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マイ・ブルー・ヘブン の商品レビュー

4.1

155件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2012/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このシリーズの語り部のサチさんと、勘一さんの馴れ初めに驚きと感動。 先代の店主草平さんは、素敵な紳士だったのですね。 我南人さんの原点も分かりました。

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2012/09/28

〈内容〉国家の未来に関わる重要な文書が入った“箱”を父親から託され、GHQを始め大きな敵に身を追われるはめになった、子爵の娘・咲智子。混血の貿易商・ジョー、華麗な歌姫・マリア、和装の元軍人・十郎、そして、がらっぱちだけれど優しい青年・勘一にかくまわれ、敵に連れ去られた両親の行方と...

〈内容〉国家の未来に関わる重要な文書が入った“箱”を父親から託され、GHQを始め大きな敵に身を追われるはめになった、子爵の娘・咲智子。混血の貿易商・ジョー、華麗な歌姫・マリア、和装の元軍人・十郎、そして、がらっぱちだけれど優しい青年・勘一にかくまわれ、敵に連れ去られた両親の行方と“箱”の謎を探る、興奮と感動の番外編。

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2012/09/08

東京バンドワゴンのスピンオフstory。 いつも語り手のサチさんの話し。 戦争終了直後の混乱の中、子爵家のサチさんと堀田一家と知り合い、関わりを深めていく。 サチさんにはそんな過去があったのね、とちょっと驚きの部分も。 東京バンドワゴンの出発点を知った思い。

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2012/08/30

図書館で借りる。語り手であるサチさんの物語。前作にも少し書かれていたけど、堀田家は相変わらず賑やかで温かい。あの家の食卓に座れば、誰でも家族になれそうと思える雰囲気がある。「お母さん」がいるのがいいのだと思う。

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2012/07/24

もう、掛け値なしに、とてつもなく楽しい♪♪♪ このまま映画やミュージカルにしてしまえるような 。。。というか、私の頭の中ではすでに映像化されていて、 もちろんエンドロールには、かずみちゃんとマリアのツインボーカルで ピアノはサチさん、サックスはジョー、ドラムスは十郎、ベースは勘...

もう、掛け値なしに、とてつもなく楽しい♪♪♪ このまま映画やミュージカルにしてしまえるような 。。。というか、私の頭の中ではすでに映像化されていて、 もちろんエンドロールには、かずみちゃんとマリアのツインボーカルで ピアノはサチさん、サックスはジョー、ドラムスは十郎、ベースは勘一という 東京バンドワゴンの面々が演奏する「My Blue Heaven」が 高らかに流れるのです! 本編ではもう亡くなって、おっとりと品のある幽霊として皆を見守っている サチさんのやんごとなき生まれに、ああ、なるほどと納得し 東京バンドワゴンの二代目店主の草平さんの博識なダンディーぶりに心奪われ Boy meets girlを絵に描いたような、悪漢からサキさんを鮮やかに救う 勘一さんの漢気に拍手喝采し (それにつけても、勘一さんのモヒカン頭を映像でぜひ観たいものです) ルパンを支える次元、五右衛門、峰不二子のような ジョー、十郎、マリアの活躍に胸躍らせる 楽しい楽しい、小路さんのサービス精神が満ち満ちた作品です!

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2012/07/22

【読了】東京バンドワゴンシリーズの番外編(?)終戦直後、勘一とサチの出会いの話。皇家・GHQ・華族、日本の将来の鍵となるものを持つサチとそれを守る人々・狙う人々。きな臭くしようと思えば出来る題材ですが、そこは東京バンドワゴン、人々の暖かな巡りで解決に導いていく。出来すぎだろ~とも...

【読了】東京バンドワゴンシリーズの番外編(?)終戦直後、勘一とサチの出会いの話。皇家・GHQ・華族、日本の将来の鍵となるものを持つサチとそれを守る人々・狙う人々。きな臭くしようと思えば出来る題材ですが、そこは東京バンドワゴン、人々の暖かな巡りで解決に導いていく。出来すぎだろ~とも突っ込みたくはなりますが、この出来すぎ感もこのシリーズの味であり、特徴です。

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2012/07/03

堀田サチを取り巻く過去編。戦後の処理問題と絡めて勘一の魅力全開。今はお祖父さんだけど、青春だね。それにしても、堀田家はすごい人達だったんだ!

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2012/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まで詳しく紹介されていなかった過去の人?の記述があり納得。 東京バンドワゴンが何故偉大な古本屋なのかも紹介されてました。 いままでの流れとは別でこれはこれで良かったです。

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2012/06/17

《東京バンドワゴン》シリーズ4作目。幽霊になって堀田家の出来事を語っているお祖母ちゃんのサチが、勘一と結婚するまでの顛末を描いた番外編。今回は世代を遡り、終戦直後の政治的なサスペンスとして描かれているが、堀田家の堀田家たる所以がよく分かるお話。話があちこち飛ばないので、これまでの...

《東京バンドワゴン》シリーズ4作目。幽霊になって堀田家の出来事を語っているお祖母ちゃんのサチが、勘一と結婚するまでの顛末を描いた番外編。今回は世代を遡り、終戦直後の政治的なサスペンスとして描かれているが、堀田家の堀田家たる所以がよく分かるお話。話があちこち飛ばないので、これまでのシリーズの中では一番読みやすかったかも。男女共に、こんな立派な人達ばかりなら、世の中はもっと良くなるだろうなと。

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2012/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズの番外編、という位置づけなのかな。 時代背景がいきなり戦後で、地の文(サチおばあちゃんの語り口調)も違う。 最初のページを読んで思わず順番間違えてないか確認してしまいました(笑)。 他の本が季節ごとの短編集なのに対し、このお話は1冊で1篇の長編でした。 東京バンドワゴンという古本屋のルーツ、堀田家のルーツ、サチさんの出自など いろんなことが明らかに。 英語とか医専とかベースとか、勘一さんの多才ぶりには吃驚します。 ギャップ萌えの人にはたまらんかも(爆)。 シリーズ本編が『寺内貫太郎一家』だとしたら このお話は『ルパン三世 カリオストロの城』みたいな味わいかな? …ちょっと違う(泣)。 このシリーズは順番通りに読まないと流れを掴むのがきついなと思ってたんだけど これだけは先に読んじゃっても差し支えないかも。 いちばん最初にこの本を読んでからシリーズを順番に読む、というのもありかな。

Posted byブクログ