自分の答えのつくりかた の商品レビュー
研修で使用。 書いてあることというよりも、その時に考えたことを大切にしたい。 デルタ=昨日と今日の不連続な違い 昨日と、ほんのちょっとでいい、違う自分になる! 今この場でというのは、世界最速の始め方。それより早くはできない!
Posted by
ものすごくわかりやすくて、ものすごくタメになる本。これはすごい。感動しました。 【読書メモ】 ●「よい点・悪い点リスト」 STEP1:選択肢を洗い出す STEP2:直感やその時点で知っている情報を基に、よい点・悪い点を書き出す STEP3:「つっこみ」を入れ、修正する A...
ものすごくわかりやすくて、ものすごくタメになる本。これはすごい。感動しました。 【読書メモ】 ●「よい点・悪い点リスト」 STEP1:選択肢を洗い出す STEP2:直感やその時点で知っている情報を基に、よい点・悪い点を書き出す STEP3:「つっこみ」を入れ、修正する A:真偽を明らかにする B:度合いを調整する(主観でなく第三者の評価を調べる) C:自分が気づいていない○と×がないか考える・調べる D:仕掛けることによって変えられないかを考える STEP4:天秤にかけて比較し、最も魅力的な選択肢を選ぶ ●「評価軸×評価シート」 STEP1:選択肢を洗い出す STEP2:評価軸を書き出す STEP3:各評価軸の重要度を明確にする STEP4:各選択肢を質の高い情報を基に評価する(なんとなくや噂話でなく、客観的に・正確に) STEP5:総合的に判断して、最も魅力的な選択肢を選択する ●判断を誤るパターン(この3つの問いかけを常に意識する) ・選択肢にモレがある ・評価軸が間違っている ・評価、情報が間違っている ●決断というのは、最終的には自分でしなければならないもの、自分で責任を負うべきものだ。しかし、決断を下すまでは、いろんな人の手を借りるべき。 ●生き方に関して 1.差を浮き彫りにする →差を感じる機会を自ら積極的に絶えず生み出していく。 →差を感じる相手は「自分」でもよい。 →等身大の自分を受け入れると、他人との比較から自由になれる。 2.プリズムを外す →防衛本能や知識や体験から生み出された偏見から、受け入れたくない情報を弾いたり、都合よく解釈してしまう。 →「誰のせい」と犯人探し始めたり、「お前はどうなんだよ?」と反撃せず、「次はどうすればもっとうまくいくか」「自分にできる最善のことは何か」に時間を割く。 3.一歩踏み出す、たたみ込む →「思う(!)」「必ずやる(DO/!)」「すぐやる(DO-speed)」「ちゃんとやる(DO-impact)」 →「無理だよ」を「とりあえず、やってみよう」に切り替える ●自分の思い込んでいた「自分らしさ」とは、あくまで特定の環境を前提にしていたこと、環境と立場が変われば一瞬にして吹き飛ぶものだったことを、身をもって体感したのだ。ピンキーは改めて、環境を超えて自分の核となる「自分らしさ」とは何かを問い質す必要性を再確認したのである。 …同時に、「社会的によしとされるもの」をやみくみに追求することが、あまり意味を成さないものだと知った。上も下も身をもって体験すると、両方がどれほどのものかがわかる。社会的にどうだなんて表面的なことよりも、自分のモノサシを持って生きていくことが一番重要だと実感できる。 異なるものをたくさん見れば美醜の感覚が磨かれ、「本物」「偽物」「ずっとそこに残る核を持っている者」「すぐ蒸発してしまうようなもの」を見極める力がついてくる。そうすれば、特定の環境を超える美しいもの、すごいもの、素晴らしいもの、正しい姿を追い求めるようになるのだ。 ●会話と議論は別。いちいち「本当にそうなのか?」「なんで?」などと野暮なことは言わずに楽しむべき時もある。 ●「どうしても超えられない壁」というものはある。ライのように、己の限界を気づかせてくれる人は重要だ。「壁」の存在に気づいても、そこで戦いが終わるわけではない。むしろ、早めにわかれば方向転換も可能だ。 ●そもそも、国という区切りで分けて語ること自体が実に乱暴なもので、どこの国にも「いろいろな人」がいる。…だからこそ、「やり方の違い」という表面的な部分よりも、「核」の部分が重要性を増してくるのだ。「同じ文化同士」という縦の関係だけより、「似た人間同士」という横のつながりが重要になってくる。人はある線を越えると、縦でなく横につながるのだ。それがこの地球のひとつの希望だ。 ●考え抜く方法 ●重要なのは、自分ですべて答えを出す必要はないということじゃ。世の中の知恵をうまく活用し、組み合わせ、そこから判断する。過去の賢人、一生かけて何かを研究している人たち。すでに答えを知っている人はないか探してごらん。毎回、ゼロから車輪を発明する必要はないのだよ。 ●権威の意見を聞く時は、その人が公正な、色のついていない人かどうか、その分野のエキスパートかどうか、しっかり確認することじゃ。
Posted by
この本は、約1年前くらいに購入し、一度は途中まで読んだものの、いまいちピンとくることがなかったために本棚の隅っこでほこりをかぶっていました。 が、昨年末に家の本棚の整理をした時に、たくさんの本をざっくざくと古本屋に売ったのですが、この本だけは、売らずに残したんです。なぜ、残した...
この本は、約1年前くらいに購入し、一度は途中まで読んだものの、いまいちピンとくることがなかったために本棚の隅っこでほこりをかぶっていました。 が、昨年末に家の本棚の整理をした時に、たくさんの本をざっくざくと古本屋に売ったのですが、この本だけは、売らずに残したんです。なぜ、残したのか? 今、思い返してもこれ!という明確な理由はありませんでした。 そして、なぜ再びこの本を読み始めたのか? 現在、転職活動をしつつあり、自分にとってベストな業種・業界を見定めるため、また、自分の職歴を振り返るために深く考える助けとなると思って再度読み始めることにしたのです。 この本は、ジャンルとしてはビジネス思考力の基本を説明したビジネス書です。が、ある1ぴきの赤い魚(中学生)がビジネス思考力(本文ではそういう言葉はでてきませんが)を駆使しながら、自分の価値観を形成し、自分の意見を持つことによって、さまざまな問題点を解決していく物語となっています。 主人公の赤い魚(ピンキーと言います)は、感情や曖昧な情報で物事を決めてしまう傾向があります。が、ピンキーは、留学することをきっかけとして、物事を深く考えて考えて考え抜いていくことの大切さを学んでいきます。 その考え方の手法として、ロジックツリー・ピラミッドストラクチャー(ロジカルシンキング)やクリティカルシンキングを紹介し、分かりやすく、具体的に説明していってくれます。 私も留学前のピンキーと同様にあまり物事を深く考えずに結論を出したり、曖昧な情報や感情に流されて物事を判断してしまうことが多々あります。 なので、この本を読み進めていくうちに、自分の考え方の浅さに気付き、今までの自分の言動に対して恥ずかしさを感じさせられました。特に、今は、転職活動中で早く職を見つけたいばかりに、「なんとなく」でいろんな企業に応募してしまっていました。こんな状態なので、志望動機や自己PRも深く練られたものであるはずもなく、書類選考で落とされるのは「当たり前」だとものすごく反省をしています。 来月、参議院選挙があります。 今までは、メディアの情報を鵜呑みにして投票してきましたが、できるかぎりの情報を収集・分析をして、自分が納得した形で投票をしたいと思っています。 また、この本は、できれば中学生~高校生に読んでもらえると、とても面白く自分で物事を考える力をつけることができると思います。
Posted by
とてもよかった。ビジネス書なのに、途中で泣いた。物語にしたのは、寺子屋経営の筆者ならでは、な気がしてとても好感がもてました。いい本です。1作目の「世界一簡単な~」よりこっちのほうがお薦めです。あとは実践!のみ。
Posted by
B09024 これを読むと1作目が序章だったんだなと感じる。 タイトルのIndependent Mindとは、「幅広い視野、教養、経験に基づいて築き上げられた 自立した考えと価値観」のことを指している。 1章は個人の問題解決。 1冊目の問題解決の復習に近いだろう。 2章...
B09024 これを読むと1作目が序章だったんだなと感じる。 タイトルのIndependent Mindとは、「幅広い視野、教養、経験に基づいて築き上げられた 自立した考えと価値観」のことを指している。 1章は個人の問題解決。 1冊目の問題解決の復習に近いだろう。 2章以降がこれまで語られてなかったところで、いいところだ。 2章ではピラミッド・ストラクチャーなどを用いながら意思決定の礎となる 人間的な土台を作っていく。 「批判的思考」つまりはクリティカル・シンキングについても説明されている。 3章は、個人の問題解決ではなく集団の問題解決に挑む。 論理思考や問題解決の基本を学びたい人にはオススメの1冊。 そして、「考える」のではなく「考え抜く」こと、考え抜き「行動する」ことの 重要さが語られているのがとてもいい。 さらに、物語を通じて説明されているので読みやすいのもプラスの題材。 個人的には、自信が溜まるコップの話がなるほどなって印象的だった。 1度この作者にお会いして話してみたい。 会社訪問してみようかな。
Posted by
正直言って、いきなり挫折しそうなくらい、つまんなかった。やっぱり幼児向けのような話の組み立ては、なじめなかった。。。言ってることは良くわかるんだけど、パラパラ相当なスピードで読んでしまいました。
Posted by
赤い魚のピンキーが様々な出来事や人(魚)との出会いを通して成長するストーリーを追いながら、問題解決法を学べる絵本。ストーリー仕立てになっているのでキャラクターへの感情移入がしやすく、物語に出てくる具体的な問題を例にとりながら、問題解決の思考法が紹介されていました。そのため、現実の...
赤い魚のピンキーが様々な出来事や人(魚)との出会いを通して成長するストーリーを追いながら、問題解決法を学べる絵本。ストーリー仕立てになっているのでキャラクターへの感情移入がしやすく、物語に出てくる具体的な問題を例にとりながら、問題解決の思考法が紹介されていました。そのため、現実のどのような場面でどの思考法を使えば良いのか想像しやすく、ロジカルシンキングの入門書としては読み手を選ばない良書だと思います。
Posted by
2009.08.11 「調整が出なかったぁ? へたな言い訳かますな! アレはお前の今の実力そのものじゃ! 調子のムラも全部セットでお前ちゃうんかい? あれはワシか? オカンか? ちゃうやろ、お前やろ。調子ええとこだけどうぞー、なんて切り売りできへんわ」(クラゲコーチ) 「ワシ...
2009.08.11 「調整が出なかったぁ? へたな言い訳かますな! アレはお前の今の実力そのものじゃ! 調子のムラも全部セットでお前ちゃうんかい? あれはワシか? オカンか? ちゃうやろ、お前やろ。調子ええとこだけどうぞー、なんて切り売りできへんわ」(クラゲコーチ) 「ワシらは2回、試されとるんじゃ。まずはしっかり結果を出すかどうか、次に成功しようが失敗しようがその結果をどう活かしていくかじゃ」(クラゲコーチ) 以下、少し長いですが、「あとがき」より "If more politicians knew poetry, and more poets knew politics, I am convinced the world would be a little better place in which to live." (もし、より多くの政治家が詩を知り、より多くの詩人が政治を知れば、この世はもう少しばかりか住み心地のよいところになるであろう)ジョン・F・ケネディ <中略> 詩は必要である。我々をやわらかくしてくれる、勇気づけてくれる、つなげてくれる。(略) しかし、ほとんどの詩は蒸発して終わってしまうのも、これまた事実だ。 詩を詠って、現状を憂うだけでは世の中はそう簡単には変わらない。 この世に足りないのは「詩人」でも「政治家」でもない。厳しい現実の社会で生活していく中で、次第にみんながあきらめ、捨て去っていく詩人の心を可能な限りとどめながらも、圧倒的な想像力、考え抜く力、大局観、幅広い協商、自分なりの価値観・世界観、人徳、ある目的を達成するための政治力、そして覚悟と気概を持って、「詩」で描いた世界を「人々の行動が変わる域」までたたみ込むことができる人、社会の構造が変わるまで変えてしまえる人だと痛感した。
Posted by
社会に出たときにはお手本や教科書はないということを考えさせられる。中高生だけでなく大学生が読んでも感じるものがあると思う。
Posted by
自立した価値観「インディペンデント・マインド(IDPM)」の身につけ方を教えてくれる本。 中高生向けだからか、物語形式ですごく理解しやすい。 答えのつくりかた、ということで、論理的なものの考え方、議論の仕方などは勿論載っているが、個人的にはそれ以外から得るところが大きかった。 ...
自立した価値観「インディペンデント・マインド(IDPM)」の身につけ方を教えてくれる本。 中高生向けだからか、物語形式ですごく理解しやすい。 答えのつくりかた、ということで、論理的なものの考え方、議論の仕方などは勿論載っているが、個人的にはそれ以外から得るところが大きかった。 特に ・オツムとこころのバランス ・意識すべきは、自信をつけようとすることではなく、自信が自然に溜まるような環境や体験に自らを置くこと は、目からウロコ。 結局、実践するしないは自分次第。 すこし出遅れたが、今からでもしっかり考え抜く癖をつけていきたい。
Posted by