かあちゃん の商品レビュー

重松清【著】

2010/08/02

久しぶりに重松 清を読みました。教科書に載りそうなお話です。家族や友達、家庭や学校色々考えるべきことがあります。
育児って大変…。

2010/07/12

読む前に絶対泣かせられるな・・・と覚悟した小説。
タイトルのかあちゃん、重松清、これでコメディーのはずはない！
と妙に気合いを入れて読み始めた。
夫を交通事故で亡くしたかあちゃんの話から始まり、
自分の子供がいじめにあっている母、
いじめたグループの母、
いじめのあったクラスの担任教師の母、
同僚の母親になったばかりの教師、
といろんな母親の話がリンクしていく。
もちろん、重松清さんなので、それぞれにぐっとくる
母親の姿が描かれて、
案の定、泣いてしまいました・・・。
あまりにもこの人の小説（流星ワゴン、卒業、その日のまえに）
には、泣かされ続けているので、
最近では、表紙を見るだけで、うっときてしまう。

2011/07/15

笑うことを捨てた「母」から始まる８つの物語。いろんな母がいます。いろんな母子関係があります。重松さんのやさしい視線が、痛いような、甘いような・・・。償うことの難しさを教えてくれます。

2010/06/23

重松作品はとても大好きで読んでいます。この作品も読み進んでいくと鼻の奥がツンとなる、いつもの感じがあり、ところどころに出てくるなにげない会話の言葉が私の心につきささりました。
強い人間などいない、心が折れそうな人だっている。それでいいんだ！忘れないこと！償っていくことの大切さなどを改めて感じさせてくれた作品でした。

2010/06/21

かあちゃんは誰にとっても特別な存在なのか、とうちゃんでなく。
最後まで見放すことなく、じっと見届けてくれるという安心感のせいだろうか？

2010/06/11

「かあちゃん」をテーマにした連作短編。
１章から２章に読み進めると、この連作短編の意図を理解。
さすがです、重松さん。毎回毎回手の中で転がされるように、思いもよらぬところで泣かされます。
ラスト８章がいいです。
すっかり母親目線でこういう本を読むようになったんだなぁと、我が身を振り返ってしまいます。
お薦めです！！

2010/05/26

内容紹介
重松清が満を持して挑む、初の母親小説! 昭和の母から平成の母、強い母からどこまでも優しい母……第一章から第八章まで連鎖するストーリーとともに登場するかあちゃんたちが胸と涙腺を揺さぶる一冊!

内容（「BOOK」データベースより）
「お母ちゃんな…笑い方、忘れてしもうた」親友をいじめた。誰からも助けてもらえなかったあいつは、自殺を図り、学校を去った。残された僕たちは、それぞれの罪を背負い、罰を受けて、一人の年老いた「かあちゃん」に出会った―。母が子どもに教えてくれたこと、子どもが母に伝えたかったことを描く、感動の最新長編。

2010/05/11

現在、1日1話のペースで読書中。
そして、1話1回のペースで涙中。
まさに、作者の術中にはまっているワケですが、時々、自分からその中に入り込みたいときがあり、重松さんの作品を読みます。
いわゆる重松気分。

2010/06/14

泣きたくて重松清さんの本を読んでみたところ、
まんまと泣けました。まあ、それ以上の感想はありませんが。

2010/04/10

夫が交通事故で亡くなり、同乗していた同僚が死んでしまった責任をひとりで背負いながら子供を育てた母の話。決して笑わない母に育てられた息子が結婚して親となり、母の荷を降ろす手伝いをします。その中で強制されて親友にいじめをしてしまい自殺に追い込んだ中学生との出会いもあります。
いつもの重松節ですがやはり読ませるものがあり、あっという間に読み終わりました。ただ深いなあと思わせるエピソードは他の話ほど多くはなく、あっさりとした印象でした。