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八朔の雪 の商品レビュー

4.4

739件のお客様レビュー

  1. 5つ

    328

  2. 4つ

    278

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

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2022/03/06

ドラマや映画になっていたが、内容をよく知らないので読んでみた。 面白い!はじめは、読めるかな?と思っていたが、どんどんハマっていった。 主人公の澪(みお)の過去や境遇に胸が締め付けられる。でも、回りの人の暖かさが、じーんとする。ザ、人情劇といった感じの物語。 澪と幼馴染みの繋がり...

ドラマや映画になっていたが、内容をよく知らないので読んでみた。 面白い!はじめは、読めるかな?と思っていたが、どんどんハマっていった。 主人公の澪(みお)の過去や境遇に胸が締め付けられる。でも、回りの人の暖かさが、じーんとする。ザ、人情劇といった感じの物語。 澪と幼馴染みの繋がりも、そうだったのか!と驚いて、また、物語の世界に引き込まれた。シリーズなので、早く続きを読みたい。

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2022/03/03

NHKのドラマ「みをつくし料理帖」を見て、すぐさま原作を手にして一気に世界に引き込まれてしまいました。 澪の運命、ひたむきさ、健気さ、料理にむかう真剣さ、 登場人物みんなが優しく、それぞれにドラマがある。 小説なのに、料理の美味しそうなこと! シリーズ順番がいつもわからな...

NHKのドラマ「みをつくし料理帖」を見て、すぐさま原作を手にして一気に世界に引き込まれてしまいました。 澪の運命、ひたむきさ、健気さ、料理にむかう真剣さ、 登場人物みんなが優しく、それぞれにドラマがある。 小説なのに、料理の美味しそうなこと! シリーズ順番がいつもわからなくなるので、そのたびネットで検索しています。

Posted byブクログ

2022/03/01

時代小説デビューは八朔の雪。 花魁が登場したりと、時代を感じられる本だった! 特に、八月一日(八朔)の話が興味深かった。 料理における江戸と上方の違いが分かりやすく書かれていて、そのギャップに苦戦しつつなんとか双方を考慮して料理を手掛ける澪が印象的だった。 澪、小松原さん、種...

時代小説デビューは八朔の雪。 花魁が登場したりと、時代を感じられる本だった! 特に、八月一日(八朔)の話が興味深かった。 料理における江戸と上方の違いが分かりやすく書かれていて、そのギャップに苦戦しつつなんとか双方を考慮して料理を手掛ける澪が印象的だった。 澪、小松原さん、種市、ご寮さん、おりょうさん、源斉さん…暖かな人たち、暖かなお話し。ほっこりするけど、強く逞しさも込められている小説だった。

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2022/02/02

澪の料理を通して様々な物語が展開する。時代小説はあまり読んだことがなかったが、とても良かった。夢中になって読んだ。もっと料理に心を込めようと思えた一冊^_^

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2022/03/03

みをつくし料理帖 ① 狐のご祝儀 ぴりから鰹田麩 化け物稲荷をキレイにした縁でつる家で働く澪。 八朔の雪 ひんやり心太 旭日昇天と雲外蒼天。 初星 とろとろ茶碗蒸し 上方と江戸では出汁が違うー!! 余半の梅 ほっこり酒粕汁 つる家が火事に…でも澪は諦め...

みをつくし料理帖 ① 狐のご祝儀 ぴりから鰹田麩 化け物稲荷をキレイにした縁でつる家で働く澪。 八朔の雪 ひんやり心太 旭日昇天と雲外蒼天。 初星 とろとろ茶碗蒸し 上方と江戸では出汁が違うー!! 余半の梅 ほっこり酒粕汁 つる家が火事に…でも澪は諦めない!! 澪の料理に対する気持ちが詰まっており、 美味しそうだし、妨害をしてくる登龍楼に負けるなー!! って気持ちになりながら読めたー。 澪の生い立ちだけでなく、つる家の主人の旦那さん、 澪の前の女将の芳さん、おりょうさんや太一ちゃん。 それぞれが際立ってて良かったなぁー。 澪が芳さんに、「お母はん」って言った所は あやうく涙が出そうだったよー。

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2021/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おそらく漫画か何かでチラッと読んだことがあり、すごく面白かった記憶があり小説を読んでみました。 想像を超えた良作でした。時代小説はいくつかしか読んだことがありませんが、題材に興味を持っても文章や言葉が難しくて疲れてしまっていましたが、こちらはとても読みやすくしかし安っぽくはなく、良質なストーリーに引き込まれ一気に読んでしまいました。 個人的には主人公はもちろん、登場人物(敵方は外しますが)の誰もがとても人情深く優しく魅力的で読んでいて心地よいです。 本筋である料理の描写は丁寧で目に浮かぶ様ですし、主人公の成長や葛藤やそれをとりまくストーリー展開も面白くどんどん読み進めたくなります。 中盤に登場する花魁の正体にうすうす気づく様な伏線が張られており、予想はついていたものの終盤での回収場面の描かれ方も秀逸で主人公と花魁の心情を察するあまり泣きながら読んでいました。 あと9冊このシリーズを読むことが出来る、しかも完結済みであるということは、この一冊に出会えたことはかなり幸せなことであると気づきワクワクしています。 個人的にかなり上位に位置する作品です。ぜひぜひおすすめしたいです。

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2021/10/11

料理が好きでひたむきに取り組む澪は応援したくなるし、まわりの人に愛され助けられるのも納得。 でもちょっと不幸が重なりすぎてつらい、、

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2021/10/02

『みをつくし料理帖』は、髙田郁による日本の時代小説シリーズ、全10巻。ハルキ文庫(角川春樹事務所)より2009年5月に第1作『八朔の雪 みをつくし料理帖』が刊行され、2014年8月刊行の第10作『天の梯 みをつくし料理帖』にて完結した。 登場人物のその後を描いた特別巻『花だより ...

『みをつくし料理帖』は、髙田郁による日本の時代小説シリーズ、全10巻。ハルキ文庫(角川春樹事務所)より2009年5月に第1作『八朔の雪 みをつくし料理帖』が刊行され、2014年8月刊行の第10作『天の梯 みをつくし料理帖』にて完結した。 登場人物のその後を描いた特別巻『花だより みをつくし料理帖 特別巻』が2018年9月に刊行されている。 2012年および2014年にテレビ朝日にて北川景子主演でスペシャルドラマ化、2017年および2019年にNHKにて黒木華主演で連続ドラマ化。また、角川春樹の最後の監督作品として松本穂香主演で映画化され、2020年10月16日に公開された。(ウィキペディア) 小説よりもNHKドラマから先に入ったのもあり、文章と映像がシンクロする体験を味わった。 登場人物たちのひたむきさや思いやり、筋の通し方など人物造形が素晴らしい。傑作です。

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2021/09/15

一話目読んだ時、登場人物の配置が昔の少女漫画(キャンディキャンディとかガラスの仮面とか)を思わせて笑ってしまったが、それはそれとして面白い。それも奇をてらわずスタンダードな面白さなので、安心して読めたし、この先も安心して読める感じがある。目の付け所上手いし、こりゃ人気な訳だ。

Posted byブクログ

2021/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実はテレビドラマを見ているのですが、小説を読んで良かったです 上方と江戸の味付けの違い、それに挑戦していく澪の頑張りが何とも健気! そして周りの人達からの応援 料理人として成長していく彼女から目が離せない!

Posted byブクログ