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マイ・ブルー・ヘブン の商品レビュー

4.1

155件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

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2013/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。シリーズ4作目。 サチと勘一の出会いを描いた番外編。 終戦直後という混乱から新しい時代へと移り始めた時代において、東亰バンドワゴンでも様々な出来事が。 本編でも時折顔を覗かせていたあの人やあの人等、そして勿論サチと勘一の過去がこの番外編で紐解かれています。 今の堀田家の家族の形や、根底にある温かな思いを感じさせてくれる一作。

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2013/05/15

「東京バンドワゴン」シリーズ…の番外編? いつも空の上から語り手を担っているサチさんと、大旦那勘一さんの若かりし頃のお話。 壮大ななり染め?(笑) 正直、シリーズの中で一番好きと言ってもいいくらいです。 肝心の「箱」の中身もその処し方もよくわからないままですが、それはそれで構わ...

「東京バンドワゴン」シリーズ…の番外編? いつも空の上から語り手を担っているサチさんと、大旦那勘一さんの若かりし頃のお話。 壮大ななり染め?(笑) 正直、シリーズの中で一番好きと言ってもいいくらいです。 肝心の「箱」の中身もその処し方もよくわからないままですが、それはそれで構わないのかな、と。 シリーズ中ちょこっとだけ、垣間見えるくらいに仄めかされた在りし日の堀田家の情景が、そこに住んだ人々それぞれの鮮やかな人格とともに浮かび上がります。 東京バンドワゴンシリーズ、そして堀田家のファンの方々ならきっと好きになる! 幸せな物語でした。 いつも短編で急転直下、さくっとわかりやすくほんのり暖かい作品ですが、その感触をそのままに長編を描き切る、その世界観に感動。 寄せ集めの、不思議な家族だけど、だからこそ暖かい。 人は人と出会って家族になっていく。 その幸せさを、しみじみと感じる作品でした。

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2013/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦争の話は悲しい話が多いから避けて来たけど、この話は戦後の混乱の中でも幸せを見出して自分たちらしく生きて行こうとしていて読んでてほっこりしました。サチおばあちゃんが若い頃生きていた頃どんな風だったのか知ることができて、次の弾を読むのがまた楽しみになりました。勘一とサチの結ばれていくまでを知ってしまったので、おばあちゃんがもう亡くなってるのはちょっと悲しいです。でも、そういう悲しさを浮き彫りにしない暖かさがこのシリーズはあります。そういう構成がすごいです。ハッピーエンドで良かったです。 地元での就職か東京か悩んでいました。My Blue Heavenを聴いて、私の青い空はどこかなって考えると答えがみつかりそうです。

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2013/04/28

バンドワゴンがサスペンスになっていて笑った。話は無茶苦茶だが戦後の混乱期に生き抜いたバンドワゴン達と勘一・幸の馴れ初めとかドタバタを画に描いたようた書き物だった。ただ2日に分けて読んだんだけど、一気に読み切れば良かったかなって。それが無念かな。面白かったよ。

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2013/04/26
  • ネタバレ

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東京バンドワゴンの番外編ともいえる作品かな? 勘一とサチの出会いの話。 はじめから「あれ?もしかして?」と思いながら、最終的にはあーあの話だったのかと。 にやにやしながら読んでしまったw

Posted byブクログ

2013/04/22
  • ネタバレ

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「東京バンドワゴン」のちょっと昔のお話。 勘一さんとサチさんの、出会いと冒険と素敵な始まりの話。 街の人々の様子や、その時代の空気が現れるような気がする。 若いころの勘一さんがかっこよくて、 なんでもできちゃうスゴすぎる皆様の作戦にわくわくして、一気に読んだ。

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2013/01/13

東京バンドワゴンシリーズ。 本編では死んでしまって語り訳としてしか登場しない サチさんが勘一さんと出会う頃のおはなし。 時は終戦直後、華族の令嬢であった咲智子は国家の存続に かかわるという重要文書を届けるために密かに静岡の親戚の家 へと向かう。 しかし途中で追ってきたGHQに...

東京バンドワゴンシリーズ。 本編では死んでしまって語り訳としてしか登場しない サチさんが勘一さんと出会う頃のおはなし。 時は終戦直後、華族の令嬢であった咲智子は国家の存続に かかわるという重要文書を届けるために密かに静岡の親戚の家 へと向かう。 しかし途中で追ってきたGHQに捕まりそうになり、それを助けて くれたのが堀田勘一。 GHQの目をそらすために堀田勘一の嫁となって東京バンドワゴン に住むことになった咲智子。 サチと名前を変えて(変えてるのか?これで 笑 ) 裏社会に通じる面々に警護されながら暮らしていく。 えっ!それは都合が良すぎ?とか、ちょっとその立ち位置 いくらなんでもウソやろ? とか、とか、まぁ、つっこみ だしたらいろいろと思わないでもないのだけれど、いつも どおりの登場人物たちのつながりが暖かくて 天下国家を語ろうが近所のトラブルを語ろうが堀田家の人たちは 全力で愛する人を守り暮らしていくんだなぁと思えるのが 嬉しくて楽しくて今回もそんな堀田家の人たちの無敵ぶりが 小気味よかったです。

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2012/10/26

図書館にて。 バンドワゴンシリーズのスピンオフ作品。 勘一とサチの出会いから結婚までの物語だが、もう出だしの偶然の出会いなど、どうにもその無敵ぶりが今回もSFじみている…(笑) どっからでもジョーカーが出てくる感じで、今回も楽しめた。 はっきりした悪役がいるわけではないけれど、絶...

図書館にて。 バンドワゴンシリーズのスピンオフ作品。 勘一とサチの出会いから結婚までの物語だが、もう出だしの偶然の出会いなど、どうにもその無敵ぶりが今回もSFじみている…(笑) どっからでもジョーカーが出てくる感じで、今回も楽しめた。 はっきりした悪役がいるわけではないけれど、絶対ハッピーエンドになるだろうという安心感は水戸黄門並み。 (褒め言葉です) 既刊はあと何冊?早く次が読みたい。

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2012/10/09

シリーズ番外編。本編で登場してきたいわくありげな登場人物たちの昔日が描かれている。いつものテイストとは違い、時代背景的な殺伐とした場面もあるが、いざという時のこのような強さがあるからこそ、堀田家の人たちは他人に優しくなれるのだろう。優しさの裏づけとしての強さを描くためにこの一冊は...

シリーズ番外編。本編で登場してきたいわくありげな登場人物たちの昔日が描かれている。いつものテイストとは違い、時代背景的な殺伐とした場面もあるが、いざという時のこのような強さがあるからこそ、堀田家の人たちは他人に優しくなれるのだろう。優しさの裏づけとしての強さを描くためにこの一冊は必要だったのだと思う。 エピソードには多少の後出し感もあるが、堀田家の歴史を知るためには読まなければならない物語。

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2012/10/07

東京バンドワゴンシリーズの番外編? ますます破天荒。どんだけ話が広がるのか??? しかし、底流するのは、家族愛だったり、絆だったり。。。

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