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きのうの神さま の商品レビュー

3.4

106件のお客様レビュー

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2012/08/29

僻地医療がテーマっていっても重くなく、さわやかな印象。 特にこれといった内容でもないがなんとなく惹かれる文章だった。 淡々と読める感じ♪ でも読んでいてココロが気持ちい感じ。 久しぶりにミステリー以外でいいなと思った。

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2012/07/29

『ゆれる』『ディア・ドクター』の西川美和の書く小説。 医療の仕事に関わる人々、僻地に暮らす人々を描いた短編集。 全体的に重い雰囲気。 『ディア・ドクター』はちょっと救われた感じがして良かった。 どこに暮らす人も、どんな職業の人も、みんな色んなこと抱えちゃってるんだよなぁ...

『ゆれる』『ディア・ドクター』の西川美和の書く小説。 医療の仕事に関わる人々、僻地に暮らす人々を描いた短編集。 全体的に重い雰囲気。 『ディア・ドクター』はちょっと救われた感じがして良かった。 どこに暮らす人も、どんな職業の人も、みんな色んなこと抱えちゃってるんだよなぁ・・・と感じました。

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2012/05/26

西川さんは初めて読んで、不思議な行間・空気感だなという感想。 僻地医療に関しては、本当は現実はもっといろいろあるんだと思う。 地域での人間関係とか、介護の現実とか。 話ひとつひとつは重すぎないものの、読んだ後、いろんなものが心に残った。

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2012/05/02

今、何か言った気がする。 ひざの上に開いた社会のテキストに目を落としたまま、じっと耳を澄ましてみる。けれど聞こえてくるのは、お腹をなでられるような感触の、バスのエンジンの深いうなりと、三センチほど開けた窓から、ひゅるひゅるととぎれとぎれに入ってくる風の音だけだ。

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2012/03/29

映画監督でもある西川美和の小説短編集。 じわじわと毒のようにしみ出てくる田舎の閉塞感が淡々と冷静な眼差しで描かれる。 するりと頭に入ってきて読みやすいのだが、西川美和監督の映像作品に比べると全体的にはわりと凡庸な印象。 ただ、作中で一番最初に入っている『1983年のほたる』とい...

映画監督でもある西川美和の小説短編集。 じわじわと毒のようにしみ出てくる田舎の閉塞感が淡々と冷静な眼差しで描かれる。 するりと頭に入ってきて読みやすいのだが、西川美和監督の映像作品に比べると全体的にはわりと凡庸な印象。 ただ、作中で一番最初に入っている『1983年のほたる』という話だけは抜きんでて良かった。小説ならではの不思議で箱庭のような世界観が味わえる。

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2012/03/27

よかった。  西川美和の ゆれる 映画が好き とりあえず ゆれるの前に違う原作を読みたかった。で、読んでみたら、とてもよかった。  

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2012/03/15

あったかいけど息苦しい田舎の空気がなんともいえずよかったです。 サラッと読めるけど、軽くない。不思議な感じです。

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2012/03/08

競争世界が生みだした大都会の歪みに迷って 寒村に魅せられた医者とそこに根付いた住民達が生み出すドラマの 短編集と言うことなのだろう 作者の狙いが読者へのエンターテイメントなのか 単に詩的感情なのかゆれているのだろうか 文のきれいさにも取り繕いを感じてしまう 創作は世...

競争世界が生みだした大都会の歪みに迷って 寒村に魅せられた医者とそこに根付いた住民達が生み出すドラマの 短編集と言うことなのだろう 作者の狙いが読者へのエンターテイメントなのか 単に詩的感情なのかゆれているのだろうか 文のきれいさにも取り繕いを感じてしまう 創作は世間と言う温室に支配されずに そこで培った自分の世界を自由自在に生き抜く遠慮のなさが魅力だし 結果として他人を傷付けることも少ないように思う ドキュメントには観察者の淡々とした鋭い目と その客観性によって汲み取られた軌跡を表現する個性的な魅力があるし 読者が自分の価値観と組み合わせて遊べる情報もある しかし創作とドキュメントのハザマにあるどっち付かずの表現には 都会的なスレンダーさと共に媚びを感じることが多い どこか箱入りのモヤシみたいな甘えがあって 文とは無関係に気遣わせる心もとなさがある 文芸と言う小さな機微に治まっているものは 創造が広げるロマンの代わりに 同病相哀れむことで過去の世界を掘り起こして 自らの慰めを楽しむためのものらしい

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2012/01/29

映画「ディアドクター」の登場人物の過去を描いた短編集。 主に医療現場とその家族を表現した話。 西川美和の文章はすごく切なくて温かいと思います。 短編集の中でも「ノミの愛情」「ディアドクター」は傑作だと思います。 でも、私みたいな人はこの本は読まないほうがいい。 ...

映画「ディアドクター」の登場人物の過去を描いた短編集。 主に医療現場とその家族を表現した話。 西川美和の文章はすごく切なくて温かいと思います。 短編集の中でも「ノミの愛情」「ディアドクター」は傑作だと思います。 でも、私みたいな人はこの本は読まないほうがいい。 悲しくなるから。 ★「涙の理由が、正確に理解されることは少ない」

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2012/01/12

何気なく手に取って読んだ本だけど、よかったなー。 医療のまわりって人間の本質が現れるような気がする。

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