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きのうの神さま の商品レビュー

3.4

106件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    3

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2011/09/29

話は違うのに、雰囲気、閉塞感が映画「ディア•ドクター」そのもの。 あんな映画を作れて、小説も書けてしまうって本当に凄い。 2011.09.29

Posted byブクログ

2011/07/29

高齢だったり、その介護だったり、あるいは取り残されたような田舎に住んでいたり、第一線から退いていたり、といった「取り残された人々」のエピソードが苦味を感じさせる作品集でした。ドラマ性の全く無い日常を作品にするのってすごいなあと思いました。なかなか読ませます。映画は観ていないので機...

高齢だったり、その介護だったり、あるいは取り残されたような田舎に住んでいたり、第一線から退いていたり、といった「取り残された人々」のエピソードが苦味を感じさせる作品集でした。ドラマ性の全く無い日常を作品にするのってすごいなあと思いました。なかなか読ませます。映画は観ていないので機会を得て観たいと思いました。

Posted byブクログ

2011/04/16

僻地医療が題材。僻地医療といえば、ついヒーローみたいな医者を想像してしまうけど、もっと人間臭くてリアル。映画を作る過程で生まれた短編集ということだが、極めて優秀な表現者というのは媒体を飛び越えても優秀なんだなあ、と才能に感嘆する。

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2012/04/11

2011/02/19 映画も良かったけど、こっちもいい。 言葉の使い方も独特で、私は好きだなぁ。 西川美和天才。

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2011/02/19

わたしが、りつ子だったら。中学生だったら。 一之瀬時男を好きになりそうだ... わたしはりつ子ではなく、中学生でもないんだけど、一之瀬時男に惹かれた。 (1983年のほたる)

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2011/02/13

映画「ディア・ドクター」の原案小説。 5編からなるオムニバス作品で全てテーマは地域医療。 映画「ゆれる」でも思ったけど、彼女の描く日本の姿は生々しく、現実的で冷静である。 でも人が生きているさまがとてもよく表現されていて、人間ってこうだよな、と思ってしまう。 日常の隙間に潜む凶気...

映画「ディア・ドクター」の原案小説。 5編からなるオムニバス作品で全てテーマは地域医療。 映画「ゆれる」でも思ったけど、彼女の描く日本の姿は生々しく、現実的で冷静である。 でも人が生きているさまがとてもよく表現されていて、人間ってこうだよな、と思ってしまう。 日常の隙間に潜む凶気。それはとても当たり前に、存在しているということを教えてくれる。

Posted byブクログ

2011/02/11

2011-16 短編集だが本のタイトルの「きのうの神さま」というタイトルの短編はない。きのうの神さまとは何のことか。医者の事を神さまに模しているのか。きのうとは?過疎地のこと?なぜ過疎地がきのうなのか。老人が多いから。きのうとは老人のことなんだろうか。老人の神さま=医者。なんとな...

2011-16 短編集だが本のタイトルの「きのうの神さま」というタイトルの短編はない。きのうの神さまとは何のことか。医者の事を神さまに模しているのか。きのうとは?過疎地のこと?なぜ過疎地がきのうなのか。老人が多いから。きのうとは老人のことなんだろうか。老人の神さま=医者。なんとなく納得。

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2011/01/28

5短編のうち、4つがお医者さんの話。取材に基づいてリアルに描かれてた印象を受けた。いろいろな役割の図書館があるように、医者も場所によっていろいろなあり方があるのかなと思った。

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2011/01/07

それほど良かった~って気がしないのは期待しすぎたか(苦笑) 独特の雰囲気は嫌いじゃないけど ん?結局なんだったんだっていうような気にさせられる話もあって。 でも文章から流れてくる情景は好きだねぇ。 離島だったり、自分と家族だけの狭い世界だったり、その中での医療ってこんなものなの...

それほど良かった~って気がしないのは期待しすぎたか(苦笑) 独特の雰囲気は嫌いじゃないけど ん?結局なんだったんだっていうような気にさせられる話もあって。 でも文章から流れてくる情景は好きだねぇ。 離島だったり、自分と家族だけの狭い世界だったり、その中での医療ってこんなものなのかもしれない。 医者だって看護師だって患者だって一人の人間なんだよなぁとつくづく思う

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2019/01/16

中学受験塾の帰りのバスで運転手から話しかけられる 「1983年のほたる」 島の医師が留守にする3日間代診に訪れる 「ありの行列」 外面のいい名小児心臓外科医の夫を支える 「ノミの愛情」 医者の父が倒れ、しばらく会っていない兄を呼び戻す 「ディア・ドクター」 ベテランの新米医師に港...

中学受験塾の帰りのバスで運転手から話しかけられる 「1983年のほたる」 島の医師が留守にする3日間代診に訪れる 「ありの行列」 外面のいい名小児心臓外科医の夫を支える 「ノミの愛情」 医者の父が倒れ、しばらく会っていない兄を呼び戻す 「ディア・ドクター」 ベテランの新米医師に港町の医院の引継ぎをする 「満月の代弁者」 装丁:福地掌 西村美博 写真:小林亜佑 過疎地と医者の短編集です。 「ありの行列」は読んだことある気がする。astaかなぁ。 「ノミの愛情」の奥さんの複雑な心境がよかったです。 夫が正しすぎて裏の顔を受け止めてあげなければと思うけれど 自分が割りを食っているのが嫌。 「ディア・ドクター」は映画とはまた違う話のようで。 映画も見たいなー

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