1,800円以上の注文で送料無料

帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 の商品レビュー

3.8

96件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/01/29

ずっと手元に置いておくであろう一冊 なんてことない、文庫本なのだけど 彼女のように生々しくは生きられない わかっているからこそ 憧れであり 戒めであり ずっと生暖かく、そこにいてくれる、一冊

Posted byブクログ

2012/01/23

心地良い。 淡々としているなかに、 感情の炎が燃えて、 静かに揺れている M子の話が好きだ

Posted byブクログ

2011/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

料理家の高山なおみさんのエッセイ集。 タイトルがなんとも不思議、ジャケットにも惹かれた一冊。 文章もなんだか不思議。 切なくて痛いのに、文章がすとんと入ってくる気がした。 なんとも不思議な一冊でした。

Posted byブクログ

2012/02/18

ごつごつした木の幹の皮みたいな、乾いた暖かさ。 色々さらけ出す生の感じがすごくすきでした。 他の本も必ず読もう。 ”あっこちゃん本棚で見つけた表紙が素敵な本”に 大すきなフィッシュマンズがたくさんでてきて驚きましたが そもそも『帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ』 ...

ごつごつした木の幹の皮みたいな、乾いた暖かさ。 色々さらけ出す生の感じがすごくすきでした。 他の本も必ず読もう。 ”あっこちゃん本棚で見つけた表紙が素敵な本”に 大すきなフィッシュマンズがたくさんでてきて驚きましたが そもそも『帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ』 のあれだし、なんかぴんときたんでしょう。

Posted byブクログ

2011/09/27

書くこと以外で生計を立てている人の文章だな、と思った。 そしてそこに見栄を張らないのはこの人の性質と生き方と努力かも。 だから素直に好きになった。 うらやましいほどの言葉の泉の持ち主。

Posted byブクログ

2011/09/11

■自分に正直になりたいときに読む本/ 感性が鈍ったときに読む本 高山なおみさんは、料理の人ですが、文章がこんなにスゴイとは思いませんでした。 文章がすごくリアルで生々しいのです。「ほんとうの言葉」という感じがする。 それはきっと彼女がまったくかっこつけず、その鋭い感性で感じたま...

■自分に正直になりたいときに読む本/ 感性が鈍ったときに読む本 高山なおみさんは、料理の人ですが、文章がこんなにスゴイとは思いませんでした。 文章がすごくリアルで生々しいのです。「ほんとうの言葉」という感じがする。 それはきっと彼女がまったくかっこつけず、その鋭い感性で感じたままを言葉にしているからだと思うのです。 私は、彼女の文章のとりこになってしまいました。 ・「だからH子は、自分で自分自身の過ごし方を発明しなければならなかった。たとえばそれは、ロウソクの芯のようなものだと思う。体の奥の方にしまわれているので、普段は気にもとめない。でも、そこにマッチの火を近づけると、赤々とした火が灯る場所。」

Posted byブクログ

2011/08/16

はっとする表現と内容。続いていく日常のむごさやあたたかさを淡々とした文章で綴る、映画のような本。私は好きです。高山なおみさんの他の本も読みたくなりました。

Posted byブクログ

2011/08/10

料理の話しがきっと盛りだくさん!だと思って読んだんだけど 日記みたいな。 今度は高山さんの料理本を購入して 料理を作ろう! この本に載ってる簡単なご飯に飲み物も作ってみよう。

Posted byブクログ

2011/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

卒制研究の一環として。料理を作る人の気持ちを知りたかったので。 高山さんはホノカアボーイの料理をみてから、ずっと気になっていて、卒制関係なく読んでみたいなあと思っていた本でしたのでちょうどよかった◎ 読んだ感想は、私は高山さんの感性にとても共感するなあ、ということです。人をみる視点なんかとくに。

Posted byブクログ

2011/05/08

料理家高山なおみが、料理店のコックからフリーになったあたりのふつふつと、ふらふらと、ゆるゆるとしたエッセイ。やわらかな文章でこころのやわらかなところで受け止めたことが淡々と書かれていて、このましい。彼女のレシピとおなじように、すこし土の匂いがして、かざらない。ざらりとしたてざわり...

料理家高山なおみが、料理店のコックからフリーになったあたりのふつふつと、ふらふらと、ゆるゆるとしたエッセイ。やわらかな文章でこころのやわらかなところで受け止めたことが淡々と書かれていて、このましい。彼女のレシピとおなじように、すこし土の匂いがして、かざらない。ざらりとしたてざわりの日常がここちよい本。すこしのよい思い出とそれから後悔にいろどられたふつうの、かけがえのない日常。そういえばわたしは彼女のレシピをくりかえしつくっているけど、おなじ味がするとおもうの(文とごはんが)。映画『ホノカアボーイ』見ないと、って本棚のこの本の背表紙見ておもいだすのでそのうち見ます。 ハナレグミの『帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。』はこの本のあと。永積さんとおふたりお友達だそうで。うん、なんとなく空気、似ている。

Posted byブクログ