「元気だった母」を思う。

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2009/12/01

長編小説との事で、分厚い本を読みきれるかどうか心配しましたが、 中身を紐解いてみれば、連作短編集でした。(苦笑) これって「長編小説とは言わないんじゃ?」と私は感じたんですが。 (どうなんでしょうかねぇ?) いろんな「かあちゃん」が出てきて、読み応えがあります。

Posted byブクログ

2009/11/15

「背負う」ってことは「忘れない」ってことなのかも。 ちょっとだけ「悼む人」(天童荒太)を思い出した。 いじめってなんだろうなあ~。 誰もが人ごとじゃない。 子どもも大人も。

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