きのうの神さま の商品レビュー
面白い。タンタンと書かれているだけに中途半端で次を期待してしまうのだが、そこが余韻をいうか?消化不良な分自分でモット考えろと言うことだろうか? 地域医療、僻地医療、医者と患者の関わり方を考えてしまう。今後の医療問題への問題提起!!! 医療に関わって行くであろ...
面白い。タンタンと書かれているだけに中途半端で次を期待してしまうのだが、そこが余韻をいうか?消化不良な分自分でモット考えろと言うことだろうか? 地域医療、僻地医療、医者と患者の関わり方を考えてしまう。今後の医療問題への問題提起!!! 医療に関わって行くであろう輝に読ませたい。
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著者が原作・脚本・監督を手がけた映画 「ディア・ドクター」の外伝として読むと 楽しめるらしい 内容は僻地の地域医療を題材にこれに かかわる人たちの話が5つの短編に まとめられている 登場人物が語る心の声っていうか その内面の表現が素晴らしく魅力的だった
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読んでいると、目の前にしっかりとした映像が浮かび上がってくるので、この作者は確かに映画監督なんだなあと思った。
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「ああ、なんて感覚。楽しい。生きていることって、こんなに楽しいことだったの。ありがとうあなた。あなたは命の恩人です。」(「ノミの愛情」より) 直木賞候補作ということがあって、目の前にあったので借りた。 地域とか、地域医療とか、医者とか、そういうことに纏わる短編集。 もっとドカン...
「ああ、なんて感覚。楽しい。生きていることって、こんなに楽しいことだったの。ありがとうあなた。あなたは命の恩人です。」(「ノミの愛情」より) 直木賞候補作ということがあって、目の前にあったので借りた。 地域とか、地域医療とか、医者とか、そういうことに纏わる短編集。 もっとドカンとした盛り上がりとか、そういうのが好みの私にとっては少し物足りないかな。 それにちょっぴりわかり難かった。 特に最初の「1983年のほたる」は、友達になりにくい憧れの存在の子との話かと思いきや、バスの運転手の人の話にいつの間にか主題が変わったのかしら?と思ってしまってなだらかな話なのについていけなくなってしまいました。 ざーんねんっ。 上記「ノミの愛情」と「満月の代弁者」が読後感スッキリしていて面白かった。 【11/12読了・初読・大学図書館】
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いい本だったなあ。ディア・ドクターの映画とはまた違っているけれど(内包はされている)、医療の話はばらばらと出てきてどの話も細やかな描写がお見事。冒頭の話は医療の話ではないのですが、ある一時期の少女の揺れる心を切り取った好短篇。人間の心の襞(ひだ)のようなところを細やかに描いてくれ...
いい本だったなあ。ディア・ドクターの映画とはまた違っているけれど(内包はされている)、医療の話はばらばらと出てきてどの話も細やかな描写がお見事。冒頭の話は医療の話ではないのですが、ある一時期の少女の揺れる心を切り取った好短篇。人間の心の襞(ひだ)のようなところを細やかに描いてくれていました。ディア・ドクターと言う作品で病院での兄と弟のやり取りに心鷲掴みにされました。ノミの愛情もエリート医師の夫を持つ妻の気持ちの揺れ動きがとてもとてもわかる一作。
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「きのうの神さま」=今日の人,ってわけで,表紙の樹の写真が逆さなのだろうか?~「1983年のほたる」:村から唯一,町の塾に通う小学生の女子,一人きりの車内でバスの運転手に話しかけられ,そのバスが村の障害者を撥ねてしまう。「ありの行列」:人口500人の離島の診療所に来た代診医師。「...
「きのうの神さま」=今日の人,ってわけで,表紙の樹の写真が逆さなのだろうか?~「1983年のほたる」:村から唯一,町の塾に通う小学生の女子,一人きりの車内でバスの運転手に話しかけられ,そのバスが村の障害者を撥ねてしまう。「ありの行列」:人口500人の離島の診療所に来た代診医師。「のみの愛情」:職場で完璧な医師はナースを自宅に呼んで妻の手料理を食べさせてやるが,その妻は元救急看護師で夫が螺旋階段から落ちた所を救う。「ディア・ドクター」:兄弟の誇りだった医者の父は病気や怪我になっても決して救急車に乗るのではないと云っていたが,ゴルフ後に倒れ救急車でICUに入れられ,兄弟が胡麻の様に退化した足小指の爪を剥がそうとすると昏睡中であるにも拘わらず抵抗した。「満月の代弁者」:過疎の漁村の診療所から横浜の市立病院に異動する医師は引継が終わっても心が晴れない中,かつて勤めていた過疎の山村診療所からのラブコールに勇み立つ~5ヶ月で7刷ってのが解せない。映像作家であるらしい(前に何か読んだか?)。広島県出身で,僻地の医療問題を扱っていると,彼女自身も僻地出身なのかと思わされる
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すごく面白かったー! 初めて読む作家だったのであまり期待していなかったのでうれしい予想外でした。 すごく切れ味のいい文章で、スパッスパっと小気味よく描いていくから読んでいて痛快。 一つ一つの風景や心情がくっきりと浮き立って見える、こういう文章って着眼点の確かさもあるだろう...
すごく面白かったー! 初めて読む作家だったのであまり期待していなかったのでうれしい予想外でした。 すごく切れ味のいい文章で、スパッスパっと小気味よく描いていくから読んでいて痛快。 一つ一つの風景や心情がくっきりと浮き立って見える、こういう文章って着眼点の確かさもあるだろうけど、天性のものなんだろうねえ。 また、変に文学にすれていなくて既存の誰かの文章を連想させたりしないのが好ましい。 それでもちょっとした伝わりにくさとかはご愛敬。 他の作品もぜひ読みたい。
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医者である父親を持つ兄弟の話や、 主婦の正義に嫉妬する女性の話。 人間の心理描写がうますぎる。
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この作品は芥川賞の最終選考まで残りました。 「週刊ブックレビュー」で紹介されるということで、図書館で借りて読みました。 マイミクさんも読まれていてレビューにも惹かれました。 日本の僻地の地域医療の問題を考える短編集ということで、舞台は海辺の村、離島、山あいの村です。 ...
この作品は芥川賞の最終選考まで残りました。 「週刊ブックレビュー」で紹介されるということで、図書館で借りて読みました。 マイミクさんも読まれていてレビューにも惹かれました。 日本の僻地の地域医療の問題を考える短編集ということで、舞台は海辺の村、離島、山あいの村です。 作者は過疎の村や離島を訪ねてインタビューを行っています。 2時間に1本しかないバス、最終バスは夜の10時、都会の人には実感できない過疎地域の状況が良く描かれています。 死と隣り合わせの作品ばかりですが、読後感が清々しいのは作品の力だろうと思われます。 セリフに音楽性があり、言葉のリズムが体に入っているという話が「週刊ブックレビュー」であっていました。 この作品は映画の脚本のもとなのだそうです。 作者は映画監督です。 映画を見てみたいと思いました。
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西川美和さんが好きなのでよみました。 僻地の問題に興味のある人におすすめかも。 ディアドクター、まだ映画みれてないんですが、早くみたいなあ。両方手に取らないと話が完結した気がしないので★3つ
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