マイ・ブルー・ヘブン の商品レビュー

小路幸也【著】

2011/12/04

番外編、とも呼ぶべき、サチの物語。
なんか、すごくほっこり、温かい気分になれます。
書いてある内容は終戦当時のきな臭い世の中、みんなで助け合って、とこのシリーズのずっと変わらないテーマそのもの。
ちょっとご都合主義なところもあるけど、そんなの関係なく、いい小説です
今年、最後にこのシリーズに出会えてよかった。

2011/11/08

【感想ＭＥＭＯ】

勘一お祖父ちゃんの若かりし頃、サチさんとの出会いとその後の事件などなど、なかなか読み応えのある１冊でした。
それにしても、勘一お祖父ちゃん格好良い！ 漢だね～。

【気に入ったひとこと】

「何かを得た人間は、その得たものをどう使うかで値打ちが決まるとねぇ」(p.97より)

十郎さんが、勘一さんの父・草平さんに諭されたことば。
得たものが大きければ大きいほど、難しいのかもしれないって思う。

2011/10/26

東京バンドワゴン_シリーズのプロローグですね…。

サチおばあちゃんが、お嫁に来たときのお話…。

シリーズのテイストもそのままに、
キュートなお話に仕上がっていたと思います…。

2011/10/12

シリーズ第四弾にして番外編。
語り手サチさんの若かりし頃の物語。
爽快痛快。

【図書館・初読・10/12読了】

2011/09/04

まさかの過去話！
おじいちゃんがとても江戸ッ子で気っぷが良くてかっこいい！
英語を話すときの丁寧口調もギャップがあってときめいちゃうだろうなぁ。

前作に出てきたジョー、かずみさん達の関係性が分かって、
昔から東京バンドワゴンはいろいろな問題が持ち込まれつつも、
深い人情で解決してきたのかな。って思えました。
人脈凄すぎで、ちょっとあっけにとられちゃうけど。

それにしても元はお金持ちだったのか……
しかもサチさんは旧華族か……

2011/08/21

「東京バンドワゴン」シリーズの第４弾。一作目、二作目で語り部となっていたおばあちゃん・サチの意外な出自が明らかになります。戦後の混乱の時代を、人と人とが支え合い、国を越えて助け合う。フィクションとはいえ、いい話だなあと思います。図書館に三作目「スタンド・バイ・ミー」がなかったのでこちらを先に読みました。このシリーズは是非読みつぶしたいです。

2011/07/03

最新刊を手にするまでの間で再読中。

作中の時代の雰囲気もなんだけど、この巻が今のところマイベスト。勘一じっちゃんがかっこよすぎます。文庫化してるのでこの巻だけ買ってしまいたい位。

2012/03/11

東京バンドワゴン番外編。

幽霊で語り部のサチおばあさんの若かりし頃。
勘一との出会い～結婚までの間のエピソード。

なんといっても勘一がかっこよい。

またこんな番外編も読んでみたい。

2011/06/06

第3作まではナレーター役(?)だった、堀田サチおばあちゃんの若かりし（終戦）頃をメインにしたお話。勘一じいちゃんに惚れた。出てくる人それぞれが、現代の堀田家ではどういう風に語られてたっけ…ってもう一度シリーズを読み返したくなった。やっぱり文庫版でシリーズ揃えたいな。

2011/05/18

これまでの流れが何となくつながってきたのかなぁ
という気はするけれど
何もかもがうまく収まりすぎて
これまでのシリーズとはちょっと違って私的にはイマイチでした。